トラックバックは、ブログの主要な機能ではあるものの、これまで何度も何度も何度も「死」を宣告されている。つい先日、Hack WordPress(ハック・ワードプレス)のブロガー、カイル・エスリックが読者に向けて、“ワードプレスはトラックバックを必要としているのか?”という質問を投げかけていた。エスリック自身はとてもストレートな答えを出していた: “私は、ブログは既にトラックバックから脱却しており、ピングバックにより、トラックバックが存在する意味はなくなったと思う。”
ニッチのスパム汚染度を検証
自らサイトにスパマーを呼び込もうとする人は、まずいないはずだ。スパマーは、コンテンツを奪い、ナンセンスなコメントを残し、検索エンジンのサイトに対する信用を貶める。
残念ながら、すべてのブログが、期間、トピック、そして、読者層に関係なく、スパマー達の注目を多少なりとも集めてしまう。これはブログの開設、そして、RSSフィードの配信には、つき物である。
しかし、スパマーは、すべてのサイトを同一視しているわけではなく、サイトによって、スパマーから寄せられる注目のレベルは異なる。スパマーを集めてしまう要素の多くは予測することも、制御することもできないが、すべてを諦める必要はない。
トラックバック対ピングバック
ブログの記事を書くとき、私は関連するソースや資料へのリンクを張るようにしている。この際、リンクは慎重に選ぶようにしている。なぜなら、トピックに合致するリンクを選ぶ私のセンスが試されるからだ。
WordPress(ワードプレス)では、トラックバックのリンクを手動で入力するシステムになっているため、トラックバックは、意図的にその他のブログの気を引く手段と捉えることができる。また、記事の中で直接リンクを張っていなくても、別のブログに合図を送ることができる手段でもある。そして、他のブログを会話の中に導くためにトラックバックが利用されることもある。その上、トラックバックを、“ウェブの推薦状”と考える人もいる。しかし、目に見えるトラックバック・リンクが減少の一途をたどっていることもあり、この機能がいまだに人気があるのかどうか疑問に思えてくる。
トラックバックの価値を再検証
行動範囲を拡大し、RSSフィードを刈り取るため、自動ブログ・ソフトウェアを利用するスパマーの数が増加しており、皆さんの中にもトラックバック・スパムの数が急増していることに気づいている人がいるかもしれない。この現象により、トラックバックを無効にしたり、“ブラックリスト”のレベルを上げ、二度と同じトラックバックを受け付けないように対策を講じる人の数が増えるようになった。また、IntenseDebate(インテンスディベート)やDisqus(ディスカス)などの新しい遠隔ホスト・コメント・テクノロジーを見れば分かるように、トラックバックを表示しない方法を選択する手もある。
[ここだけの話だが、上記のサービスがトラックバックを今後一切利用しないと言うわけではない。ディスカスに関しては、トラックバックのスパム問題が *解決され *次第、トラックバックを採用する可能性が高い。]
しかし、私のブログが成功する過程において、トラックバックは非常に重要な役目を果たしてきたことを忘れてはいけない。
その経緯を次に紹介しよう。