年末年始が近づき、ブロガーの中にもイベントを心待ちにしている人達がいるはずだ。このような時期だからこそ、今回はブロゴスフィアの「自由」について考えてみたいと思う。私は比較的平和な国で暮らし、法律の範囲内ならば自分の言いたいことを言うことができる。私が生活するオランダでは、言論の自由に関する法律が厳格に定められており、そのため議論が過熱することもあるが、同時に本心を偽ることなく発言することができる。
私は言論の自由とブログを書くことが保障されている状況を当然の事だと考えていた。
ブロゴスフィアでここ最近物議を醸し出しているのが、有料でブログにコメントを残すサービスだ。リズ・シュトラウスはこの件に関して、「さぁ、君も、今なら19.99ドルでスパマーになれるよ」という記事を書き、一方Problogger(プロブロガー)のダーレン・ラウズは「いかれたコメントスパムサービス」だと切り捨てている。
またしても、ティム・オライリーとニューヨーク・タイムズのおかげで、「ブロガー行動規範」が再びそのの醜い姿を現した。これは新しいコンセプトではない。私はこの件に関して一週間ほど前にブログを書き、今日のように、自己規制な環境でこの規範が役に立つのか、より端的に言うと、優れたコメントポリシーがあればそれでいいのかということを考えていた。
ティム・オライリーはキャシー・シエラの殺害脅迫の件を踏まえて、ブロガー行動規範の策定を前面に押し出していた。どうやらこれはいいアイデアのようだ。ブロゴスフィアが礼節や礼儀を欠くことは誰しも気付いていることである。ひいては、問題の核心にあるのは、他人への敬意の欠如以外に何かあるのだろうか?