ツイッターは140文字制限を特徴とするマイクロブログサービスだが、このサービスを利用する1億4500万人(もしくは少なくとも1億4500万個のアカウント)のユーザーは、このサービスだけでは満足することが出来ず、友達、家族、ビジネスパートナー、そして、赤の他人とウェブ上でつながりを持つために30万種類もの第三者のアプリを利用している。これは今週同社のCEO、エバン・ウィリアムズ氏が発表した公式のスタッツである。
ツイッターのユーザーならご存知だとは思うが、この30万ものアプリのうち、同社は少数のアプリを買収している。この件に関して、ウィリアムズ氏は次のように説明している:
「私たちはiPhoneのユーザーテストを実施し、大量の第三者のアプリが開発されているものの、ユーザーの方々はアプリを見つけ、選ぶことに苦労していることに気づきました。どのアプリにも“ツイッター”と言う名がつけられていないためです。そのために、ツイッターを利用しないユーザーもいました。だからこそツイーティを買収し、ツイッター フォー iPhoneに名称を変えることで、新たなユーザーがサインアップする際の経験を改善したのです。
私達は、メジャーなモバイルプラットフォームで良質なクライアントを用意していなかったため、自分達がユーザーに害を与えていたことにすぐに気付きました。そこでツイッター フォー ブラックベリー(RIMが開発)、そして、今週新しいバージョンをリリースしたツイッター フォー アンドロイドでも同様のアプローチを採用しました。
それでは率直な意見を述べさせてもらおう。ウィリアムズ氏は色々言い訳をしていたが、結局ツイッターは競合するライバルを買収したに過ぎない。なぜなら彼らは大勢のユーザーがライバルのアプリを利用しているため、直接ユーザーに売り込む手段がなくなり、このずれによって、巨額の広告の儲けを失うことに気付いたのだ。確かにツイッターは独自のアプリを開発する必要があるが、各種のプラットフォームでニーズがあったこと以外にも買収に至った理由は存在するはずだ。アプリのマーケットで「Twitter」と入力してみよう。すると、「Twitter」の名前以外のアプリも表示される。買収を正当化する理由としては面白いが、これは真実ではない。
さらに、同社が買収を行うことで、彼らがツイッターブランドを広げてくれる点を感謝していることが開発者に伝わる。ツイッターを名指しして、マーケットを買い占めていると非難するのは簡単だが、開発者がすぐには絶滅しないことは、30万種類ものアプリが開発されている事実を見れば分かるはずだ。しかし、ツイッターは今までそうしてきたように今後もアプリを買収する可能性はある。そうすることで、ツイッターが後にアプリを買い取る可能性があることが伝わり、一流の開発者にプログラムを開発するインセンティブを与えることになるからだ。
また、統合が容易なAPIは幅広く受け入れられているため、今後の数ヶ月間でアプリの種類が50万に達する可能性は十分にあり得る。
最後にツイッターの買収の理由に関する皆さんの意見を聞いてみたい。これは正当な意見だろうか?それともプラットフォームの上位のアプリを今後もコントロールしたいだけであり、正当な理由とはほど遠いのだろうか?
[原文へ]
関連記事
- iPhone用のブログアプリを検証する計画
- PhotoMarkrを使ってiPhoneのイメージに電子透かしを入れよう
- 「iPhone」からライフストリーミングを配信
- iPhone 3.0を介して「12seconds」は第2のTwitterになれるのか
- 2009年 : iPhone用のブログアプリの勝者を大胆予想
