昔の職場にいるとき、ある異変に私は気がついた。向かいのデスクにいるスタッフが、ある日ウキウキしながらオフィスにやって来た。その手にはアップルの袋がぶら下がっていた。
“何を買ったの?” と私は尋ねた。
“新しいiTouchだよ” と彼は答えた。
“え、何?”
“iTouchだよ。iPhoneみたいなiPodだよ” と彼は言った。
“iPod Touchのこと?”
“違うよ、iTouchだよ”
その言葉を聞いた私はシャベルを持ってきて、彼をコテンパに叩きのめしたのだった
最後の部分は実際には起きなかったが、iPod Touchのことが話題に上がると、必ずと言っていいほどiTouchと呼ばれる。思考回路のどこかで「pod」がフィルタリングされてしまうようだ。私は理由について考えてみたが、結論は一つしか思い浮かばなかった。人間はバカなんだと。
正直に言うと、他にも思い当ったことがある。多くの人々がアップルの製品を一言で呼ぶのに慣れている。例えば、iPad、iPhone、iPad、MacBookなどなど。このルールを変えると、皆まともに製品の名前を呼べなくなってしまうだろう。しかし、この問題は、複数の単語で名称が形成される他のアップルの製品には見られなかった。iShuffleと言っている人を見かけたことはあるだろうか?iNano?ないはずだ。それでは、なぜiPod Touchは正しい名称で呼んでもらえないのだろうか?恐らく、iPhoneに似ており、iPodにはとても多くのバリエーションがあり、混乱させているからではないだろうか?あとは、やはり人間はバカなのだ。
正直に言うと、随分と長いことこの問題について考えていた。しかし、分かったのはこれだけだ。誰か他の人が別の素晴らしい結論に至っているのかもしれない。しかし、私の結論は変わらない。ギブアップだ。しかし、製品が何の抵抗もなく別の名前で呼ばれるのは許せない。次にiTouchと聞いたら、バットを持ってきて、スイングを始める。
心の片隅に置いておいてもらいたいこと: しばらく昔の職場には寄らないほうがよい。
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