先日、サム・バウアー氏がTalkPress(トークプレス)の告知を行っていた。トークプレスとは、bbPress(bbプレス)のWordPress.com(ワードプレスドットコム)版と言ったところだ。
ワードプレス・コミュニティの力を活用し、トークプレスはフォーラムを活性化することが出来るのだろうか?
ワードプレスドットコムを介して、数百万名のブロガーが数百万サイトのブログを登録している。無料、または特定のサービスに対する少額の料金でブログを運営する機会を多くの人々に提供し、大きな成功を収めている。ブログのトピックは、個人的なもの、政治、社会的な意識を向上させるためのトピックなど広範にわたっている。ロバート・スコブル氏のブログやアイキャンハズチーズバーガーなど、ワードプレスドットコムのなかには多くの注目を集め、有名なサイトさえある。
ホスティングサービスを提供する企業として、ワードプレスドットコムは、アイキャンハズチーズバーガー、Political Ticker(ポリティカル・ティッカー)を含むCNNのニュースサイト、ダウジョーンズのAll Things D(オール・シングズ D)、GretaWire(グレタワイアー)、タイムのThe Page(ザ・ページ)、ピープル誌のStyle Watch(スタイル・ウォッチ)など世界有数の規模を誇るウェブサイトやブログをホスティングしている。これらの企業は収益を提供し、無料のホスティングサービスの運営を支ている。これらのサイトの存在そのものが、ワードプレスが、ユーザーおよびサーバーからの強烈な要求に応えるために必要な強さ、そして、能力を備えていることを裏付けている。
ワードプレスドットコムは、無料のサポートフォーラム、簡単なインポートおよびエクスポート機能、50ヶ国語以上の外国語バージョン、マルチプルユーザー機能、豊富なデザインのオプションなど、数多くの機能やメリットを抱えている。
ワードプレスドットコムを介して学んだ教訓は、トークプレスを立ち上げる非常に困難な作業を支えきたはずだ。彼らは国際的なローカリゼーション、フレキシビリティ、カスタマーサービス要員、コミュニティの構築ツール、そして、なによりも安定し、耐久性の高いサーバーが必要になるだろう。
トークプレスは、ワードプレスドットコム版のbbプレスのフォーラムになる。自分だけのフォーラムを運営することが出来るようになる。想像してみよう。ユーザー自身が個人のフォーラム、そして、そのユーザー達を管理することになるのだ。
しかし、トークプレスを立ち上げるにあたって、多くの問題が生じる。
bbプレスはフォーラム用のワードプレスドットコムになることが出来るのか?
まず何よりも一番大きな問題は、ワードプレスドットコム、あるいは、ワードプレスのブログ、もしくはワードプレス以外のブログをトークプレスに接続する能力があるか否かである。ワードプレスドットコムで利用するログイン情報をトークプレスでも利用することが出来るのだろうか?それとも全く異なるサイト/サービスなのだろうか?スタンドアロンのフォーラムなのだろうか?あるいは簡単にブログに統合することが出来るのだろうか?
告知のなかで、バウアー氏は、巨大なワードプレスドットコムのユーザーテーブルに対処するための作業を行っていると述べているが、多くのユーザーが二つのユーザーベースに加えられていないことを示唆しているようなものである。
bbPressもまた現在、開発作業を行っている最中である。マット・マレンウェッグ氏も、bbプレスが長い間放置されていたことを認めている。バウアー氏がこのプロジェクトを担当するようになり、活を入れた。強力なコードを加え、弱点を克服し、そして、多数の機能を改善したのだ。bbプレスは、忠実なファン、憎む人達、そして、開発者を中心に大きなコミュニティを抱えている。しかし、同時に制限も抱えている。少なくとも、Weblog Tools Collection(ウェブログ・ツールズ・コレクション)にMichaelH氏が先日投稿したレビューおよび推薦事項でも取り上げられているように、ワードプレス・サポート・フォーラム & ワードプレスドットコム・フォーラムで毎日のように無償でサポートを提供している人達は苦労しているようだ。バウアー氏は、bbプレス全体に波及するであろう、これらのフォーラムに対するbbプレスの機能性およびユーザビリティを改善するため、すべての推薦事項、そして、レスポンスに目を通すと約束している。
先日、私もbbプレス関連のニュース、アドバイス、そして、プラグイン情報を提供してしたが、個人的には、bbプレスが充分な能力を備え、このような課題を解決することが出来ると考えている。いずれせよ、この新しいフォーラム熱を世界がどれほど歓迎するのか見守っていきたいと思う。
フォーラムの人気を回復する
ウェブ初期において、コミュニティはフォーラムと呼ばれていた。フォーラムは同じ志を持った個人が集まり、ネットワーク、そして、仲間を作るための場所であった。ウェブサイトが発展するにつれ、コミュニティと共にフォーラムを統合するサイトが現れるようになるものの、ウェブが拡散し、フォーラムは孤立するようになった。しかし、オンライン・ソーシャルメディアが浸透するにつれ、フォーラムに再びスポットライトを当てる熱意もまた広がり始めたのである。
無料のホスト型フォーラムサービスが発展し、人気、そして、需要において、フォーラムが再び目立つようになってきている。
多くのブロガー達が、ブログにフォーラムが必要か否かに関して議論を重ね、その多くが必要だと唱えた。サイトやサービスは、コミュニティやカスタマーサービスを置く価値があるため、フォーラムを利用する効果が最も高いと考えられている。
皆さんは、ブログにフォーラムを採用するだろうか?
それよりも、利用することが出来るなら、トークプレスを通して無料のフォーラムを手に入れたいと思うだろうか?そのフォーラムを何に利用するのだろうか?
トークプレス等の無料のフォーラムサービスは、注目を集め、オンラインのニーズを満たすため、何をするべきなのだろうか?
実は私が心待ちにしているのは、bbプレスのBuddyPress(バディプレス)バージョンである。フォーラムの常識そして構造を大きく変え、大成功を収めたあのコンピュサーブのフォーマットを復活させてくれると見込んでいるからだ。
ライター紹介: Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共にブログを書き続け、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行き好調の書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。
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