「b5media」も変革のときを迎える

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The New b5media Revealed時代は常に変わり続けている。同じようにブログネットワークも変わり続けている。数年前には、安定したビジネスモデルとして脚光を浴びたものの、今となっては、成功に導くのが難しいビジネスモデルと考えられている。ブログネットワークに対して、「誤ったアイデア」の烙印が押されている時代に、特別なネットワークが存在する。それが、b5media(b5メディア)である。彼らが失敗したかどうかではなく、焦点を定めずに、あらゆる分野を取り扱っている点で特別なのだ。

そのb5メディアが変わろうとしている。本日を境に、「変化」を実行するようだ。

1つ目の大きな変化は、Splendicity(スプレンディシティ)だ。これは、b5メディアの美容およびスタイル・チャンネルのポータルページである。新しいサイトというわけではないが、デザインを一新することで、新しいアイテムを提供し、さらに、ブログネットワークのロジスティックスを再建したかったようだ。

簡単に言うと、b5メディアは、32サイトの人気の高い美容&スタイル・チャンネルのブログを取り出し、大きなサイトにまとめたのだ。それが、新しいスプレンディシティである。

32サイトのブログが1つうのウェブサイトになる。 だとすると、様々な疑問が浮かぶ。

まずは、スプレンディシティのスクリーンショットを掲載する(出典:b5メディア):

Splendicity screenshot

新しくなったb5メディア・ネットワーク

CEOのジェレミー・ライト氏は、私に、これはb5メディアをオンライン企業にするための措置だと話してくれた。理に適っているのではないだろうか。ライト氏の言葉を引用すると、ネットワーク内の300を超えるブログを、少数、または、「5,6,10」サイトに再編成することで、広告主の関心を惹く際に必要な「焦点」を得ることが出来るようだ。ライト氏は、それがb5メディアにとって、最も大事なことだ主張していたわではないものの(あくまでも重要なのは、エントリを投稿するブロガー達である)、現実は厳しいはずだ。テクノロジー以外の各種のチャンネルに対する広告枠を販売するのは、きっと大変だったのだろう。チャンネルと言う用語一つとっても、すぐに何のことだか分からない人にとっては、一気に興ざめしてしまう。そのため、チャンネルを再編成することで、新たなポテンシャルを得ることが出来るだろう。

また、スタッツにも注目する必要がある。b5メディアは、スプレンディシティには、以前の独立していたブログからのトラフィックが集まり、美容関連のサイトのトップ20~25位にランクインするようだ。確かにポテンシャルは高く、読者の人数も非常に多くなるだろう。また、同時に、分野での「確固たる地位」を手に入れることが出来る。そのため、b5メディアの美容部門のブロガー達は、とても期待しているようだ。

ブロガーと言えば、ジェレミー・ライト氏は、数名のブロガーがネットワークを去るものの、新たに数名のブロガーが加わるため、32サイトの独立したブログを1つの美容サイトに編成する取組は、コストを削減するために行うわけではないと話していた。実際に、ブロガー達は、ある程度の質を維持し、決められた本数のエントリを投稿する契約に同意し、決まった報酬を得ることになり、今までとは異なる、フェアな待遇を受けることになると言っても過言ではないだろう。スタッツをベースにしたり、収益を分割するのではなく、コンテンツに対して報酬が支払われることになる。ネットワークにとっても、管理が楽になるというメリットがある。

32サイトのブログを管理しなくても済むことで、技術的なメリットも発生する。32サイトが1つのサイトになると言うことは、チャンネルの編集者達に寄せられていたサポート関連の質問も減ることになる。今後は、質の高いコンテンツを、スプレンディシティのフロントページに載せる作業に集中することが出来るようになる。

それでもブログであることに変わりはない

1つの大規模なサイトと言っても、WordPress MU(ワードプレス MU)上のブログが集まっただけであり、フロントページに複数のブログのコンテンツが掲載されているだけである。タグやコメント、そして、ブログに求められているアイテムは全て用意されており、フォームに関しても、ブロゴスフィアに慣れ親しんでいる人にとっては、おなじみのシステムを採用している。異なるパッケージを用い、ネットワークのコンテンツをメジャーなサイトのオーディエンスにも届け、美容およびスタイル・チャンネルに勢いをもたらすことを目指している。

この試みは取り立てて新しいわけではない。多くのブログが、メジャーな読者層のために、ブログをユーザーフレンドリーにする努力を重ねている。とても理に適った取り組みと言えるだろう。なぜなら、私達は、より多くのインターネットユーザーに接触を図るための、各種のプラットフォームを使って、オンラインで配信事業を営んでいるからだ。b5メディアは、恐らく、デザインがあまり発達していなかったために、あまり技術的な知識がないオーディエンスにブログを「読んでもらう」ことが出来なかったのだろう。私の知る限り、広告代理店やメディアのバイヤーもまたこのタイプに属することが多く、企業にとっては深刻な問題になりかねない。

これはブログやウェブサイト全体に対する教訓である。あまりにも技術的なサイト、または、あまりにもニッチに特化しているサイトを運営している場合、理解できないオーディエンスを取り逃してしまう。ニッチに特化しており、ニッチ以外のオーディエンスはどうでもよく、大した問題ではないと言う人がいるかもしれないが、ビジネスとしてブログを運営するなら、結局は、ブログの内容には無頓着であっても、読者に興味がある人達と取り引きすることになるため、彼らがサイトのことを何も「分からない」ようでは、チャンスを掴むことは出来ないだろう。

これがb5メディアが直面している問題であり、彼らは、ブログネットワークから「オンライン配信」あるいは「偽装ブログネットワーク」に切り替えることで対応しようとしているのだ。

ソーシャルな要素

ブログ自体、相当ソーシャル度の高いなメディアである。コメントやトラックバックを獲得し、大半のブロガー達は、リンクを張る取り組みの効果を理解している。そのため、さらにソーシャル度を増す措置は、それほど大がかりなものではない。b5メディアも心得ている。彼らは、ブロガー、そして、登録したメンバー用のプロフィールページ、Facebook(フェイスブック)のようなアクティビティ・ストリーム、さらに、フレンド機能などを用意している。サイトのコミュニティの要素は、より長くサイトにとどまってもらうためだが、サイトをさらに奥深くまで誘うことも目的としている。たとえば、自分のフレンドのプロフィールページを訪問し、アクティビティ・ストリームをチェックすることで、そのフレンドが、あるトピックのエントリを全て読んでいるとしよう。気になり、そのエントリを読みたくなる人もいるだろう。

全てのアイテムを一ヶ所にまとめることで、b5メディアは、その他のサイトワイドなアイテムも利用することが出来るようにしている。例えば、タグ付け、カスタマイズした検索などだ。IM機能も早い段階で導入され、アクティビティに加えるワンクリック・サブスクリプション機能も登場するだろう。b5メディアは、すべての分野のブログを一ヶ所にまとめるだけでなく、読者を獲得することが可能なソーシャルネットワークを構築しようとしているのだ。フェイスブック・コネクトや同様のサービスも、追加されるのではないだろうか。

これらの機能は、今後ローンチされる最終的なサイトに、どの程度導入されるのかは、今のところ明らかにされていない。ジェレミー・ライト氏は、現在用意されていな機能が導入されるのは、数ヶ月後ではなく、数週間後になると約束してくれた。「4-6」週間と同氏は述べていた。そのため、しばらくはアクティビティ・ストリームを利用することは出来ないようだ。いずれにせよ、この取り組みは、とても興味深く、ブログを、特定のサイトと言うよりも、配信の手段として捉えるプロセスの第一歩となるのではないだろうか。

積極的なローンチ・スケジュール

スプレンディシティは、再ローンチおよび再パッケージ戦略の先陣を切って登場するが、影響を受けるのは、美容部門とスタイル部門のブログのみである。セレブリティおよびエンターテイメント・チャンネルのブログは、Starked(スタークト)に再編成され、ビジネス関連のブログは、Bizzia(ビジア)の一部となる。双方のウェブサイトは、b5メディアが既に確立しているポータルである。しかし、300サイトを超えるブログネットワークを3つの大きなサイトに収めるのは無理がある。だからこそ、「5,6,10」と言う数字を、ライト氏は挙げたのだろう。

そして、b5メディアは、2週間おきに新しいサイトをローンチするつもりのようだ。急激とも思えるペースである。上述したスプレンディシティに加わるサイトは第一陣である。しかし、現在、b5メディアは、9つのチャンネルを抱えていることを考えると、今後も徐々に新しいサイトが加わるだろう。

うまくいくのか?

この段階でうまくいくかどうかを判断するのは時期尚早だが、b5メディアは賢明な対策を講じていると私は思う。関連する分野のブログのチャンネルを1つの大きく、ワイドなサイトにまとめることで、複数のメリットが生じる:

  • トラフィックが増え、影響力も高まる。ブロガーにとっては、プラスに働くはずだ。
  • 複数のブランドではなく、単一のブランドを掲げることで、広告の販売が容易になる。
  • 同じチャンネル内の新たなブログに導くよりも、単一のウェブサイトを隈なく利用してもらう方が楽である。
  • 既にコミュニティで積極的に行動している読者を抱えるライターが多数いるため、以前のブログの読者とライターとの交流が、この取り組みを後押ししてくれるのではないだろうか。
  • 管理するのが簡単になる。

しかし、解決しなければならない課題もある:

  • 移行プロセスは、読者に負担をかける。彼らは、自分が関心を持っているトピックに焦点を絞ったブログから、より幅広いトピックのサイトに強制的に移されるのだ。
  • ブログはサイトの奥深い場所に移動する。読者が、お気に入りのコンテンツを見つけることが出来る手段は用意されているのだろうか?
  • 読者はコミュニティを実際に利用するのだろうか?ブロガーや編集者は、読者の交流を活性化するため、努力する必要があるだろう。
  • 現在のブロガー陣は、この取り組みに満足しているようだが、一ヶ月はどうなっているのだろうか?
  • フォーマットが1つになることで、ブロガーの自由が減る。不満に思っているブロガーがいるかもしれない。

やはり、今回の取り組みは、b5メディアのような巨大なブログネットワークにとっては、理に適った措置であるだけでなく、成功を勝ち取るポテンシャルも秘めていると私は思う。まずはスプレンディシティのローンチを成功させ、確実に新しい機能を加え、以前よりもパワーアップしていることを証明する必要がある。次に、さらに積極的に行動し、- 2週間おきのローンチスケジュールなら問題ない - その他の分野にも展開していく。大きなチャンスではあるが、そう簡単に成功を収めることが出来るとは思えない。そのため、今後もb5メディアに注目していくつもりだ。

これはb5メディアにとって適切な措置なのだろうか?コメント欄で皆さんの意見を発表してもらいたい。

ライター紹介: トード・ダニエル・ヘデングレンはデザイナー、ライター、そして、ブログヘラルドのエディターとして活躍している。スウェーデンのゲーム業界の最前線でその手腕を振るっていたが、すべてを手放し、国際的な舞台へ旅立った。彼はインタビュー形式のブログ、BloggerTalks(ブロガートークス)を立ち上げ、デザイナーとして素晴らしい仕事をこなしている。

[原文へ]

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