グーグルは、Jaiku Engine(ジャイク・エンジン)をオープンソース化し、アパッチ・ライセンスの下、グーグル・コード上でリリースする決断を下した。ジャイクのサービスが閉鎖されるわけではないが、今後はグーグルの手元を離れることになる。その代わりに、ボランティア達が同サービスを支える。エンジニアリング部門を統括するヴィク・ ガンドトラ氏の言葉を借りると:
昨年の4月に述べたように、私達はジャイクをグーグル・アップ・エンジンに移行するプロセスを実行しています。移行が完了したら、新たなオープンソースのジャイク・エンジン・プロジェクトを、グーグル・コード上で、アパッチ・ライセンスの下、リリースします。グーグルが積極的にジャイクのコードベースの開発に参加することはなくなりますが、サービス自体は、グーグラーの献身的且つ情熱的なボランティア・チームによって、存続します。
ジャイクのJyri氏は、これは必ずしもジャイクの終焉を意味しているわけではなく、破滅を主張する人達に対して、まずは待ち、何が起きるのかを見るべきだと強調している。ジャイキド・ブログの告知エントリに投稿されていた、コメントの一部を以下に掲載する:
(いつだって)確実な未来など存在しません。また、現在のジャイクが、自分の存在、そして、会話を分かち合うための優れたツールを作ると言う共通の関心を持った、個人の集まりにより開発されたことも、是非、知ってもらいたいです。
今後数ヶ月間が勝負だ。 ジャイクは、2007年、グーグルに買収されるまでは、比較的小規模なサービスであった。そして、フィードをサポートし、また、文字制限を増やすことでTwitter(トゥウィッター)の進化版に生まれ変わったが、結局、新鮮味のない代役と見なされ、捨てられしまった。スウェーデンを含め、ジャイクが、トゥウィッターよりも浸透している国もある。しかし、ボランティアが、意欲と決意を持って開発作業に取り組むことが出来れなければ、ジャイクは燃え尽き、やがて、土に還ることになるだろう。
それでも、ジャイクのエンジンをオープンソース化する取り組みは素晴らしいと私は思う。グーグルは、本気でジャイクをトゥウィッターのライバルにするつもりであり、実際に、同社にとっても、この方が都合が良いはずだ。要するに、自分のマイクロブログ・エンジンをグーグル・アップ内に取り込むことが出来るのだ。お金の匂いがプンプン漂っている。この取り組みは、ずっと前に行われていたと思われていたが、とうとうその時がやってきたと言うことだ。
ライター紹介: トード・ダニエル・ヘデングレンはデザイナー、ライター、そして、ブログヘラルドのエディターとして活躍している。スウェーデンのゲーム業界の最前線でその手腕を振るっていたが、すべてを手放し、国際的な舞台へ旅立った。彼はインタビュー形式のブログ、BloggerTalks(ブロガートークス)を立ち上げ、デザイナーとして素晴らしい仕事をこなしている。
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