スティーブ・ジョブズ氏の裏庭では、今もなお「i」ブログ戦争が行われているが、ブログプラットフォームをベースとした複数のiPhoneアプリが、徐々にマーケットの分割を始めている。
Automattic(オートマティック)とSix Apart(シックス・アパート)は、それぞれ、WordPress(ワードプレス)、そして、TypePad(タイプパッド)用のアプリを開発しており、グーグルも、Blogger(ブロガー)のユーザーに対して、CoolLittle Things(クールリトル・シングズ)が開発したBlogPress(ブログプレス)を、グーグルのアプリとして発表してもよいのではないかと私は思う。
BlogSpot(ブログスポット)のブログに接続することが出来るiPhone用のアプリは他にも存在するが(例えば、LifeCast(ライフキャスト)、BlogWriter(ブログライター)、iBlogger(iブロガー)など)、ブログプレスの最新版は、「Blogger」ユーザーの心をしっかりとつかむことが出来そうな気がする。
新しい機能
ブログプレスは、前回レビューしてから、複数の機能を新たに加えている。
まず、BlogSpot(ブログスポット:Bloggerの別名)のユーザーに試してもらいたいのは、イメージをタッチするだけで、投稿する写真のサイズを調整することが出来る機能だ。

写真をゆがめずに掲載するために、ブログプレスは、イメージのを比率をキープすることが出来るイメージ比率機能を有効にしている(自己責任において無効にすることも可能)。
さらに、イメージをセンター(そしてテキストの上部)だけでなく、右側や左側に配列することも出来るようになっている。

また、イメージを特定のドメインにリンクバックすることも可能だ(イメージをホスティングしているPicasa(ピカサ)のアルバムにリンクを張るのではなく)。

イメージを調整する機能も素晴らしいが、私が気に入ったのは何と言ってもアプリで「Blogger」のブログにラベルを加えることが出来る機能である。
ブログプレスのユーザーは、小さな「i」をクリックし(タイトルフィールドの右端にある)、次に、エントリに利用したいラベルに入力することで、この機能を利用することが出来る。

さらに、エントリの日時を変更することが出来るようになったため、ブログスポットのユーザーも、ついに、iPhoneで予定投稿機能を利用することが可能になった。

必要とされる点
重大なバグは見当たらなかったが、写真を加えると発生する、“魔法のように消えるテキスト問題”は、なんとか解決してもらいたい(注記: 実際に消えるわけではないが、スクロールダウンするまでは消えたと勘違いしてしまう)。
また、ブログスポットのユーザーは、ラベルをエントリに挿入することが出来るようになったものの、ブログプレスが、“インポート”機能を加えてくれれば、リストからラベルを選ぶだけでよくなるので、次回のバージョンには、この機能を組み込んでもらいたい(毎回自分で入力する手間が省ける)。
最後になるが、ブログプレスが、ランドスケープモードでの入力を可能にしてもらえると嬉しい。“指が太い”と操作が大変なのだ(注記:私もその一人)。
結論
グーグルは、ブロゴスポットのユーザーのモバイルブログを支援する、第三者のソフトウェアをリストアップしているが、多くのiPhoneユーザーが「Blogger」用のネイティブ・アプリを待っているため、ブログプレスにスポットライトを当ててもいいのではないだろうか。
その他のブログ企業は、第三者が開発したiPhoneアプリを積極的に宣伝している。例えば、LiveJournal(ライブジャーナル)は、LiveJournal.appを、公式ブログのなかで紹介している。グーグルがiPhoneアプリを自社で開発しているなら話は別だが、そうではないのなら、時間を割いて、自分達の製品を補っている「小人達」の作品を認めてあげることも考えるべきなのではないかと私は思う。
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