「TwiTip」を立ち上げたダーレン・ラウズ氏に独占インタビュー

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Darren Rowse on Twitterダーレン・ラウズ氏については、つい先日も取り上げていたが、大抵の場合は、同氏が運営する優れたブログ、「ProBlogger(プロブロガー)」に関連していることが多い。しかし、今回は、マイクロブログ・サービスのTwitter(トゥウィッター/ツイッター)に特化する、ラウズ氏が先日立ち上げたブログ「TwiTip」を取り上げたいと思う。トゥウィティップの開設に関しては、前回、既に紹介している。このブログは、既に安定したコンンテンツが生成され、さらに、大量のコメントが提供されており、健やかに成長しているようだ。

私は、ダーレン・ラウズ氏がトゥウィティップを立ち上げる経緯を知りたくなった。そういう場合は、本人に尋ねるのが一番である。そのため同氏に質問をぶつけてみた。それでは以下にインタビューを掲載する。

まずは、トゥウィティップの開設、おめでとうございます。なぜこのブログを始めたのですか?

実はずっと前から計画は練っていました。トゥウィッターのアカウントを登録したのは数ヶ月前ですが、2007年の10月1日以来、私はアクティブにこのサービスを利用してきました。随分と遅れて参加したことになります。開設されてからの1年間で、トゥウィッターは順調に成長しました。一方、私はと言うと、その間、「集中力を乱す邪魔者」と考え、ずっと軽蔑していました。

しかし、昨年の10月、トゥウィッターを批判するなら、実際に利用した方が優れた意見を提供することが出来ると考え、私はアカウントを作成しました。そして、最初にトゥウィート(呟き)を登録してから数時間で、その効力を痛感することになったのです。

私は数ヶ月間にわたり、引き続きトゥウィッターを使い、徐々にこのサイトでの存在感を高めていきました。そして、2008年が幕を開ける頃には、トゥウィッターについて学んだこと、その中でも、とりわけブロガーへの応用について(例えば、トゥウィッターがブロガーに与える9つのメリット)、プロブロガーで報告するようになりました。

私がトゥウィッターのアドバイスに特化したブログについて考えるようになったのは、丁度その頃です。そして、今年の2月に、「TwiTip.com」を登録しました。しかし、当時は、‘いつか時間があったら’本格的に始めるつもりでした。

そして、先週、「いつか~」のために購入したURLを幾つか眺めていると、余裕が出来るまで待っていたら、永遠に始めることはないのではないかと思うようになったのです。そして、トゥウィティップを立ち上げることに決めました。なぜなら、私はトゥウィッターに多大なエネルギーを注いでいたからです。このような経緯を経て、トゥウィティップは、先週、ついに誕生しました。

トゥウィティップは、どのようにプロブロガーと関連していくのでしょうか?

トピックが重なることはありますが、現段階では、「新しいブログを始める」というトピックに関して、トゥウィティップをケーススタディとして利用する以外は、特に考えていません。トピックが重複すれば、どちらかのブログから、別のブログを紹介するようにはなるでしょう(トゥウィッターのユーザー、そして、ブロガーに同時にアドバイスを提供することがあるため)。しかし、現時点では、統合については、あまり深く考えているわけではありません。

既に複数のエントリに大量のコメントが寄せられていることを考えると、トゥウィティップのようなブログにも、ポテンシャルが見受けられますね。これは、ある程度予想していましたか?

微妙ですね。このブログの立ち上げを活用してくれる読者がいることは、ある程度は自覚していました。プロブロガーの読者ベースは巨大であり、その多くはトゥウィッターのユーザーでもあります。また、私のトゥウィッターのアカウントをフォローする人は、1万3,000名を超えています。そのため、これらのサイトでトゥウィティップに触れれば、ある程度関心を引くことが出来るとは思っていました。

とは言うものの、読者の反応は私の予想を超えるものでした。初日に数百名の読者が読んでくれるようなブログを立ち上げたことは、私は一度もありません。トゥウィティップには、開設初日に、5,000名近いビジターが訪れたのです。週末、そして、米国の大統領選挙に注目が集まっていたことを考慮すると、やはり、私の予想を上回るリアクションでした。

b5media(b5メディア)のバッジが見当たりません。すると、トゥウィティップは、同ブログネットワークには参加していないのですね。その理由を聞かせてください。

トゥウィティップを始める決意をしてから2日後に、私は告知しました。また、週に何度もアップデートするようなブログになるとは予想していませんでしたし、大規模なプロジェクトになるとも考えていませんでした。そのため、とりあえず立ち上げて、様子を見るつもりでいました。

来週あたりにb5メディアに連絡を取り、ネットワークに加えるかどうかを話し合うつもりです。もし、トラフィックが今の調子で増えていけば、プロブロガーやDigital Photography School(デジタル・フォトグラフィー・スクール)と同じような契約を結ぶことになるはずです。

現在、トゥウィッターのフォロワーにかなりエネルギーを費やしていますね。トゥウィッターに時間を費やす主な理由を三つ挙げて下さい。

三つだけですか?トゥウィッターに参加するべき理由はたくさんありますよ。それに、このサービスを利用すればするほど、理由の数は増えていくでしょう。しかし、とりあえず、三つほど理由を挙げましょう:

1. 最近よく思うのですが、トゥウィッターは私に多くの知識を与えてくれます。ある日、呟きを投稿すると、多くのフォロワーがその呟きに反応してくれました。数千人をクリック一つで動かすことが出来れば、相当な量の知識、素晴らしいスキルのベース、そして、様々な経験を、素早く引き出すことが出来ることになります。そして、最近では、問題に直面したり、何かが必要になると私はまずトゥウィッターを頼ります。大抵の場合、すぐに答えを手に入れることが出来るからです。

このメリットは、特にブロガーにとって、非常に役に立つはずです。エントリを綴っているとき(またはトピックを考案しているとき)、トゥウィッターは、辞書、百科事典、事実確認ツール、そして、アイデアの宝庫を一つの場所に集めたようなツールになるのです。

2. トゥウィッターは、井戸端会議をする場所になっています。数ヶ月前、私はフォロワーにトゥウィッターを気に入っている理由を尋ね、彼らの答えを動画にまとめました。トゥウィッターは、彼らにとっては井戸端会議のような存在であり、例えば、会話を楽しみ、交流を深め、ちょっとしたお遊びを楽しみ、そして、ゴシップの入手するための場所になっていると答える人が、大半を占めていました。

‘井戸端会議としてのトゥウィッター’について考えていて気付いたのですが、トゥウィッターは、家で一人で働いている人のニーズをぴったりと満たしてくれます。私は家族と暮らし、社交的な生活を送っていますが、一人で働いていると退屈しがちになったり、人恋しくなるものです。そこで、トゥウィッターが、仕事の面においても、そして、ただ単にお喋りをする際にも、人々を結びつけ、このような人達のニーズを満たしてくれるのです。

3. トゥウィッターは、自分が運営するサービスを強化し、拡大する場所としても目覚ましい効果を発揮しています。私は、オンライン上に、ただ単に遊んだり、自分の存在感を高めるための場所を多数抱えています。トゥウィッターは、このような目的においても、補助的な存在ではありますが、きちんと役割を果たしてくれるのです。

先日、プロブロガーで‘基地と出先機関’に関するエントリを投稿しました。ブログは、私の‘基地’であり、トゥウィッター(そしてその他のソーシャルメディア・サイト)は、出先機関と化しています。私はこの出先機関に頻繁に出入りして、基地(あるいは私が自ら運営し、‘ホーム’と読む場所)に人々を送っているのです。

最後にインタビューに応じてくれたダーレン・ラウズ氏に感謝の意を伝えたい。そして、同氏の最新のブログ、トゥウィティップの成功を、心からお祈りしよう。ラウズ氏が成功を必要としているとは思えないが、このブログは既に成功を収めつつあるようだ。また、一週間のケーススタディにも必ず目を通しておいてもらいたい。

ライター紹介: トード・ダニエル・ヘデングレンはデザイナー、ライター、そして、ブログヘラルドのエディターとして活躍している。スウェーデンのゲーム業界の最前線でその手腕を振るっていたが、すべてを手放し、国際的な舞台へ旅立った。彼はインタビュー形式のブログ、BloggerTalks(ブロガートークス)を立ち上げ、デザイナーとして素晴らしい仕事をこなしている。

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