
VoIPテクノロジーのおかげで、ブロガーは、読者や企業と交流し、(運が良い場合)手間をかけることなく電話インタビューを実行することが出来るのだ。
様々なVoIP用のサービスが存在が、私が最も気に入っているのは、グーグルが運営する、GrandCentral(グランドセントラル)である。このサービスは、ブログにボタンをエンベッドし、読者(そして広告主候補)に対して、ブロガーの携帯電話番号を明かすことなく、連絡を取る手段を与えることが出来る(そして彼らの番号も明かす必要がないため、匿名の情報を提供してもらえる可能性も高まる)。
グーグル自体は、グランドセントラルに対するiPhoneアプリを(現時点では)開発していないものの、GGT Enterprises(GGT エンタープライジズ)と呼ばれる第三者の企業が、GrandDialer(グランドダイアラー)と言う無料のiPhoneアプリを開発している。このアプリを利用することで、iPhoneのユーザーは、“無制限”(契約プランに関係なく)に通話することが出来るようになる –ただし米国で生活していることが条件である(詳細は下記を参照すること)。
グランダイアラーは(グランドセントラルを介して)、国外の読者には、魅力的に映らないかもしれないので、Fring(フリング)と言う名の別のiPhoneアプリのレビューも提供することにした。
気に入った点(グランダイアラー)
グランダイアラーの最大の強みは、その簡潔な操作方法である。見かけ倒しのアプリを作るのではなく、GGT社は、Apple(アップル)の電話アプリのレイアウトを(お気に入りとボイスメールボタンを除いて)そのまま利用しているのだ。そうすることで、初心者のユーザーでも、わざわざ使い方を学ぶ必要がなくなる。
また、ユーザーは、簡単に、匿名の連絡先をフレンドかファミリー(下記のイメージには、全てぼかしを入れている)かを選択することが出来る。すると、グランダイアラーは、相手の番号をダイヤルし、その後、ユーザーにかけ直し、相手先と連絡を取ることが出来る。

AT&Tは、発信のみに料金を課しているため(つまり自分から電話をかけるとき)、グランダイアラーは、基本的に、iPhoneのユーザーにかけ放題プランを提供していることになる(通常は一ヶ月$120ドル超)。しかも、かけ放題に対する料金を支払う必要はないのだ(グランセントラルは、発信に対しては料金を請求していないため)。

また、ユーザーは、グランダイアラーにつないでもらいたい電話番号を選択することが出来る。自宅の電話、iPhone、仕事用の番号など、登録する電話は、ユーザー次第である。あるいは、(心から意地悪なら)お気に入りの政治家の番号を登録し、不景気に対する嫌がらせをすることも出来る。
気に入らなかった点(グランダイアラー)
グランダイアラーを利用することで、幾らか電話代を節約することが出来るが(そして、ユーザーが匿名でグランドセントラルを介して、私に連絡を取ることが出来るようになるが)、一つ大きな問題を抱えることになる。–現在、グーグルは、グランドセントラルのユーザー招待を休止しているのだ(グーグルのサーバーに“移動”しているため)。
また、グランダイアラーのユーザーは、グランドセントラルのボイスメールにアクセス出来ないため、iPhoneのユーザーは、ボイスメールサービスを利用するためには、ラップトップにログオンしなければならない(iPhoneは、mp3ファイルを再生することが出来ないため。スティーブ・ジョブズ氏の洞察力にはガッカリだ)。
さらに、グランダイアラーには、米国内の番号しか利用することが出来ないと言う弱点がある(少なくとも現時点でのグランドセントラルを介した電話に関して)。そのため、海外のオーディエンスを多く抱えるブロガーには、有効なサービスとは言えないだろう。
ライバル
グランダイアラーにとって、最も手強いライバルは、Fring(フリング)である。このサービスは、Skype(スカイプ)を含め、様々なVoIPサービスに対応している(スカイプに関しては、エンベッドボタンを用意しているが、読者からの匿名の発信は許可されていない)。

グランダイアラーよりも多くの機能があるようだが(フリングは、Twitter(トゥウィッター)、Gtalk、ヤフー!、MSN、そしてAIMに対応している)、3Gの電話を持っていたとしても、VoIPサービスに関しては、WiFi上で利用しなければならない欠点がある(注記: これはアップル側の制限であり、フリングの意図ではない)。
また、フリングは、Gizmo Project(ギズモ・プロジェクト)を経由して、グランドセントラルに接続することが出来るが、設定が“難しい”ため、ギークではない人にとっては、厳しいだろう。
結論
グランドセントラルのアカウントを運よく手に入れることが出来たなら、無料でアプリをダウンロードし、–ブログにボタンをエンベッドしよう(しかし、読者から、ストーリーのネタに関する電話が大量にかかってくることを想定しておこう)。
今後、グランダイアラーが、スカイプを加えてくれることを望む。そうすれば、海外のユーザーにとっても、魅力的なサービスに生まれ変わるだろう(とりわけグランドセントラルの招待は欠乏している現状では)。
いずれにせよ、双方のアプリをダウンロードすることを私は勧める。なぜなら、どちらも無料で提供されているからだ(不景気時には、とてもありがたい特典である)。
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