Giga Omni Media(ギガ・オムニ・メディア)は、NYTimes.com(ニューヨークタイムズドットコム)との交渉を成立させたようだ。その結果、10月初旬から、ギガオム・ネットワークのコンテンツが、NYタイムズドットコムで公開されることになった。この取引を行っていたのは、ギガオムだけではない。この取引は、NYタイムズドットコムのテクノロジー・チャンネルのデザイン変更の一環として行われ、ReadWriteWeb(リードライトウェブ)やVentureBeat(ベンチャービート)のエントリも公開される。
今回の取引は、ギガオムにとっては、BusinessWeek(ビジネスウィーク)、そして、CNNMoney(CNNマネー)に次ぐ、3度目の大規模な配信取引となった。一方、ベンチャービートは、IDGのIndustry Standard(インダストリー・スタンダード)でコンテンツを配信する取引を成立させている。私の知る限りでは、リードライトウェブにとっては、今回が初のシンジケーション契約になるはずだ。勿論、私が何かを見逃している可能性は否定できない。
当然ながら、これらのブログは、自分達のエントリが非常に多くの人々に届く事実に興奮している。もちろん、とりわけ彼らのような有名なブログにとっては、真価を高めるまたとないチャンスであることは言うまでもないが、テク・ブロゴスフィア全体にとっても、今後の可能性を感じさせる取引と言えるだろう。素晴らしいニュースではあるものの、高くリスペクトしていた古きよきメディアの巨人が、コンテンツを求め、ニューメディアに生まれ変わろうとしている現実に、懐疑派の人達は目を丸くして驚いているはずだ。
また、新しい動きの兆候とも言えるかもしれない。従来のメディア企業が、有名なニューメディア・パブリッシャを根こそぎ買収することになってもおかしくはない。これらのネットワークは、ページビューを増やしつつあるが、有力な大手マスコミの後押しを受けることで、さらに成長することが出来るだろう。なぜなら、成功していれば、あまりにも内部に入り込んだ情報を使ったとしても、締め出されることはないからだ。
皆さんの意見を訊いてみたい。このような取引が長く続き、やがてオールドメディアが、ニューメディアを買収する日がやって来るのだろうか?
情報公開: 私はフリーランサーとしてギガオムに寄稿しているが、この情報は上述のブログを読むまでは知らなかった。
ライター紹介: トード・ダニエル・ヘデングレンはデザイナー、ライター、そして、ブログヘラルドのエディターとして活躍している。スウェーデンのゲーム業界の最前線でその手腕を振るっていたが、すべてを手放し、国際的な舞台へ旅立った。彼はインタビュー形式のブログ、BloggerTalks(ブロガートークス)を立ち上げ、デザイナーとして素晴らしい仕事をこなしている。
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