大半のブロガーは、ブログを運営するための数ある作業の中で、エントリのアイデアを探す作業が、最も難しいと感じている。そして、平凡なテーマを取り上げているほど、この作業の重要性、そして、難易度はともに高くなる。
しかし、幸いにも、ウェブには、それぞれの分野で誰よりも早く最新の情報を手に入れることが出来る、素晴らしいツールが用意されている。そのため、これらのツールを使う方法を把握することが非常に重要になってくる。
私は、唯一の最良の方法に頼るのではなく、幅広いコミュニケーション・チャンネルを開くことで、情報を把握するようにしている。ただし、私のやり方が完璧だと言うわけではない。実際に、何度もニュースを取り逃がしたことがある。それでも、私のノートには、3週間分ものトピックが蓄積されている。
大半の分野にとって、エントリのアイデアを探す行為は、とてもシンプルである。探す場所を知っているか否かが、成功を左右するカギとなる。
ブログ検索
ブログは始めたばかりのころは、ブログ検索が、私のニュースや情報の源であったが、次第に有用性の面で、その魅力は大きく衰えていった。Technorati(テクノラティ)は、選んだキーワードを基に、ブログを購読する手段をブロガーに与え、関連するトピックのエントリが投稿されると、RSSリーダーが自動的にアップデートされるシステムになっている。
この機能を最大限に利用するには、単純に、好きなトピックを探し、表示されたフィードを購読するべきである。最新情報はRSSリーダーに直接届けられるため、サイトを再び訪れる必要はなくなる。
私は、疑問を持っていそうなブロガーや助けが必要なブロガーを探すために、今でもテクノラティを利用しているが、スパムが増加し、効果が低下したため、エントリのトピックを探すために利用することは、ほとんどなくなった。グーグルのブログ検索も同じような機能を用意しているが、同様に、同じような欠点も抱えている。
Twitter(トゥウィッター/ツイッター)を、単なる時間の無駄、あるいは、集中力を乱すツールと見なしている人も多いが、自分のフィールドの状況を把握する手段として、私は、トゥウィッターがとても役に立つことに気づいた。まず、ユーザーから返事が届いたり、私が興味を持ちそうなストーリーとともにメッセージを直接送信してもらうことも出来る。しかし、それだけではない。トゥウィッターは、Summize(サムマイズ)を買収したため、非常に強力な検索機能も備えているのだ。
テクノラティの検索機能と同じく、トゥウィッターの検索機能も、クエリーをRSSリーダーで購読し、アップデートを受信することが出来る。また、代わりにTweetDeck(トゥウィートデック)を使い、キーワードを基に購読し、RSSリーダーにキーワードを加えることで発生する遅延を防ぐことも出来る。
もし、トゥウィッターを利用していないのなら、最新の動向を探るツールとして非常に効果が高いので、是非、活用してもらいたい。
Eメール
少し古いかもしれないが、eメール、そして、知人からの報告は、私の情報源として、ともに重要な役割を担っている。友人と読者は、親切にも最新の情報を教えてくれることがあり、他の手法を凌ぐスピードで情報が届けられることも珍しくない。
また、自分が取り上げるトピックに関連するEメールのニュースレターを購読し、アイデアとリンクを獲得するのも、優れた戦略と言えるだろう。残念ながら、EメールのニュースレターをRSSと比較し、過去の遺物と切り捨ててしまうブロガーも多いが、Eメールを通じて情報を得る手法を好むブロガーも結構多いのだ。実際に、そうする価値があるニュースレターの数も決して少なくはない。
ソーシャル・ニュース
Digg(ディグ)であれ、Reddit(レディット)であれ、Techmeme(テクミーム)であれ、Sphinn(スピン)であれ、定期的に目を通し、最新の情報を手に入れよう。これらのサイトは、キーワード検索用のRSSフィードを用意し、さらに、他のブロガー達が話題にしているトピックに関する情報も、数多く提供している。この類の情報は、他の人の考えを重要視している人にとっては、有益であろう。
要するに、ソーシャル・ニュースで最新の情報を掴むことで、トピックのアイデアを手に入れることが出来るだけでなく、大きなシフトチェンジを実行する機会を探り、幅広くオーディエンスにアピールすることも出来るのだ。
Regator
もし、従来のブログ検索を利用し、その情報の多さに圧倒されているなら、Regator(リゲイター)を使ってみよう。読むべきエントリの数を減らすことが出来るはずだ。
リゲイターは、従来のブログ検索と言うよりは、むしろ、彼らが良質だと考えるブログを約2,000サイト集めた、ブログ・ディレクトリと言った方が正しいだろう。しかし、テクノラティやグーグルのブログ検索と同じく、特定のキーワードを基に購読し、最新情報を手に入れることも可能だ。
リゲイターの検索結果は、たとえ数が少なくても、その有効度はとても高い傾向が見られる。テクノラティのフィードは1日に200本ものエントリを探し出すが、残念ながら、そのほとんどが的を外れている。一方、リゲイターは10本程度のエントリしか提供してくれないが、そのほとんどが非常に興味深い内容である。
私は最新の情報を得るため、リゲイターもテクノラティも利用しているが、よりリゲイターの結果を重要視し、時間を費やしている。
一つにまとめる
情報源を一通り把握したら、今度は管理出来るようにまとめる必要がある。これらの情報源をRSSリーダーに集め、全ての結果を一つの場所に置く方法が、最も一般的である。
良質な情報やアイデアが自分のもとに届いたら、今度は、それらの情報を完全に掌握するように心掛けよう。定期的に目を通すのだ。ただし、あまり頻繁に行ってしまうと、面倒臭くなってしまうので注意しよう。エントリにまとめたいと思うストーリーに出会ったら、その記事をブックマークするか、メモしておこう。
通常、このRSSに対する作業から、エントリを読み、その後、破棄するか、コメントを残すか、あるいはブックマークするかを選択する、副次的な作業が発生する。こうすることで、次々に寄せられる情報を素早くチェックし、同時に最新の動向を十分に把握することが出来るようになる。
アイデアを手にいれ、最新の状況を把握する作業は確かに重要だが、それだけで手一杯になるようでは意味がない。
結論
当然ながら、これらのツールを嫌う人もいるだろうし、実際に、すべてのブロガーに向いているわけでもない。あくまでも私の役に立っているツールを紹介したに過ぎない。皆さんにも頻繁に戦略を変更し、自分に相性の良いツールを探してもらいたい。
自分にとって優れた情報源を探し、さらに良い結果をもたらす可能性を秘めた新しいアプローチを受け入れることが、何よりも重要である。どれだけシステムがよくても、時間を節約し、受け取る情報を増やすため、さらに磨きをかけ、改良していくべきである。
欲しい情報を全て手にいれ、同時に、不要な情報を避けることが出来るようになるまでは、改善の余地がある。
ウェブは、重要な情報を探す作業を難しくしているのかもしれないが、面倒な作業を代わりに行ってくれる素晴らしいツールがたくさん存在する。これらのツールを活用し、自分と相性の良いシステムを探すことが出来れば、アイデアを手に入れるために四苦八苦しないで済むようになるかもしれない…
ライター紹介: ジョナサン・ベイリーは盗用、コンテンツ盗作、そしてウェブの著作権問題をテーマに取り上げ、Plagiarism Today(プレジャリズム・トゥデイ)でブログを書いている。ジョナサンはコンテンツ盗作問題に対応するウェブマスターが正確な情報を集め、この変化の激しい分野で取り残されないようにこのブログを2005年に始めた。それ以来、コンサルティングサービスをウェブマスターや企業に提供し、彼らが現実的なコンテンツ保護戦略を考案できるように、そして効果的な著作権ポリシーを策定できるように支援している。ジョナサンは弁護士ではなく、彼が提供している情報も法的なアドバイスとして捉えるべきではない。
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