Windows XPあるいはビスタを使っているなら、グーグルがリリースしたウェブブラウザーをダウンロードすることが出来る。しかし、グーグルが期待していたほど、とてつもなく素晴らしいブラウザーだとは私には思えない。
とりあえず試し、感想を訊かせてもらいたい。あるいは、他人の体験談を読んでみて研究するのも悪くないだろう。
グーグル・クロームに関するレビューや見解は、様々なサイトで提供されている。ブロゴスフィアで飛び交うレポートを追跡する場所としては、Techmeme(テクミーム)のディスカッションを薦める。それでは、私が面白いと思ったエントリ、記事、レビュー、そして、全体的なレポートを幾つか紹介しよう :
- Macとリナックス版のクロームが登場する日:どうやら、数ヶ月ほど待たなければならないようだ。
- ガチンコバトル: クローム vs IE8:このエントリは、クロームと同様の機能(各タブごとの独立したプロセスなど)を多数抱えている、インターネット・エクスプローラ 8のデータ版と徹底的に比較しており、面白かった。
- OStatic(Oスタティック)の実践レポート: “クロームは、早く、小奇麗で、安定しており、期待できるブラウザーと言える。しかし、コミュニティのサポートが必要になるだろう。”
- Venturebeat(ベンチャービート)のレビュー:このエントリは、クロームにプレロードされているフラッシュに関する問題を指摘している。さらに、この問題がタブにもたらす影響にも触れている。この問題は、そこまで驚くような類の問題だとは思わないが、解決してもらえるなら、それに越したことはない。
- Geeks are Sexy(ギークス・アー・セクシー)が素晴らしいレビューを提供している。このレビューはインストールプロセスにも注目している。
- ReadWriteWeb(リードライタウェブ)は、重大なセキュリティの欠陥を指摘している。クロームのベースとなるWebkit(ウェブキット)の古いバージョンが、この欠陥の原因とされている。すでにアップルが修正しているため、この新しいバージョンを実装しなかったグーグルの責任が問われても、致し方ないだろう。
- ウォルト・モッスバーグ氏は、AllThingsD(オールシングズD)で、ボリューム感抜群のレビューを提供し、その他のブラウザーとクロームを比較している。彼は明らかにクロームを気に入っている。そして、新しいブラウザー戦争の開戦を告げている: “クロームが登場したことにより、消費者は、IE8を含め、新しく、革新的なブラウザーの選択肢が増えたことになる。この新たなブラウザー戦争は、私達にとって意義深い競争になるはずだ。”
- このジャバスクリプトのベンチマーク (2008 9月2日) は、Safari(サファリ)がいまだにトップの座を死守しており、V8並みのジャバスクリプトを自慢していたにも関わらず、クロームは、Opera(オペラ)とFirefox 3(ファイヤーフォックス 3)よりも遅いという結果を指摘している。このテストの見解は、以下のようにテスト結果をまとめている: “グーグル・クロームの自慢の大半は、このようなベンチマークテストを考慮していないはずだ — このテストは、どちらかと言えば、セキュリティ、そして、拡張的なガーベジコレクションやページ要素のノンリニアなローディングを利用することが必要なライブアプリケーションを考慮しているのだ。”
- Livelyは動作しないようだ。これは痛い。
- ジャック・スコフィールド氏は、クロームにはオリジナル性が欠けていると指摘している。妥当な指摘だ。実際に、クロームの大半の機能はIE8にも搭載されているし、スピードダイヤルはオペラでも利用できるのだ。
- オム・マリック氏のエントリは前回の投稿でも紹介したが、今回は新しいエントリを紹介する: 「グーグルのブラウザーは、クラウドを採用」、「グーグルのオープンソースのベースは、Skiaのグラフィックス・エンジン」 ボーナス: リズ・ガネス氏が、グーグルがファイヤーフォックスを見捨てた理由を問いただしている。
- 公開されたばかりのオープンソースのブラウザープロジェクトが、「Chromium」である。これこそが、グーグル・クロームの屋台骨だ。
私自身も昨日グーグル・クロームを試してみたが、早いし、レスポンスもよかった。しかし、個人的には、Macやリナックスでは利用することが出来ないという点は(たとえIEを使ってコードをテストし、仮想体験することが出来ても)、大きなマイナスだと言わざるを得ない。
皆さんは、現段階で、どれほどグーグル・クロームに満足しているのだろうか?
ライター紹介: トード・ダニエル・ヘデングレンはデザイナー、ライター、そして、ブログヘラルドのエディターとして活躍している。スウェーデンのゲーム業界の最前線でその手腕を振るっていたが、すべてを手放し、国際的な舞台へ旅立った。彼はインタビュー形式のブログ、BloggerTalks(ブロガートークス)を立ち上げ、デザイナーとして素晴らしい仕事をこなしている。
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