Tuesday, 7 October, 2008

エントリが失敗する要因を検証

6月 26日 at 5:30 pm by ローレル ファンフォッセン -

“ブログの弱点を克服”するために、私が定期的に投稿している「ブログ・チャレンジ」シリーズの1つである、「ブログ・チャレンジ: 失敗に終わったお気に入りのエントリ」に触発され、Gaizabonts(ガイザボンツ)のアトゥル・サビニス氏がチャレンジを受け入れ、多くの注目を集めると確信していたものの、結局は失敗に終わった、お気に入りのブログのエントリを紹介することになった。

このチャレンジの目的は、エントリが失敗した理由を検証することである。サブニス氏は、「分離した抽象プロセス」というタイトルのエントリが失敗に終わった理由を、「抽象で失敗」の中で説明している。ブロガーなら是非学んでおきたい教訓が紹介されている:

このエントリは、もっと注目されてもよかったはずだ。ほとんどのエントリに通じる私の思考プロセスがしっかりとまとめられていたからだ。…それでは、なぜ、このエントリは評判がよくなかったのだろうか?まず、独断的過ぎたことが理由として考えられる。このエントリの文章は、会話を始める機会さえ与えることが出来ていない。次に、芸術的な例えを利用していたことも影響していたのだろう。時には芸術的とは捉えてもらえないこともあるのだ。最後に、言葉遊びが逆の効果を生んでしまってようだ。私としては、たとえ前後の行をカットしても理解できるが、第3パラグラフの終わりぐらいになると、読解不能に陥る読者がいてもおかしくないような気がする。擬人法を多用し過ぎたのだ。

なぜ、ブログのエントリは、失敗してしまうのだろうか?どんなにがんばっても、すべてのエントリがチャートのトップを飾ることは出来ないが、失敗の理由を学ぶことで、上手くいくエントリと失敗するエントリの違いを理解することが出来る可能性がある。

エントリが失敗作に終わる理由を幾つか挙げていこう:

  1. 思い込み厳禁: 思い込みは厳禁だ。最高のエントリだと思い、読者もそう思ってくれると信じているのだろう。エントリのアイデアを思いついた背景、リサーチする際のスリル、情報を探す際のチャレンジ、それをエントリにまとめ、さらに時間を割いて編集を行い、すべてにおいて抜かりないことを確認する。そして、強い意気込みを持って、エントリの作成に臨んでいるはずだ。しかし、読者はそのエントリを初めて目にするのだ。そして、背景など知る由もないし、その必要もない。エントリ自体が、熱意を表現しなければならない。エントリに対する読者の意気込みが、自分の意気込みと同じレベルだと憶測するべきではない。
  2. つなぎの役目を果たさない: この際、検索エンジンを介して突然訪れ、すぐに去ってしまうビジターのことは忘れよう。定期的にサービスを提供する相手は、忠実な読者である。彼らの欲しい情報、欲しい情報、頼りにしている情報を提供せずに、つながりを維持することを出来なくなっていると言うことは、要するに、エントリの中に、彼らとの「つながり」が欠けていると言うことだ。
  3. 口を挟む機会を与えない: サブニス氏も指摘しているように、口を挟む余地がなければ、会話が始まることはない。すべて言い切ってしまえば、何も付け加えることがなくなってしまう。リンクを介してでも、十分に情報を与えることができるので、この問題を抱えているのなら、有効にリンクを利用しよう。
  4. 言葉遊びに溺れる: 読者を無視した言葉や表現を利用したり、本題にたどり着く前に比喩的な表現ばかり利用していると、すぐに読者を失ってしまう。ダラダラと長い説明をすると、読者はすぐに嫌気が差してしまう。エントリの文章は、印刷媒体の文章とは異なり、簡潔且つ要点にすぐに辿りつけるようにまとめる必要がある。
  5. テーマを脱線: もし、カーレースをブログのテーマとして取り上げているにも関わらず、バラを育てる方法に関するエントリを書きたいのなら、バラとカーレースの間に何らかの接点を見出す必要がある。接点がないのなら、常連の読者は困惑し、バラに興味を持ったビジターは、迷ってしまうだろう。大抵の場合、関連性ゼロのコンテンツは、ビジターと読者の興味を消し去ってしまうため、エントリとしては失敗作だと言わざるを得ないだろう。
  6. 検索不可能なキーワード: よくある話だ: 目立たなければ、見つけてもらえない。 検索する人達が、検索エンジンやブログの検索ボックスで利用するキーワードや検索用語が、エントリの中になければ、見つけてもらえる可能性は低い。そのため、読んでもらえないのだ。
  7. タイトルの食い違い: クリックしたくなるようなタイトルでなければ、読んでもらえる可能性は低い。タイトルが、最初の行、あるいは、2行目の内容と一致していなければ、読んでもらえることも、クリックしてもらえることもないだろう。
  8. ブロガーの食い違い: もし、ブロガーが綴っているエントリの内容に対して熱意を持っていなければ、読者に気づかれてしまうだろう。そうなると、誠意、意気込み、そして、情熱の欠けたエントリが出来上がってしまう。要するに、つまらないエントリになってしまうのだ。
  9. リンクを張る価値がない: 多くのブロガーが、トラフィックやコメント数を成功の基準に挙げているが、その一方で、張られるリンクの数を基準に挙げるブロガーもいる。他のブロガーにリンクを張りたいと思わせることが出来なければ、もう1つの成功を遂げるチャンスをみすみす逃していることになる。
  10. 何も言わない: 要点のないエントリは、間違いなく失敗する。コンテンツを読み直して、思考をめぐらし、コメントを残し、そして、リンクを張る価値がある事柄がエントリの中に存在するかどうかを確かめよう。

ライター紹介: Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共にブログを書き続け、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行き好調の書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。

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