正直に答えてもらいたい。皆さんは、バックグランドの調査、事実の確認、誤字の確認、文法の確認、客観性の確認を実行するスキルを持っているだろうか?とにもかくにも、ブログは、意見と発言が重要だと言われている。その通りである。ジャーナリズムにも同じことが言える。感じて、目撃して(経験して)、人としてのフィルターを通し、見たものを文章にまとめるのだ。
クリスティアーネ・アマンパウワー氏は、「中立な立場を取ることが出来ない状況に立たせることもある」と考えている。しかし、客観性と言っても、すべての立場を均等に扱うと言うことではない。各立場の意見を伺う機会を設けることが重要なのだ。そのため、情報配信メディアを運営するブロガーに対して、まずは、それぞれの視点の違いを認識する際には、バランスを保つように心掛けてもらいたい。
私が、偉大なジャーナリストとして尊敬している、The Philadelphia Inquirer(ザ・フィラデルフィア・インクワイヤラー)の編集委員であり、シェークスピアを教え、詩人として活動した経験もある、ジョン・ティムペイン氏は、このプロセスを「懐疑」と呼んでいる。つまり、何かを説明するためには、公式の事実を手に入れる必要があると言うことだ。しかし、所謂、「不信」とは混同してもらいたくない。「不信」は、発見を受け入れず、自分の考えに固執することだ。一方、「懐疑」は、発見を受け入れる。要するに、大事なことを考えるときは、同時に耳を傾ける必要があるのだ。
耳を傾けることを学んだら、次に最大の難関に挑もう。
最大の難関
最大の難関が訪れるのは、適切な文法や形式を守った後だ。それが客観性の維持だ。自分だけでなく、他人に対しても客観的な立場を取らなければいけない。これは意外と難しい。
この難関さえ切り抜ければ、あとは何とかなる。ニュースの発見、分析、バックグランドおよび事実の確認、そして、スポンサーや広告ネットワークの発見等、その他諸々の作業はそれほど難しくはない。
一番の難関は常に「客観性」を維持することだ。真実を尋ね、要求する行為は、意外と大変である。しかし、見返りはとても大きい。Conde’ Nast(コンデナスト)がArs Technica(アルス・テクニカ)を買収したと言う先日のニュースにおいて、私達は、オンライン情報配信メディアのコミュニティが、強力なストーリーになり得るという事実を学んだ。
買収額に圧巻されてしまいがちだが、コミュニティを形成するためには、コンテンツが重要なカギとなる。それと同時に、客観的に情報を提供する品位と情熱も欠かせない。客観性を保ち、すべての人の意見に耳を傾けることが非常に大切なのだ。
ライター紹介: 柔軟な視点で物事を捉え、且つイタリア風のスタイルを貫くヴァレリア・マルトーニはFast Company(ファースト・カンパニー)の専門ブロガーであり、Conversation Agent(カンバーセーション・エージェント)としても活躍している。ヴァレリアはマーケティング、PRそしてコミュニケーションを統合するユニークな才能を持っている。そして消費者とのリレーションが常に会話を基に構築される経緯を伝え、IT時代のビジネスにおいてその経緯を知っておくことが重要な理由を証明している。
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