Saturday, 5 July, 2008

ブログが有名になり、質が低下するとき

5月 21日 at 1:00 pm by アンネ ヘルモンド -

近頃、否定的なコメントの数が増えている気がする。“昔は面白かったけど、今はイマイチだね”のようなコメントから、警告的なシグナルを発する“これ以上こんな状況が続くなら、購読を止める”のようなコメント、そして、もっと建設的な批判を含むコメントなど、その種類は様々である。

有名になりつつある時に採用する戦略も様々である。選択する戦略は、ブログのゴール、そして、趣味レベルなのか、あるいは(潜在的に)ビジネスレベルで取り組んでいるかによって、変わってくる。今まで通りの取り組みを続けるのか、あるいは、コンテンツの量を増やすのだろうか。しかし、一番重要な分かれ道は、路線を変えずに続けていくのか、あるいは、拡大していくのかの選択である。

知名度が高まるにつれ、オーディエンスが変わり、要求されるレベルがより高くなる。以前と同じ質を維持することは出来るだろうか?増え続ける面識のない(ゲスト)ブロガー達のチームをどのように管理すればいいのだろうか?これは、成長するブログが直面し、次のレベルに進む前に考慮するべき問題のほんの一部である。

ブログが趣味レベルなら、恐らくブログのゴールは、ブロガーおよび読者が共に満足することだろう。コメンターおよび(建設的な)批判に耳を傾け、オープンに、そして、隠しごとをしないことが肝要だ。透明性は、投稿ペースが軌道に乗り、編集チームを拡大しつつある、プロ・ブログ(になりたいブログ)に欠けている要素である。

私が好きなデザイン・ブログ/マガジン、PSDtuts(PSDタッツ)は、先日、有名になることで直面する問題を抱えることになった。ある寄稿編集者が、Photoshop(フォトショップ)のチュートリアルを複製していたのだ。PSDタッツは、徹底的な透明性を貫き、この苦境を見事に乗り越えた:

本日、私達は残念ながら、著作権上の問題のため、あるチュートリアルを削除しなければなりませんでした。すべての作品に対して、本サイトは著作権を重要視しています。当該のチュートリアルは既に削除され、作者には当該エントリに対する投稿料金は支払われません。私は、個人的にさらに調査を続け、オリジナル作品の作者に連絡を取り、謝罪して、すべての問題を確実に解決したいと思っています。

読者の大半は、この対応に敬意を表していた。

有名になり、質の低下に対して読者から否定的な指摘を受けたときは、どうすれないいのだろうか?正直に、包み隠さずにすべてを話そう。転換期を迎え、新しい状況に適応する努力をしていることを認めよう。 有名ブログとしての新しい活動をうまくこなす事ができないなら、恐れずにアプローチを大胆に変えてみよう。皆さんなら、有名になり、質が低下する状況を歓迎することが出来るだろうか?それとも、小規模でも、質の高さを維持する道を選ぶのだろうか?

ライター紹介:アンネはアムステルダム大学でニューメディアを学ぶ学生であり、現在、WordPress(ワードプレス)にスポットライトを当てた「Blog Software and the Act of Blogging(ブログ・ソフトウェア・アンド・ジ・アクト・オブ・ブロギング)」と言う名の修士論文を書いている。アンネはブログ・リサーチャーとして、最近設立されたばかりの、同大学のDigital Methods Initiative(デジタル・メソッズ・イニシアチブ)に参加している。また、ブログと学問に関する記事を、自らのブログ、そして共同運営のMasters of Media(マスターズ・オブ・メディア)ブログに投稿している。

[原文へ]


トラックバックURL:
http://jp.blogherald.com/2008/05/21/when-blogs-go-big-and-bad/trackback/

0件のコメントがあります。



コメントはありません