自分が参加することができないカンファレンスの模様を、ブログで紹介してくれると非常に助かる。例えば、先週、サンフランシスコで開催されたWeb 2.0 Expo(ウェブ2.0エキスポ)の情報源として、私はブログとTwitter(トゥウィッター)に頼っていた。カンファレンスを取材するブロガーは、それぞれ異なるアプローチを採用する。どのアプローチにも、メリットでデメリットがある。その中でも主要とされているのが、1.トゥウィッター、2.生中継ブログ用のツール、3.高速投稿、の3つのアプローチである。
トゥウィッター
トゥウィッターは、カンファレンスの主催者、そして、参加者の双方と連絡を取り合うツールとして、とても有効である。スケジュール変更、キーノートの内容、動画、会場内の人々の模様など、最新の情報を手に入れることができる。トゥウィッターは、オーディエンスや参加することができなかった人達からの質問に対する答えを提供する場として、講演者に利用される傾向がある。このような交流の欠点は、140文字のメッセージを基に有名になろうとする輩が必ず現れ、迷惑な行為に及ぶことだ。
カンファレンス中のトゥウィッターの利用方法として、私が気に入っているのは、裏ルートとしての利用だ。数週間前にアムステルダムで開催されたNext Web(ネクスト・ウェブ)カンファレンスでは、裏ルートが作られ、#nextwebに関するすべての記事が投稿されていた。裏ルートをフォローすることで、カンファレンスに関するコンテンツを積極的に提供しようとする人達から、たくさんの情報を手に入れることができるのだ。
生中継ブログ
CoverIt Live(カバーイット・ライブ)は、生中継ブログ用のツールとして、とても人気が高い。このツールを利用することで、ページを更新することなく、最新の情報を読者に簡単且つ迅速に伝えることができるようになる :
ユーザーのコメントは、インスタント・メッセージのように、リアルタイムで配信されます。「ワン・クリック」投稿機能を利用することで、思い立った瞬間に、投票、動画、イメージ、広告、そして、オーディオ・クリップ等を利用することができるようになります。読者からのコメントや質問は、すぐに表示されますが、実際に投稿するアイテムは、ユーザー自身で選ぶことができます。
“生中継ブログを読んでいる”いるビジターにとっても、有り難いツールだ。しかし、アーカイブ(そしてSEO)的な面では、このツールは優れているとは言えない。例えば、マット・ムレンウェグが行った、フォトブロガー用の関連記事機能やテーマの告知に関する、マッシャブルのエントリをチェックしたいとする。カバーイット・ライブのような外部サービスを利用すると、コンテンツは実際にはブログの一部ではなく、彼らのサーバーから埋め込まれたコンテンツとして存在することになる。この、「コンテンツが埋め込まれている」という事実により、インデックスやコンテンツを見つける際に悪い影響を与えてしまう。このようなツールを利用して、イベントを取材するときは、コンテンツがインデックスされないこと、そして、ブログのアーカイブの一部にはならないことを思い出してもらいたい。
高速投稿
私は、カンファレンスをブログで取材する側としても、カンファレンスの情報を入手する側としても、このアプローチが一番気に入っている。ネクスト・ウェブ・カンファレンスに参加していたき、たった2人ですべてのイベントを取材し、キーノートに関しては、交代で取材した。30分間のキーノートが終わると、次の30分間でブログのエントリにまとめ、投稿した。ノートを編集する30分間という時間は、決して長くはないものの、明快なエントリを作成するには十分である。
私がこのアプローチを、トゥウィッターや生中継ブログよりも好むのは、たとえ最新の情報を提供することができなくもて、アーカイブとして、最も質の高い作品を残すことができるからである。皆さんは、どのアプローチを最も好むのだろうか?
ライター紹介:アンネはアムステルダム大学でニューメディアを学ぶ学生であり、現在、WordPress(ワードプレス)にスポットライトを当てた「Blog Software and the Act of Blogging(ブログ・ソフトウェア・アンド・ジ・アクト・オブ・ブロギング)」と言う名の修士論文を書いている。アンネはブログ・リサーチャーとして、最近設立されたばかりの、同大学のDigital Methods Initiative(デジタル・メソッズ・イニシアチブ)に参加している。また、ブログと学問に関する記事を、自らのブログ、そして共同運営のMasters of Media(マスターズ・オブ・メディア)ブログに投稿している。
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