先週末、ロバート・スコブルが、ブロガーがコメントを管理する時代は終わったと主張したため、以前、私自身も触れたブロゴスフィアのコメント問題に関する議論が再び加熱した。私がコメントを残す場所を尋ねた時は、ブログに残すコメントにしか触れていなかった:
ブロガーが他のブログを引用し、コメントを加えたい場合、どこにコメントを残せばいいのだろうか?
3つの選択肢が考えられる:
1. オリジナルの記事にコメントを残す
2. オリジナルの記事を引用した記事にコメントを残す
3. 新しく記事を作成し、トラックバック/ピングバックを使い、他の2本の記事を紹介する
しかし、私達ブロガーは会話に参加するために、その他のサービスやソーシャル・ネットワーキング・サイトを利用する機会が増えている。最新の記事をTwitter(トゥウィッター)に自動的に掲載する機能は、ブログを売り込む手法として人気が高い。また、この手法を採用すると、トゥウィッターへの返信という形で、ブログの記事にコメントが寄せられることになる。
私はトゥウィッターにコメントを残す時と、実際の記事にコメントを残す時とでは、返信する際に差が生じることに気づいた。ブログの記事にコメントを残す時は、じっくり腰を落ちつけ、価値のあるコメントを残せるように、よく考え、時間を割いているような気がするのだ。しかし、トゥウィッターへの返信という形でコメントを残すときは、140文字という文字数の制限だけでなく、時間的な制約も受けているような気がするのだ。要するに、私のコメントは、短くなるだけでなく、コメントを残す際の個人的な障害を打ち破り、迅速且つ短い返信メッセージを綴ることができるようになる。
先日、私は、ブログの記事にコメントを残すために、トゥウィッターに返信し、付随する資料を提案した。すると、相手に、ブログの記事にもコメントを残して欲しいと頼まれ、私は応じた。これこそが、現在私達が直面している問題である。そのため、会話が、ブロゴスフィア中に散らばりつつある現実を考慮し、ブロガーは、コメントの場所を気にかけるべきだろうか?ブロガーは、会話が交わされる中心として、ブログに固執するべきだろうか?
Friendfeed(フレンドフィード)というツールの存在が、ブロゴスフィアでコメントを配信する問題が、すでに手に負えなくなっていることを仄めかしている。このサービスは、友達のフィードを把握するツールとしては最適であり、それだけでなく、すべての会話をフレンドフィードに集めることもできるのだ。コメントを介する会話はさらに散らばっていく傾向が見られる。そんな中、私達ブロガーは、CoComments(ココメンツ)等の集中化機能を利用し、残したコメントを追跡しようと試みているが、これらのコメントを見ることができるのは自分だけであり、会話に参加したいと思っている人は見ることができないのだ。
認識してさえいれば、どこにコメントが掲載されていようが、私は特に気にしない。しかし、これは解決するべき問題であり、Data Mining Blog(データ・マイニング・ブログ)のブロガー、マシュー・ハーストもインフラ上の問題として指摘している:
この議論で見過ごされている点がある。ブロゴスフィアのインフラは、その若干アマチュア的な発展プロセスが仇となり、以前から抱えていた問題を解決することができていない。その一つがコメントである。コメントの価値、そして、利用度が上がるなか、そして、コンテンツの配信メカニズムが発達するなか、コメントのメカニズムを発展させようという試みはほとんど行われなかった。基礎となるインフラの目立つ部分に対する調整ばかりに気を取られ、コメントの問題は見過ごされていたのだ。唯一の例外は、RSS 2.0のコメント・メカニズムぐらいであろう。
私達はインフラの修正を必要としているのだろうか?あるいは、単に“管理することを諦め”、交わされる会話に集中するべきなのだろうか?ロバート・スコブルは、コメントがどこにあろうが、気にしないようだ。皆さんはどうだろうか?
ライター紹介:アンネはアムステルダム大学でニューメディアを学ぶ学生であり、現在、WordPress(ワードプレス)にスポットライトを当てた「Blog Software and the Act of Blogging(ブログ・ソフトウェア・アンド・ジ・アクト・オブ・ブロギング)」と言う名の修士論文を書いている。アンネはブログ・リサーチャーとして、最近設立されたばかりの、同大学のDigital Methods Initiative(デジタル・メソッズ・イニシアチブ)に参加している。また、ブログと学問に関する記事を、自らのブログ、そして共同運営のMasters of Media(マスターズ・オブ・メディア)ブログに投稿している。
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1コメント
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