Friday, 10 October, 2008

ニューヨーク・タイムズ、死ぬほど働くブロガーの現状を指摘

4月 8日 at 11:00 am by マット クレイベン -

4月6日付のNew York Times(ニューヨーク・タイムズ)には、プロブログに関するストーリーが掲載されており、この中では、1年中、ニュースの途切れることのないインターネットの特性により、文字通り、ブロガーが死ぬまで働かなければならない現状を指摘している。

2週間前、フロリダ州のノース・ローダーデールで、テクノロジー分野で多数のエントリを投稿し、心臓発作のため亡くなった、ラッセル・ショー氏(60)の葬儀が行われた。さらに、昨年12月、こちらもテク・ブロガーのマーク・オーチャント氏(50)が、重い心臓発作を患い、死亡していた。 そして、オム・マリック氏(41)も昨年12月、心臓発作を患っていた。尚、マリック氏はその後回復している。

彼ら以外にも、体重の減少または増加、睡眠障害、疲労等の、インターネット特有の、ニュースや情報を休むことなく提供するサイクルが原因で、心身の不調を訴えているブロガーは他にもいる。

このような経験をするブロガーもいるのかもしれないが、私には当てはまらない。

私自身、The BlogMedia Network(ザ・ブログメディア・ネットワーク)を立ち上げ、ブログヘラルドを買収し、成長させ、そして、その他のサイトを立ち上げた経験がある。長時間働き、睡眠時間を確保できない夜もあった。このような取り組みに関わったことがあるなら、皆、同じような経験をしているはずだ。

しかし、この記事に記載されているような生活が、プロブログを職業にする人達の宿命だとは、私は思えない。

Gizmodo(ギズモード)のマット・ブキャナンがニューヨーク・タイムズに寄せた証言の一部分を以下に掲載する:

競争が非常に激しく、睡眠を取らずに、働き続ける能力が重宝されている。22歳のマット・ブキャナン氏は、この仕事に向いていると言える。彼は、Gawker Media(ゴーカー・メディア)の人気サイトであり、ガジェットに関する情報を提供する、ギズモードのブロガーである。同氏はブルックリンの小さなアパートで生活している。彼のオフィスはベッドルームの半分ほどの広さしかない。

ブキャナン氏は、1日の睡眠時間は5時間程度であり、まともな食事にありつけないこともあると語った。しかし、コーヒーにプロテインのサプリメントを混ぜることで、彼は元気に仕事を続けている。

ニューヨーク・タイムズが、ハイエンド且つ競争激しいブログ業界以外にも注目するのは、確かに無理があるのかもしれないが、是非、私達の存在にも目を向けて欲しかった。ニューヨーク・タイムズは、業界のほんの一部でしか過ぎない、アーリントンやギズモードのブキャナンに焦点を当てているだけで、ブログやその他のオンラインの収益源で生計を立てている多数派には全く触れていないのだ。

私がフルタイムでブログに向き合っていた2006年、1週間のうち5、6日働いていた。加えて、ガールフレンドが就寝してから、2-3時間働くのが日課になっていた。週末は、通常、1日2-3時間働き、ポッドキャストの作成に約1時間費やしていた。多いときは、1週間で55-60時間働くこともあった。その当時の私の年収は、数十万ドルに達していた…

このニューヨーク・タイムズの記事を見て、皆さんはどのように感じただろうか?皆さんも、この記事で指摘されてるように、長時間働き、収入は少なく、何かしら健康に問題を抱えているのだろうか?

アップデート (6:46am): ハワード・リンゾンが、この件に関して、恐らく最高のコメントを 彼のエントリの中で残している:

ニューヨーク・タイムズには普段目を通しているが、このストーリーはサンデイ・タイムズに掲載される価値があったとは思えない。ブロガーを馬鹿にするのもほどほどにしてもらいたい。彼らはお金に困っているのか、ネタに困っているのかを、公の場で認めてしまったことになる。この記事で確かな事は、ニューヨーク・タイムズが、仮説に囚われており、本当のジャーナリズムから脱線してしまったことだけである。ブログと心臓発作を結びつけるのは無理がある。

アップデート (12:43pm): ブログヘラルドの元エディターであり、カナダの医学生であるトニー・ハンが、医学的な情報を加えている

その他のコメンター: Blogging Stocks(ブロギング・ストックス)Worker Bees(ワーカー・ビーズ)ハワード・リンゾントニー・ハン

ライター紹介: マット・クレイベンは以前ブログヘラルドで編集および配信を担当していた。現在は、ミネソタ州ミネアポリスにある小規模なウェブ2.0企業、Bryghtpath(ブライトパス)LLCで共同設立者として活躍している。マットは、Telegraphik(テレグラフィック)とブログヘラルドに寄稿している。また、Twitter(トゥウィッター)でも、マットのメッセージを手に入れることができる。

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[…] ニューヨーク・タイムズ、死ぬほど働くブロガーの現状を指摘 ブログヘラルド ブロガーは死ぬほど働いてるんだというお話。 […]

[…] <参考> *米国で著名ブロガー死亡相次ぐ 日本でも「ドクターストップ」発生 *ニューヨーク・タイムズ、死ぬほど働くブロガーの現状を指摘 *ブログで名高いMarc Orchant氏、心臓発作による昏睡状態に *blog 疲れで死なないように ニューヨークタイムズ紙でこんな記事発見 […]