数日前、ローレルがブログで取り上げないトピックを問いかけていた。この問いかけに対して、様々な反応が返ってきていた。過激なトピックを避ける人もいれば、他人を攻撃するような文章を投稿しないようにしている人、そして、仕事に関するトピックを避けている人もいる。ほとんどの人が、他人に害を与えることがないように気をつけているようだ。
ブログに取り組むことで、自分自身が被害を被る恐れがある場合については、どうだろうか?抑制的な政府が、ブロガー達を拘置、または、投獄している事実、さらに、ブログのホスティング・サービスへのアクセスを遮断している事実は、既に把握している。そして、ブログに投稿したエントリが原因で、職を失う人もいる。それだけでは済まない可能性もある。少数派ではあるものの、ブログに反対する人もいる。
それでは、私がブログでは取り上げないようにしているトピックの例を紹介しよう。ブログを始めて間もない頃、私の知り合いが真昼間に殺人事件を目撃した。ファーストフード店で順番を待つ列に並んでいるとき、男が頭を撃たれ、即死した。他にも目撃した人はたくさんいたが、自分が撃たれることを恐れ、誰も動こうとはしなかった。
この話を聞いたとき、私はブログに投稿する価値があると思った。市民ジャーナリズムとしては、またとない機会だと思ったのだ。私は草稿を完成させ、投稿しようとした。しかし、最後の最後で、私は投稿しないことに決めた。その潜在的に危険な記事を投稿し、自分自身、そして、知り合いを危険に晒すべきではないと思ったのだ。それには、幾つか理由があった。
まず、私はその事件の真相、そして、犯人の詳細を知らなかった。暴力団のメンバーである可能性が強いことしか知らなかった。そのため、彼らが私や私の家族を追いかけてくることを危惧したのだ。
次に、この国の当局を100%信頼することができなかった。この国では、恐らく大多数の公務員は善良な人達だと思うが、制服を着た悪者もまたたくさんいるのだ。この事件に複雑且つ危険な関わりを持ってしまうことを避けるためにも、手を引くことに決めたのだ。
公開しない方が良いこともある。少なくとも、自分の名前を表に出すべきではない。今となって思えば、私は情報源を直接自分自身あるいは友人に向けることなく、投稿すればよかったのかもしれない。
私は、自己表現に関して言えば、ブログが私に与えてくれる自由を満喫している。意見を記事にまとめることにおいても、目撃した事柄や事実(場合によってはニュースも)を報告することにおいても、自由にブログに投稿している。さらに、人々や企業に関して、否定的な主張を展開することもある。しかし、自分の人生や親しい人達の人生が危険に晒されるなら、私は口を噤む。
ライター紹介: J・アンジェロ・ラコマはブログヘラルドではアシスタント編集者として、さらにSplashpress Media(スプラッシュプレス・メディア)では編集長として活躍している。また、ブログネットワーク管理者、そしてニューメディアコンサルタントという顔も持っている。スプラッシュプレス・メディアでは、同社のブログやブログ関連サービスの創造的な分野および管理的な分野を任されている。アンジェロは自らのブログ、the J Spot(ザ・Jスポット)で、テクノロジー、生産性、ライティング、そして仕事に関する記事を投稿している。
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