Monday, 8 September, 2008

ブログ用のスタイルガイドを策定する方法

3月 13日 at 2:30 pm by ジョナサン ベイリー -

一貫性なくして、ブログで成功することはできない。新しいことに挑戦することも勿論大切だが、ブログの意見、スタイル、そして、質が変わってしまうと、すぐに読者を失い、そして、評判も急降下してしまう可能性がある。

しかし、一貫性を長期的に維持することは非常に難しい。とりわけ、数人のブロガーを抱えているブログにとっては尚更困難である。人間として、変化することを避けることは難しく、文章のスタイルもその変化を反映するからだ。ブロガーが一人で運営しているブログでさえ、過去の記事と現在の記事を比べると、見た目においても、内容においても、一貫性が欠けているという事態に陥ることがあるのだ。

この開きを最小限に留め、ブロガー間、そして、過去と現在の間の一貫性を確実にするため、印刷媒体の世界が利用するツール、つまり、スタイルガイドを利用するブログが増えつつある。これらのガイドは、他のブロガーの意見を踏みにじることなく、文章に対する基本的なルールや、サイトに対して単一のスタイルを作成する際に効果がある。

事実上、あらゆるブログが、良質なスタイルガイドからメリットを得ることができるが、特にニュースやその他の形式で情報を提供するブログにとっては、その効果は絶大である。そして、有難いことに、スタイルガイドの作成はとても簡単なのだ。変化する事柄を幾つか考え、現在の取り組みを書き出していくだけである。

土台を築く

良質なスタイルガイドの土台には、確かな参照材料が用意されている。要するに、エントリの見た目と内容を具体的に考える前に、基本的な文法の問題やスペルの問題を解決する場所を用意しておくことが重要なのだ。

そこで、サイトの規定となる辞書と文法ガイドを指定する必要がある。これらのテキストが全体的な規則になる。これらのサイトを足場として利用することも、あるいは、サイトのニーズに合わせるために変更することもできるが、出発点としての役割があり、不明瞭なことがあればすぐに調べられるように、用意しておくべきである。

例えば、Random House(ランダム・ハウス)の英英大辞典を主に利用する、Dictionary.com(ディクショナリードットコム)を、スペルと定義の問題を解決するためのリソースとして指定するとしよう。こうすることで、自分や別のブロガーが、単語のスペルや定義について疑問を持った際に、同じサイトに向かい、同じスペル、そして、同じ意味を用いることができるようになるのだ。

同様に、グラマーの問題に対しても、正当性と一貫性の双方をブログのエントリに求めることが重要である。通常、ブログの読者は、正しい句読点の使い方等に拘ることはないが、記事によって、一覧の作り方や、所有格等の基本的な文法にズレがあると目立ってしまう。

この問題を解決するためには、ニューズ・ブログ、学者ブログ、メディア・ブログは、AP Style Guide(AP スタイルガイド)のコピーを、また、芸術性を追及するブログは、MLA スタイルガイドをいつでも参考にできるように用意しておくといいだろう。

上述のガイドは、ブロガーが遭遇するであろう問題の解決方法を完璧に網羅しているわけではないが、土台としては優れおり、自分で工夫し、より完全なスタイルガイドを作る際に役立つ。

自分のスタイルガイドを作る

残念ながら、あらゆるタイプのウェブサイトに利用することができるスタイルガイドは存在しない。そのため、自分自身、そして、自分のブログに役立つガイドを作成するには、増築および展開作業を数多くこなすことが要求される。

スタイルガイドは、サイトごとに異なるものの、良質なガイドの多くは、少なくとも、次に挙げるポイントの大部分を取り入れている:

  • 記事の長さ/頻度
  • 記事のタイトル(長さ、文字表記等)
  • フォーマット(小見出し、リスト等)
  • イメージ(ソース、サイズ等)
  • リンク(数、フォーマット等)
  • 帰属(引用、写真等)
  • ライター情報/略歴

しかし、ガイドの最も重要なポイントは何かと尋ねられれば、私は、綱領と答えるだろう。なぜなら、綱領は、サイトの内容を提示し、すべてのエントリが関わる事柄が記載されるからだ。綱領は、ブログ、そして、すべてのエントリに、すべて、あるいは少なくとも大部分のコンテンツの統一を図るための目安であり、非常に重要なのだ。

しかし、これらのルールを絶対的なルールとして策定するべきではない。特に“整備”する目的で、あるいは、トピックを外れるエントリを考慮し、例外を用意することになるだろう。それでも、こういったガイドラインは、大多数のエントリには有効であり、日常的に投稿するエントリが、メインのトピックを脱線しないようにする役目がある。

ガイドの施行

スタイルガイドを策定したら、次に施行するための作業が待っている。そのためには、目を通し、理解するだけでなく、簡単に参照することができるように工夫することが肝要である。

すべてのページにきれいに納まるフォーマットを利用し、コンピュータの傍に置いておくという方法がまず考えられる。また、チェックリスト風のフォーマットを作り、新しくエントリを投稿する際に毎回一度目を通すやり方もある。

しかし、スタイルガイドは、所詮ガイドでしかないことを肝に命じておくべきである。改訂を重ね、関連性を常に維持する必要がある。優れたスタイルガイドのゴールは、変更を完全に妨げることではなく、意図の伴った変更を計画的に行うことである。こうすることで、文章における変更が、良い方向に向かい、改善するために行われるようになるのだ。

また、スタイルガイドは、規則集ではないことも覚えておこう。ガイドラインは、必要に応じて破られることもある。AP スタイルガイドが、“聖書”のように扱われている新聞の世界であっても、ガイドのルールは必要に応じて破られているのだ。

スタイルガイドに綴られたルールは、決して変更不能なルール、あるいは、非の打ちどころがないルールとして捉えられるべきではない。あくまでも、ヘルプのために存在するのであって、拘束することが目的なのではない。ガイドラインによって、何らかの形で自分の努力が妨げられていると感じたら、変更するべきタイミングを逃した証拠である。

結論

ブロガーにとっての、スタイルガイドは、ジャーナリスト、はたま作家のスタイルガイドとは異なる役割を担っている。ブロガーのスタイルガイドは、出版社や編集者が押しつける、難解な規則の集まりではなく、過去のエントリと現在のエントリに一貫性を保つために、自分自身を律するための規則の集まりである。

その他のブログの作業と同じように、スタイルガイドは、自分のサイトのあるべき姿を表現している。自分独自のルールで構わない。あらゆる点でサイトにマッチしなければ、大きな食い違いが生まれてしまう可能性がある。

時間をわざわざ割いて、ルールを体系化する作業は、奇妙、あるいは、バカバカしく思えるかもしれないが、初期に投稿した記事を読み直してみれば、スタイルガイドを作成する作業に対する見方が変わるはずだ。

恐らく、過去の記事よりも、現在の記事のスタイルを好むブロガーの方が多いだろう。しかし、すべての変更が改善するために実施されることを裏付けることで、その取り組みは報われるはずだ。ルールを綴ることで、意見の一貫性を保つことが容易になるだけでなく、変更する際に、立ち止まり、思案するきっかけが生まれるのだ。

その分析と思案が、常に改善していることを裏付け、そして、ブログを破壊しかねない、悪しき習慣に陥らずに済むようになるのだ。

ライター紹介: ジョナサン・ベイリーは盗用、コンテンツ盗作、そしてウェブの著作権問題をテーマに取り上げ、Plagiarism Today(プレジャリズム・トゥデイ)でブログを書いている。ジョナサンはコンテンツ盗作問題に対応するウェブマスターが正確な情報を集め、この変化の激しい分野で取り残されないようにこのブログを2005年に始めた。それ以来、コンサルティングサービスをウェブマスターや企業に提供し、彼らが現実的なコンテンツ保護戦略を考案できるように、そして効果的な著作権ポリシーを策定できるように支援している。ジョナサンは弁護士ではなく、彼が提供している情報も法的なアドバイスとして捉えるべきではない。

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