どうやらヤフー!は、マイクロソフトが提案した約450億ドルもの買収オファーを拒否したようだ。
グーグルに対抗するため、同社を買収しようとしたマイクロソフトの目論見は脆くも崩れ去った。しかし、独立性(そしてプライド)を維持しようとするヤフーの決断は、ロシアン・ルーレットのようなものだ。
(Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)) 先週、何度か会議を行ったヤフーの経営陣は、1株31ドルというオファーは、“過小評価”に値するという結論を下した。また、ヤフーは監督機関により覆されるリスクのあるこの契約に応じるには、金額が低すぎるとも言っている。経営陣は、月曜日にマイクロソフトに対して文書を送り、決定を詳しく説明するようだ。
ヤフーの経営陣は、マイクロソフトが、最近の同社の株価の落下に便乗し、同社を“乗っ取る”のではないかと疑っているようだ。オファーを拒絶する決断は、ヤフーの経営陣が、買収合戦の長期化も視野に入れていることが窺われる。ヤフーは、1株40ドル以下のオファーには応じられないようだ。
マイクロソフトにヤフーが買収されれば、グーグルに(必要とされる)ライバルが誕生することになり、同時に複占も形成されることになり、長い目で見れば、ブロガーにとっては不都合な状況になるだろう。
グーグルが強すぎるという問題に加え、今後は、ウェブ・パブリッシャー、ニュース組織、そして、“パジャマ軍団”(別名:ブロガー)達には、–マイクロソフトとグーグルという、たった2社の選択肢しか与えられなくなるため、雲行きはさらに怪しくなると言える。
他の検索エンジン(Ask.com(アスクドットコム)等)もレースに参加しているが、Adsense(アドセンス)を検索結果の隣に表示させたいがために、グーグルのご機嫌伺いに徹しており、ライバルとしての資質に疑問の声が上がっている。
出来ることなら、ヤフーには、収益を上げる抜け道をなんとか探し出してもらいたい(Panama Ads(パナマ広告)を全世界に解放するなどして)。間違えても、その他の企業を永遠に嫌う2人の怒った巨人しか選択肢がないなんていう状況だけは、何としてでも回避したい。
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