Blog Herald(ブログヘラルド:米国版)では、ブロゴスフィアの大半のサイトと同じように、125×125 ピクセルの広告を掲載している。当サイトでは、6つ用意しているが、4つしか掲載していないブログもあれば、8つ掲載しているブログもある。TechCrunch(テッククランチ)のマイケル・アーリントンによって、広告は一般的な存在となり、ブロゴスフィアにおいては、少なくともブログ関連の話題をテーマに取り上げているブログにおいては、事実上のスタンダードとなった。
私はこのフォーマットを気に入っている。広告は必要以上に大きくする必要はない。理想は120×100ピクセルだが、125×125ピクセルも私は受け入れている。
問題は、読者が広告に飽きてしまい、こういった広告を回避してしまうことだ。先日、私は、この問題に関する記事をWisdump(ウィズダンプ)に投稿た。その記事には、読者の一連の行動を正当化する興味深いコメントが幾つか投稿された。
先が思いやられる。ブログで儲けるというレベルに達するのは容易なことではない。直接広告を売ることもできるが、広告主に納得して成果を受け入れてもらえるだろうか?広告自体とターゲットのオーディエンスにもよるが、読者が実際に広告を見ているかどうかも重要視されるはずだ。
思い切り悲観して、125×125ピクセル広告の効果がゼロになったと仮定しよう。
さて、次の手は?
ある意味、ブログ上の広告にも言えることだが、既に広告の効果を疑問視する傾向がある。PRエージェンシーは、製品に対する前向きなレビューや記事を獲得する取り組みを当初から行ってきたが、PayPerPost(ペイパーポスト)や、ReviewMe(レビューミー)等のように、もっと組織的に評価を得る方法が存在するのだ。コンテンツをこのように売却することで、そこそこの収益を上げることができる。やり手のブロガーの中には、自ら売り込みを行っている人もいる。現在、読者のために本心を貫き通すモラルは低下する傾向にある。口を挟む余地はなく、また、非難するつもりもない。今回の投稿で、私が言いたいのはそのことではない。
ブログ上の広告のパフォーマンスが下がると、有料のレビューや記事が増えてくる。ブロガーの手元に転がり込んでくる金額は増えるが、信頼性が疑問視される可能性があり、実際に既に問題になっている。印刷媒体が、オンライン配信を目の敵にして、非難しているが、他にも理由はあるはずだ。
皆さんは、ブログのレビュー記事を読んで、PRエージェントの陳腐な意見だけでなく、ブロガーの実際の意見が反映されていることに気づいているだろうか?
恐らく気づいていないはずだ。
また、雑誌に掲載さいれている特集記事は、広告契約をまったく考慮せずに綴られていると本気で信じている人はいるのだろうか?
間違えてもそんなことは信じてはいけない。
私は出版業界で働いた経験があり、知人もいて、話も直接よく聞く。レビューによる評価は、実際にビジネス化されているのだ。重要な広告主を非難できるわけがない。広告をべた褒めする特別版は、通常、マーケティング事業部が直々に管理している。
要するに、内容を把握することはできないと言うことだ。最近では、優れたPR事業者ともなると、親友のように振る舞い、食事や飲み物をおごり、とても親切に接する。つまり、面倒を見てくれるのだ。
彼らとは異なり、オンライン・パブリッシャー、つまりブロガーは、一人で作業し、それ故不安定である。一方の出版メディア業者は、成熟した企業である。大きな違いだ。しかし、それでも彼らはブロガーと同じような行動を取ることがある。
そして、この違いが、「広告が避けられている傾向」の重要性を物語っているのだ。何とかしなくてはならない。お金をもらってまで記事を書きたくないと言うなら、尚更真剣に考える必要がある。少なくとも、直接収益を得る方法は他にもあるはずだ。
自分のサイトでサービスを売り込み、収益を上げるという方法もある。少なくとも私自身、実際にこの方法で成功を収めることができた。私ができるなら、他の人にだってできるはずだ。
今まで私は有償の記事を書いたことは一度たりともない。このような行為に及ぶブロガーに同情するつもりもない。私なら後ろめたさを感じてしまうからだ。
それならばいっそ125×125ピクセル広告に賭けてみようと私は思う。
ライター紹介: トード・ダニエル・ヘデングレンはデザイナー、ライター、そしてブロガーとして活躍している。スウェーデンのゲーム業界の最前線でその手腕を振るっていたが、すべてを手放し、国際的な舞台へ旅立った。彼はインタビュー形式のブログ、BloggerTalks(ブロガートークス)を立ち上げ、デザイナーとして素晴らしい仕事をこなし、TDHブログに記事を投稿している。
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