Thursday, 20 November, 2008

ブラックハット・コメントの兆し

1月 18日 at 6:00 pm by ローレル ファンフォッセン -

同じチームのブロガーの記事に対して、ブロガーはコメントを残す必要があるのかどうかという議題を持ち出したとき、私はこの記事を完成するのに苦労した。幸運にも読者に助けてもらい、色々なことを考えることができた。投稿されたコメントの多くは頷けるものだった。ブロガーは、特に言うことがないときは、コメントを残す必要はないが、出来る範囲で同じチームのブロガー達をサポートする義務はある。しかし、コメントを強要するのは納得できない。

それでも、この問題は未だに悩みの種になっている。この問題への理解を深めようとしていたとき、私は、Pamil Visions’ eWritings(パミル・ヴィジョンズ・eライティングス)のミハエラ・リカが綴ったジキル博士とハイド氏の変則バージョンという記事の中に、この問題への予想外の展開が繰り広げられていることに気づいた:

次に紹介するシナリオを想像してみよう: 自分が質の高いブログの常連の読者だと仮定する。そのブログは、複数の作者が記事を投稿するブログであり、記事の大半は非常に興味深い。このブログはどちらかと言えばオンライン・マガジンに近く、 – ある種のニュースの情報源 – 定期的に読んでいる数少ないブログの一つである。突然、このブログの質が落ちた。作者は怠惰になり、コメント欄が急に活気付き始めた。理由は全く分からない。

なんとも寂しいストーリだ。複数のブロガーが運営するブログが気を抜き、記事の作成作業に疲れると、同じチームのブロガー同士で、コメント欄でエンターテイメントに高じるようになる。読者を楽しませるために、意図的にブロガー同士で対抗意識を持つようになるのだ。

ミハエラは、この現象を肩の寄せ合いと呼んでいる。私なら、エンターテイメント的な価値をコンテンツに加える、水増しコメントと名づけるだろう:

肩の寄せ合いと私は呼ぶ。正確にはコメントの寄せ合いと呼ぶべきかもしれない。これは同じブログの投稿者がお互いのエントリにコメントを残し、内部的な議論を活性化し、コメント欄が賑わっているように見せかけるトリックである。私が辞書を作るなら以下のように定義するだろう:

“見てよ、また劣悪な記事を書いちゃった。でも君が誉めてくれれば、面白い記事みたいに見せかけることができるよ。君が失敗したときにこの借りを返すよ。”

そして、激励、冷やかし、やじ、お世辞のすべてに手を貸すようになる。完全に狂コメント病だ。

でも投稿者同士で気を遣っているが、コメントに関する記事でも説明したように、すべての記事がコメントに値するわけではなく、また、コメントの要請があっても、そのトピックに精通していなければ、コメントを残すことはできない。

しかし、巧に記事のコメント内で競い合うことで、読者の関心を引くことができる可能性はある。一方、失敗すれば、廃り、見飽きたテレビ番組や、学生時代に散々見てきた注目を集めるための見せ掛けと、何ら変わらなくなってしまう。

それでも、交通事故のように、読者はやむを得ずチェックすることがある。流行に乗り遅れたくない心理が働くのだ。

ミハエラはこの記事を書くにあたって、私の中の“悪魔”、ロレーヌが綴った“10通りの過激でまともなブログのヒントという記事に掲載されていたアドバイスを思い出したようだ。“ロレーヌ”曰く、ブログ上の会話を盛り上げるには、一度ログアウトして、別人としてログインし、自分の記事にコメントを残す方法が一番効果的らしい。会話を弾ませるためだが、まともで補完するようなコメントを残す必要がある。

これは野次馬のようなブロガー達をからかうパロディーに他ならないが、言いたいことは分かってもらえるはずだ。エンターテイメントを続け、ブログで注目を集めるためなら、どこまで身を削ることができるだろうか?“コメントの寄せ合い”や強要、あるいは捏造も厭わないだろうか?これは、ブラックハット・コメントが流行する兆候だろうか?

まるでテレビのプロレスのように、注目を集めるためなら、“やらせ”も厭わないブロガーに対して、皆さんはどのような印象を持っているのだろうか?

ライター紹介: Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共にブログを書き続け、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行き好調の書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。

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