Thursday, 20 November, 2008

新しい風をブロゴスフィアに・・・

1月 3日 at 1:00 pm by ローレル ファンフォッセン -

つまらない。まったく興味が沸いてこない。退屈だ。最近ブログに新鮮味が欠けていると感じているのは私だけだろうか?

私は、ここ2、3ヶ月間、ブログをテーマに掲げたミーティングやカンファレンスに何度も出席し、数多くの素晴らしいブロガー達に出会うことができた。しかし、その一方で、新しいブログを始めようとする多くのブロガー達に散々苦い思いをさせられてきた。新しくブログを始めることに関しては何の問題もないが、そのテーマが問題なのだ。

新人のブロガー達が決まって口にする、#8220;ブログを始めようと思っています。テーマは、…というセリフに続くテーマを次に紹介しよう。”

  • SEO
  • ブログに関するブログ
  • WordPress(ワードプレス)
  • ワードプレスのテーマ
  • ウェブ・デザイン
  • ブログの収益化

すべて既に出尽くしたテーマであり、新鮮味のかけらもない。

上記のテーマは、ブログで生計を立て、厳しい生存競争に立ち向かい、ブログの投稿にすべてをかけている世界最高峰のブロガー達を中心に回っている。彼らは真のエキスパートであり、毎日知識を仕入れている。3年、5年、あるいは10年も取り組んでいるのだ。彼らにとっては、情熱、ゴール、そして、人生そのものである。

新人のブロガーが、彼らの情熱、経験、そして、長い間生き抜いてきた生存力に太刀打ちできるとでも思っているのだろうか?

それでは、一体どのように勝負すればいいのだろうか?また、どのように、新しいアイデアを加えればいいのだろうか?

新しいアイデアをもたらす方法

テーマが何であるかはたいして関係ないが、それでも、とりわけ人気のあるテーマの“大物ブロガー”にチャレンジするつもりなら、新しいアイデアを提供することが生命線になる。自分だけの見解を用意しているのだろうか?その見解を先に見出した人は今まで誰もいないのだろうか?

まずそんなことは期待できないはずだ。

通常、これらのトピックで記事を綴る方法は4通りしか存在しない。

  1. 必要なトレーニングと経験を積んできた教師として、教訓を紹介する方法。
  2. 生徒として、学習事項を綴る方法。
  3. 学習プロセスに読者と共に参加し、参加者として、読者から学んだことを綴る方法(別名:共同学習)。
  4. 観察者として、他人の行動に対してコメントを投稿する方法。この手法は、基本的に、自分の意見やコンテンツはあまり加えず、他人の方法や行動をレポートする形式で行われる。ブロック引用ブログと呼ばれることもある。主役はあくまでも観察する主体であり、ブロガーは脇役に徹する必要がある。

上記の4通りの方法はすべて日常的に用いられているが、これ以外の視点から記事を綴る方法を編み出すことはできるのだろうか?

Cape Cod SEO(ケープ・コッド・SEO)というブログは、SEOをテーマに掲げているが、このありきたりのテーマに対して、ジオグラフィック(地理)というユニークな視点で取り組んでいる。

CapeCodSEO.com(ケープコッドSEOドットコム)は、中小企業を対象とした、SEO、Pay-Per Click(ペイ・パー・クリック)広告、検索エンジン・マーケティングに関する戦略や手法を提供している。また、このブログは対象とする地域をマサチューセッツ州のコッド岬に限定している。

このブログは、ただ単に世界中の読者を対象にSEO、広告、マーケティングに関するヒントを紹介しているわけではない。特定の地域を対象にしているのだ。万人に役に立つわけではなく、一部の地域の住人に役立つオンライン・マーケティングのテクニックを紹介しているのだ。

特定の分野やマーケットに絞って記事を綴ってみよう。例えば、イスラエルやルーマニアに特化したSEOのヒントを考えてみる価値はあるかもしれない。ライバルのことはほとんど気にする必要がないはずだ。そのため、知名度は上がり、その地域のエキスパートになれる可能性もある。

シンプルなワードプレスのテーマのみを取り上げることもできるし、特定の局面のみにスポットライトを当てることもできるはずだ。WordPress Bits(ワードプレス・ビッツ)のブロガー、レオニード・マムチェンコフは、ワードプレスのコードとハッキングにテーマを絞り、その仕組みと使い方を徹底的に追求している。彼のブログを読んでいると、ワードプレスのエンジン・ルームを覗いているような気分になる。彼は、ワードプレスのビジネスやその他のワードプレス関連のトピックには一切触れていない。ワードプレス・ビッツは、ワードプレスを動かす特定の部分に的を絞っているのだ。それ以上でもないし、それ以下でもない。

Westi on WordPress(ウェスティ・オン・ワードプレス)のブロガー、ピーター・ウェストウッズは、ワードプレス2.4の開発状況を週に1度レポートしているだけだ。もちろん、出来ることならば、今後組み込まれる予定のコードやワードプレスのテーマおよびプラグインの作者達が加える変更事項などに関する記事をもっと数多く読んでみたいが、それでも、彼のブログは、目的を絞込み、ワードプレスの愛好家達に最新のニュースや開発の状況を届ける役割を大いに果たしている。ウェスティはもっと記事を投稿するべきだろうか?彼はこのブログ以外にも複数ブログを運営しているため、“忙しい”はずだ。このブログは現在、次のワードプレスのバージョンに関する話題を提供するという大役を果たしており、それで充分なのだ。

前述した3人のブロガーはスペシャリストである。彼らは、大局的に物事を見つめ、一つの分野に絞る決断を下し、実際に特定のオーディエンスに対して、必要な情報を提供している。関連するトピックすべてを網羅することは避けたのだ。もし、すべてを網羅していたら、多数のライバルに囲まれていたはずだ。

それでは、新しいトピックを考案する手法を次に紹介しよう:

  • 地理を念頭に考える: 自宅を中心として、ブログの焦点を特定の地域にしぼる。特定の国やコミュニティをクローズアップしよう。
  • 対象を絞る: すべての人を対象にする必要はない。自分で選ぶことができるのだ。例えば、スペイン語圏、富裕層、特定の民族、特定の地域、文化的なグループ、若者、コレクター、ファン、趣味、 - 対象とするグループを見つけよう。そのうち自然にメンバーが集まってくるかもしれない。
  • 母国語で記事を投稿する: ブロゴスフィアでは、英語でブログを投稿することで、より多くのオーディエンスを迎え、より多くの収益を上げることができると信じられているため、 英語のみで記事を投稿する傾向が見られる。しかし、現実を直視する必要がある。飽和状態の英語のマーケットに進出するなら、多くの競合ブロガー達と競争しなければならなくなる。もし、そのテーマに関して母国語で記事を投稿している人が他に誰もいなければ、誰とも勝負する必要はなく、その言語で情報を望む人達を独占することができるのだ。
  • 逆方向に考える ワンパターンではなく、物事を逆の方向で考えてみよう。風刺するのだ。同じことは何度も繰り返されるため、過去に遡ろう。A+B=C なら、B+C もCになる。逆方向に捉え、順序を正直に辿るのではなく、最後から最初に向かって進むのだ。例えば、ただ単に、SEOを実行する方法と紹介するのではなく、誤ったSEOを修正する方法を紹介することもできるのだ。
  • ルールを破る: もしルールをしっかり守るタイプなら、わざわざその姿勢を崩す必要はない。しかし、もし、ルールを破ってしまいがちなら性格なら、自分の品位と倫理を損ねずに、ルールを破る方法を考えてみよう。すべての人が同じ行動を取ることで、暗黙の“了解”が生まれる。違う方法で挑み、暗黙の了解を裏切ってみよう。
  • 登場人物や見解を変える: これは名前やキャラクターを変えるという意味ではない。視点を変えるのだ。大人になると、子供のときの世界観を忘れてしまう。新たな視点で物事を捉えてみよう。貧しい生活をおくる富裕層、あるいは、裕福な生活をおくる貧困層のように、視点を変えるのだ。ブログが学費の足しになったと報告する大学生のブロガーは多いが、60歳のブロガーが大学の授業料を支払うためにブログを使った話はあまり聞いたことがないはずだ。物の味方を変えることで、そのトピックに対する見解はどのように変化していくのだろうか?
  • テーマを限定する: テーマを限定し、さらにトピックの範囲も狭くしよう。SEOに関するあらゆるトピックを網羅するのではなく、SEOのライティングやSEO業界のエキスパートに関するニュース、あるいは、SEOのコーディング等、特定の分野のみを対象にするのだ。そして、さらに焦点を絞ろう。ライティングやSEOに関するブログなら、SEOを対象にすることもできるが、SEOがブログ・ライティングに役立つ仕組みに絞ることもできる。ライター達に向けたSEOの記事を投稿することもできるし、SEOの愛好家に向けたブログにすることもできる。フード・ブログなら、食べ物に関するライティングを主題にしたブログにすることもできるし、その反対もできる。範囲を狭め、ブログのテーマを具体化し、ニッチを見つけるのだ。

ありきたりなスタイルに別れを告げ、お決まりのテーマに新風を巻き起こし、関心を高めることができる方法を見出そう。- 最低でも、何かしら新しいアイデアを加えて欲しい。ライバルの少ない分野はまだたくさん残っている。SEOやワードプレスやブログに関する何の変哲もないブログを始めるのではなく、自分だけの分野を開拓するのだ。

ライター紹介: Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共にブログを書き続け、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行き好調の書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。

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