RSSの知名度

このエントリーをはてなブックマークに追加

クリスマス休暇の間、私が、叔父と従兄弟のマークと地下でくつろいでいたとき、マークが、軍が情報をもっと効果的にまとめることができるソフトウェアがあるかどうか尋ねてきた。私達はBasecamp(ベースキャンプ)をはじめ、その他の複数のソフトウェアについて話し合ったが、軍がマイクロソフトやIBMのような大企業のソフトウェアしか受け入れないことは重々承知していた。ソフトウェアの世界で素晴らしい進歩を遂げているのはこういった大企業だけではないため、実に歯がゆい。

ベースキャンプの機能について話しているとき、私はこのソフトウェアがRSSに対応していることを指摘した。個人的にはとても効果的だと思っていたが、ベースキャンプのようなグループウェアに対して実際にどの程度役に立つのかは分からなかった。それでも触れておく価値はあると思ったのだ。しかし、そのとき、私の叔父が怪訝そうに私を見つめていた。彼はRSSを知らなかったのだ。

私の叔父は比較的頭の回転が速いタイプであり、テクノロジーに疎いわけでもない。実際に、彼は、軍が今後利用しそうな機器を挙げていたし、彼の自宅のコンピュータはかなりハイテクな設定が組まれている。しかし、それでもRSSのことは知らなかったのだ。

私は、RSSとは、様々なサイトを購読することができるようにするシステムだと説明し、サイトを新聞に例え、その新聞が届けられる家をRSSリーダーに例えた。それぞれのサイトをわざわざ訪れ、自ら読んで、好きなコンテンツを探し当てるのではなく、欲しいコンテンツがすべて集まってくるだと説明した。

利便性を例に例えて説明したにも関わらず、叔父は、彼自身に対してどれほど役に立つのか、理解していないようだった。彼は多数のニュースサイトを訪れ、好きなコンテンツを探すことを不便とは思っていなかったのだ。RSS購読することで、何かを見逃したり、あるいは、不要なコンテンツまで大量に送られてきてしまうのではないかと心配していた。

また、叔父は、RSSの裏側にあるビジネスモデルが分からなかったようで、特定のコンテンツのみ配信されるのか、あるいは、何らかの形で制限することができるのか私に疑問を投げかけてきた。RSSの概念は彼にとっては不可解そのものであり、30分間メリットを説明したが、成果はゼロであった: 結局彼はRSSを理解することができなかったのだ。

ブロガーとして私は、新しく記事を投稿したことを読者に知ってもらいたいため、常々RSSフィードを購読するよう読者に求めている。しかし、40代の叔父が私の意図を最後まで理解することができない現実を、真摯に受け止めなければならない。

RSSは、詳細を説明するページを用意せずに、インターネットの一般ユーザーに奨めることができるほど、認知されているのだろうか?それともブロガーは、何を“購読する”のか分からない人達に対して、RSSの何たるか、および、ユーザーのメリットを説明する必要があるのだろうか?

2008年は、RSSがオンラインでもっと認知され、普及するようになって欲しい。そして、RSSと言う用語を使ったとき、毎日インターネットで大量の作業に追われている人達が、怪訝そうに私を見るような状況が生まれないことを、私は望む。

ライター紹介: デビッド・ペラルティはカナダ人のプロブロガーであり、2年間で5,000本以上の記事を投稿し、自らの主張を繰り返してきた。現在はSplashpress Media(スプラッシュプレス・メディア)でマーケティング部のリーダーとして活動している。個人的なブログはDavidCubed.com(デビッドキューブドドットコム)で、そして彼の仕事に関する経験を綴ったブログはeXtra for Every Publisher(エクストラ・フォー・エブリ・パブリッシャー)でチェックすることができる。

[原文へ]

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

人気の記事