Sunday, 7 September, 2008

職業としてのブログの認知度

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12月 31日 at 1:00 pm by ローレル ファンフォッセン -

先日、歯科クリニックで歯石を取ってもらい、キレイにしてもらっているときに、歯医者から、私がどんな仕事をしているのか訊かれた。私は、“ウェブ配信”や、“オンライン・メディア・コンサルタント”、“ウェブ・コンサルタント”、あるいは、お決まりの分かりやすい“ライター”等、型どおりの答えを返そうとしたが、そのとき、なぜか後ろめたさを感じた。

そして、口の中に指を入れられながらも、私は“ブログです”と答えた。

“ブログです”というフレーズは口の中に指が入れられていても、あるいは入れられていなくても、聞き取れると思うのだが、彼は全く反応せず、指と鋭利な器具を私の口から出し、妙な目で私を見つめ、“何ておっしゃいましたか?”と言った。

“ブログです”

“ブログですか?あのインターネットの?ゴシップとか悪口を言うために使われているあのブログのことですか?あれって、芸能人の噂話とか、陰鬱な議論とか、政治関係の世間話ですよね?”

“それは、半分当たってますね。”

“本当ですか?”

“はい。実は、ブログに関する本も出版しています。”

“本当ですか??”

“ブログは業界としても、コミュニケーションのツールとしても優れています。”

“知りませんでした。それでは、ご主人はどんなお仕事をされているのですか?”

“あの人は飛行機をいじくっているだけです。構造エンジニアなんです。FAA(連邦航空局)の代理人もしてます。とりわけ旅客機から貨物輸送機に改造することを専門にしています。自分から修理工もどきだと自慢しています。”

“今度は関心を持てそうな気がします。どれぐらいその仕事をされているのですか?今まで、どんなところで仕事をされていたんですか?軍関係の仕事の経験もあるんですか?…”その後、彼は立て続けに夫の仕事に関する質問ばかりをぶつけてきた。

会話にブログが登場することは二度となかった。

皆さんも同様の経験をしたことがあるだろうか?

ブログは退屈なのだろうか?

ブログが退屈だとは思わない。他のブロガーに会うと、ブログの話題で会話が弾む。コンテンツの重要性、プログラムのバックエンドへの不満、プラグイン、テーマ、コンテスト、コメント、コメント・スパム、コンテンツ盗用、ページ・ランク、グーグル、誰が何についてどんな記事を綴ったか、正体不明のブロガー、あれこれするためのテクニック等、話題は尽きない。途切れることなく会話が続くのだ。

ブロガー以外の人達には、私の仕事を説明しても全く理解してもらえない。「ウェブ・コンサルタントです」と言っても、リアクションは皆無であり、興味を持ってもらえない。そのため、相手の仕事のことや、夫の魅力的な仕事のことばかりがクローズアップされるのだ。

ブロガー以外の人達にとって、ブログはつまらないのだろうか?それとも、ただ単に理解されていないだけなのであろうか?納得がいかない。一生懸命働き、長い時間を費やし、コンピュータに束縛された成果は、文字通りゼロだ。物理的な産物はなく、大部分のブロガー達には、上司もいなければ、オフィスもない。収益は微小で、スケジュールを立てることすらままならない。福利厚生も皆無だ。医療制度や保険も充実していない。好きな場所で下着のままコンピュータの前に何時間も座り、それを“仕事”と呼んでいる。

ブログのテーマを訊かれ、“テクノロジー”、あるいは、“オンライン・コミュニケーション”とでも答えれば、コンピュータの故障を修理する方法を何度か尋ねられるのがオチだ。“ブログに関するブログです”と答えようものなら、会話はその瞬間終わってしまう。

皆さんは、仕事について訊かれたとき、どのように答えているのだろうか?正直に“ブログです”と答えているのだろうか?そのとき、どのような反応が返ってくるのだろうか?

ライター紹介: Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共にブログを書き続け、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行き好調の書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。

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