Thursday, 20 November, 2008

ブロゴスフィアのコメントシステム問題を検証

11月 13日 at 11:45 am by アンネ ヘルモンド -

ローレル・ファンフォッセンは以前WordPress(ワードプレス)の一番の問題点をコメントのシステムだと断言していた。しかし、これはワードプレスだけではなく、ブロゴスフィア全体の問題である。ブロゴスフィアはコメントを分散するネットワークであるが、皆さんは、誰かが自分のコメントに対して返答しているかどうかをどのように把握しているのだろうか?また、興味がある議論の経過をどのように追っているのだろうか?  

経過を追う必要のあるコメントは2種類に分類することができる。自分のブログに誰かが残したコメント、そして、他のブログに残した自分のコメントだ。皆さんは、これらのコメントをどのように管理しているのだろうか?

メール通知システムを利用する。 管理者パネルで各種設定 - ディスカッション設定を順にクリックして、「コメント投稿があった際は常に通知する」にチェックを入れる。これが私のお気に入りのコメント管理方法だ。誰かが自分のブログにコメントを残すと、メールが送られてくる。ブログや管理者パネルでコメントの有無を確認するよりも、私はこの方法を好む。なぜならブログとは異なり、メールソフトは常に利用しているからだ。

管理者パネルからコメントに返信する。 コメントに管理者パネル内から返答できるプラグインをインストールする必要がある。ローレルが使ってみたいプラグインのリストを公開した後に、シンディー・ムーアによって開発されたThe Admin Panel Comment Reply Plugin(ジ・アドミニ・パネル・コメント・リプライ・プラグイン)を利用しよう。OzhもAbsolute Comments: Comment Manager with Instant Reply(アブソルート・コメント:コメント・マネージャー・ウィズ・インスタント・リプライ)という名前の同様のプラグインを作っており、一見の価値がある。

コメントは通常単一のページに保存されるため、自分のブログに残されたコメントを管理する作業はとても容易である。それでは他のブログに残したコメントについてはどうだろうか?これらのコメントのその後の展開をどのように追うことができるのだろうか? 

コメントを購読する。私が自分のコメントの経過を見守る方法の中で気に入っているのが、このコメント購読だ。自分が残したコメントの記事に新たにコメントが投稿されるとメールで知らせてもらえる。これはブログの所有者がこのオプションを有効にしている場合のみ利用することができる。コメントを残した人達に新しく投稿されたコメントを知らせてあげるには、Subscribe to Comments(サブスクライブ・トゥ・コメンツ)プラグインが必要になる。

コメント・アグリゲータを利用してコメントの経過を追う。コメント・アグリゲータは2つのタイプに分類される。CoComment(ココメント)などのセントラルサーバ上でコメントの経過を追うタイプ、そして、コメントをHaloscan(ハロスキャン)Intense Debate(インテンス・ディベート)等の外部サーバにアウトソースするタイプだ。 

ココメントのシステム。 ブラウザーに拡張機能をインストールすることで、ブログにコメントを投稿した時点で、ココメントは自動的に有効になる。ココメントのサーバーに情報を送信し、個人のページに保存される仕組みになっている。単一のページにすべてのコメントを介した会話が掲載されるため、経過を追う作業が楽になる。この拡張機能には、コメントが更新されると知らせてもらえる機能もある。このサービスはとても気に入っているが、まったく問題がないわけではない。

ココメントは最近遅延が目立つ。昨日、コメント投稿の通知が実行されたのは、実際にコメントが投稿されてから19時間経ってからであった。一時的なバグであることを心から願う。また、現段階でMovable Type(ムーバブル・タイプ)のブログに対応していないことも、大きな問題である。たとえ彼らがこの問題に取り掛かっているとしても、経過を追うブログの会話を大きく制限してしまっている。すべてのブログがワードプレスのプラットフォームを利用しているわけではないのだ。

ハロスキャンおよびインテンス・ディベート。 正直に白状しよう。私はこの2つのサービスを利用したことがない。自分のコメントを外部のサーバにアウトソースすると言うアイデア自体が受け入れられないからだ。これらのサービスを利用しているブログを訪れたことがあるが、コメントは外部のサーバからロードされる仕組みになっているため、サイトが表示されるまでに随分と時間がかかった。コメントが表示されるまでに非常に時間がかかるため、面倒臭くなってしまうこともあった。インテンス・ディベートはコメントを自分のブログにインポートあるいはエクスポートする機能、さらにスレッド式コメントや評価システム等素晴らしい機能を提供しているが、やはりコメントを譲渡するのは抵抗がある。  

コメントをアウトソースすると、コントロールすることができなくなってしまう。私はコメントのノー・フォロー属性を取り払うべきだと主張しているが、ハロスキャンは自動的にコメントにノー・フォローの属性を設定してしまう。ノー・フォローの属性を取り払うプラグインも複数存在するが、コメントを一度アウトソースしてしまうと、そのオプションを利用することすら出来なくなる。 

皆さんはどのように自分のコメントの経過を追っているのだろうか?また、コメントをアウトソースしているのだろうか?  

ライター紹介:アンネはアムステルダム大学でニューメディアを学ぶ学生であり、現在、WordPress(ワードプレス)にスポットライトを当てた「Blog Software and the Act of Blogging(ブログ・ソフトウェア・アンド・ジ・アクト・オブ・ブロギング)」と言う名の修士論文を書いている。アンネはブログ・リサーチャーとして、最近設立されたばかりの、同大学のDigital Methods Initiative(デジタル・メソッズ・イニシアチブ)に参加している。また、ブログと学問に関する記事を、自らのブログ、そして共同運営のMasters of Media(マスターズ・オブ・メディア)ブログに投稿している。 

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