ジェフ・エリオットのギター工房には「出来あがるのは遅く、値段は高く」というメッセージが掲載されている。
一方、マーケティング業界で働く私の友人には、「早く、良く、あるいは安く。全部は選べない。」という口癖がある。早く、安く仕上げることはできるが、良いものは完成しない。良いものを作ろうとすると、今度は安さも早さも期待できなくなる。
ブログとそのコンテンツにも同じことが言える。早くコンテンツを仕上げるのは簡単だが、はたしてその記事は良い記事だろうか?良い記事かもしれないし、劣悪な記事かもしれない。しかし、安っぽい記事だということは間違いない。良い記事を書くには時間がかかるのだ。
ブログで質の高いコンテンツを作成するには計画を立てる必要がある。目的が必要である。専念する必要がある。そして何よりも意図が必要である。
意図のある文章を綴る
意図をもって文章を書くことで、コンテンツの目的と目標が理解できるはずだ。そして、オーディエンスと彼らのニーズを理解し、自分のニーズとメッセージを伝える能力にも気づくはずだ。
弦楽器職人がギターを作るとき、彼らは型から強引に抜き出し、無理やりくっつけるようなことはしない。木を厳選し、ネック、前面、側面、背面、あるいはバラ模様における木の使い方を弟子に教えることもある。そして、木の強度、重量、柔軟性、耐久性をテストし、木の響きを確認する。
ギターを作るには、芸術性、訓練、技術、直観が必要とされる。これらの要素は良い記事を書くためにも欠かせない。ブロガーなら、言葉を芸術のように使って、メッセージを巧みに伝えたいはずだ。文章作りの職人として、調子がいいときは直観で分かり、訓練と技術によって、やがて縦横無尽に指をキーボード上で動かすことができるようになるのだ。
記事のことが分かるようになると、言葉がメッセージを彩る仕組みを理解することができるようになる。目標を胸に秘め、基礎となる鋼のような目的を掲げることで、力強い文章が生まれ、慎重に選ばれた言葉が並べられていく。
ギターを守るための光沢を手にいれ、手造りの楽器を仕上げるために、磨いてはやすりをかけるギター職人のように、ブロガーは輝きを放つまでは、行や言葉、あるいはすべての段落を編集し、メッセージに磨きをかけるのだ。
これはブロガーにとっては欠かすことのできない取組みである。しかし実行しているブロガーはどれぐらいいるのだろうか?
早さ、良さ、または安さ
何も考えずに記事を作成するのは、ファーストフードを作るのと同じだ。食べ物に変わりはないが、舌が肥えている人には向かないだろう。
コピーしたり、ブロック引用を利用したり、挙句の果てにはフィードスクレイパーを利用することで、コンテンツを安く仕上げることができる。まさにワンコイン式ブログだ。コンテンツには変わりないが、目的は見あたらず、意図など微塵も存在しないはずだ。早く仕上げたコンテンツと同様に、こういった安い記事はビジターの口には合わず、すぐに追い返してしまうだろう。そして彼らが戻ってくることは二度とないはずだ。
もし質の高い記事を綴りたいなら、もしビジターの注目に値する記事を綴りたいなら、そして、もしビジターを常連の読者に変え、仲間にも宣伝してもらえるような記事を綴りたいのなら、時間がかかることを覚えておこう。
手早く済ませることはできない。安く済ませることもできない。時間、計画、手入れ、熟考、そして、意図が必要になってくる。
皆さんは、早さ、安さ、良さ、どれを選んでブログに取り組んでいるのだろうか?
ライター紹介: Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共にブログを書き続け、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行き好調の書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。
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