Wednesday, 19 November, 2008

GoogleのPRが下落した理由

10月 29日 at 11:00 am by J. アンジェロ ラコマ -

最近、ブロゴスフィアで情報を収集しているなら、有名なサイトやブログのグーグルPageRank(ページランク)がここ数日の間で急落したこともご存じだろう。私達のサイトの中でもブログヘラルドを始め、複数のサイトが、PR6からPR4にランクを落としてしまった。これは私個人のブログを含め、そこらじゅうのブログはもちろんのこと、MFA(アドセンスで儲けることを目的としたサイト)およびスプログよりも低くなったということになる。 

非常に人気の高いブログのページランクも下落している。ブログだけでなく、信頼されている新聞社の数サイトを含め、有名なメディアサイトまでこの影響を受けている。つまり、グーグルはこれらのサイト(私達を含め)の信頼性を疑っているということだろうか? 

最新のページランクの変動における真相は今のところ謎のままだ。リンクを収益化したことに対して罰則を受けているのだろうか?行き過ぎたサイト内のリンクに対する罰なのであろうか?この2つの見解が、PRの下落の原因だと考えられている。 

アンディー・ビアードは、グーグルは「人気者」に対して、リンクを販売している行為、および/あるいは過度にネットワーク内でリンクを貼っている行為に対して、天罰を下したと綴っている。 

ペナルティーを受けた有名サイトの多くが、大きなブログネットワークの一翼を担っているサイトであり、これらのサイトには一つの共通点がある。彼らはネットワークのサイト内で過剰にリンクを貼り合っていたのだ。

さらに、これらのサイトは、リンクあるいは広告を販売しており、リンク先のページランクの高いサイトからの恩恵を受けて、不透明な資産を得ているのだ。

また、このサイトでは、これがページランクの更新なのか、あるいはグーグルがただ単に、有料リンクを使った戦略やリンク交換を介して人為的にランクを引き上げようとする反則行為に対して、複数のサイトを選び、罰を与えているだけなのかに関しても議論されている。 

しかし、すべてのブログネットワークが影響を受けているわけではない。ブログロール内の過剰な内部リンクに走ったネットワーク、その中でもとりわけTechnosailor(テクノセイラー)を使ったb5media(b5メディア)Scrivs(スクリブズ)を使った9rules(9ルールズ)、そしてWeblogs, Inc(ウェブログズ)等が大きな影響を受けた。一方、Bloggy Network(ブロギー・ネットワーク)など、このような活動に消極的だったネットワークはほとんど影響を受けていない。

どちらが的を得ているのかは定かではないが(この記事を書いている時点では誰も原因を確信していない)、確実なことが一つある。それはグーグルがオンライン経済を揺るがした事実だ。経済学者として、そして、ニューメディア・ネットワークの管理者としての立場から言わせてもらおう。 

検索および広告で財を築いた巨大企業のグーグルは二次的な経済を構築した。ブログおよびウェブサイトはページランクを評判および信頼度の計測値として利用している。多くのサイトのオーナーがそれぞれのサイト、あるいはドメインのページランクに頼り、広告の値段を決める際に利用している。 

ページランクとはオンラインの基準のようなものである。このPRが急降下することによって、ウェブマスターの価値も下がってしまう。事実上、グーグルはこの繁栄する産業の価値をたった一日で下落させてしまった。成長著しい経済の価値が低く見積もられてしまったのだ。 

しかし、この経済のことを考えると、人々がページランクをとてつもなく重要視して、とりわけ値段をつけるようになったことから、人の思惑で動いていた経済と言っても過言ではない。しかし、もしそうならば、グーグルは道徳的観点(および法的な観点)から言って、競争を中止してしまう責任を問われることはないのだろうか?グーグルは自らの広告プログラムを運営し、競争で独走態勢に入っていることを思い出して欲しい。

影響を受けているその他のニューメディアネットワークは、前向きな姿勢を崩さずに、積極的に活動していくことを宣言している。同様に、私達Splashpress Media(スプラッシュプレス・メディア)もこの難関を切り抜けるのは容易なことではないが、負けずに前進していくつもりだ。間違いなく、戦略や資産において若干の変更を強いられることにはなるだろう。この業界は常に変わり続けている。そして、激しい変化を特徴とするニューメディアに携わる者として、私達は時代にしっかり適応し、調子を合せていく術を身につけなければならないだろう。  

ライター紹介: J・アンジェロ・ラコマはブログヘラルドではアシスタント編集者として、さらにSplashpress Media(スプラッシュプレス・メディア)では編集長として活躍している。また、ブログネットワーク管理者、そしてニューメディアコンサルタントという顔も持っている。スプラッシュプレス・メディアでは、同社のブログやブログ関連サービスの創造的な分野および管理的な分野を任されている。アンジェロは自らのブログ、the J Spot(ザ・Jスポット)で、テクノロジー、生産性、ライティング、そして仕事に関する記事を投稿している。

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