スパマーが他人に嫌がらせをして自分達を宣伝するこの時代に、大勢のブロガー、そして、ソーシャルネットワーク等は、CAPTCHAを利用して、経費を抑えながら、偽物のコメント/ユーザーネーム/購買の嵐に対抗してきた。
残念ながら、奇妙な文字(数字)を使ったこの対策が終焉を迎えるようだ。ある企業がこれらの変わった文字を解読するソフトウェアを作り出したからである。
このソフトウェアの登場がどれほどの影響をブロゴスフィアに与えるのかを説明する前に、背景を説明する必要があるだろう。まずはハンナ・モンタナを紹介しよう。
小さな女の子の子供がいない家庭や、子供番組を見ていない人は知らないだろう。ハンナ・モンタナとは、ディズニーのテレビ番組で、ロックスターの少女が、スーパースターとしてだけでなく、普通の女の子として生活しようとする模様を描いたテレビドラマだ。
この番組は幼い女の子達の間で(少なくとも米国内では)相当人気が高く、コンサートを見に行きたいと願う子が大勢いるようだ。ハンナ・モンタナのコンサートは破竹の勢いで売れ、数分間でソールドアウトしてしまう。これはこのデジタルな時代ではそれほど珍しいことではない。
不幸にも、今月の初めに、チケットを買い占めているのは、人間ではなく、ロボットであることが判明したのだ。この件で興味深い事実が判明した。チケットサイトはCAPTCHA(別名:文字認証テスト)を導入しているにも関わらず、ボットはこのセキュリティ対策を軽々と潜り抜けていたのだ。モンタナのファンを驚かせたのは言うまでもないだろう。
(Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル))インターネットの時代は、あらゆる類の消費者取引にスピードと利便性というメリットをもたらしてきた。しかし、人気の高いイベントがすぐに完売してしまうという事態を招いてしまい、コンサートが好きな人たちにとっては手放しで喜べない時代となった。Ticketmaster(チケットマスター)は、ブローカーがオンラインで大量の座席を購入できないようにするための技術を投入した。しかし、ブローカーのソフトウェアは同社の対策を回避しているようだ。 […]
例えば、チケットマスターのような企業は、消費者にチケットを検索し、「Captcha」と呼ばれる曲がりくねった文字や数字を入力するよう求めている。理論的に言えば、奇妙なフォントを正確に特定できるのは人間の消費者のみであり、自動的な購買プログラムを廃除することができるはずである。しかし、コバチ氏によると、RMGのソフトウェアもまたランダムに生成された文字を判読し、自動的に再入力することができると言うのだ。コバチ氏は、RMGのスタッフから直接アドバイスを受けたようで、このソフトウェアは、チケットマスターのコンピュータを、異なるインターネットアドレスから、購入の要請を受けていると思わせるようだ。コバチ氏も彼の弁護士にもコメントを求めたが、連絡を取ることが出来なかった。
一週間ほど前、判事はRMGテクノロジーに対して、ソフトウェアを配信しないように求める裁決を下した。コメントスパムを嫌う人達にとっては勝ちに等しいが、これでこの問題が解決するとは思えない。
別の企業が同様のソフトウェアを作るのは、時間の問題であり、ブロガーがコメントスパムの餌食になるのは目に見えている。
Wordpress(ワードプレス)、Blogger(ブロガー)、そしてSixApart(シックスアパート)には、早めにコメントスパムを阻止する方法を見つけてもらいたい。コメントセクションの監視はブログの醍醐味ではないからだ。
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