ブロゴスフィアを検証

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ブロゴスフィアと呼ばれる世界はブログで構成されている。

ブロゴスフィア(Blogosphere、ブログ圏)とは、全てのウェブログ(ブログ)とそのつながりを包含する総称である。無数のブログが、相互にリンクした共同体として(または共同体の集合として)、あるいは社会的ネットワークとして共存しているという感覚をもとにこの語は造られた。(ウィキペディア

ウィキペディアはブロゴスフィアをつながりと言う概念として捉えている。私達は他のブログにリンクを貼って、つながりを築いている。そしてトピックを軸にコミュニティが形成されていく。しかし、これらのコミュニティ、そしてブロゴスフィアはどこに存在しているのだろうか?所詮、貼られたリンクを空想し、ブログ検索エンジンを利用して、ブロゴスフィアを想像することしかできないのだ。

ブロゴスフィアを視覚化する

ブロゴスフィアの姿を見せる方法の一つに、ブロガーが貼るリンクをマッピングしていく方法がある。Data Mining(データ・マイニング)ブログのマシュー・ハーストはブロゴスフィアを視覚化しているが、そこには数百万のブログが映し出されている。興味深い結果を紹介しよう。Discover Magazine(ディスカバー・マガジン)にも掲載されているように、ブロゴスフィアの大部分を形成するLiveJournal(ライブジャーナル)のブログは、ブロゴスフィアのその他の領域とはほとんどつながっていないようだ。ライブジャーナルはつながりの強いコミュニティであり、つながりの強いソーシャルネットワークとしての役割も持ち合わせている。

ブロゴスフィアの建設

リンクをマッピングする以外にも、Technorati(テクノラティ)、Blog Pulse(ブログ・パルス)、Google Blog Search(グーグル・ブログ・サーチ)等のブログ検索エンジンを使うことで、ブロゴスフィアの姿を見ることができる。検索エンジンとブログ検索エンジンがブロゴスフィアをインデックスしていく方法には大きな違いがあり、それぞれが異なる方法でブロゴスフィアを表現し、その場所も異なる。ローレル・ファンフォッセンも「噂をしているのは誰?」の中で、ヤフーで自分自身に対する検索をかけたときに数千本もの被リンクが表示されたものの、MSNで検索すると、たった43本しか表示されなかったことを例に挙げ、同じことを指摘している。

ブロゴスフィア内のコミュニティ

マシュー・ハーストによるブロゴスフィアの視覚化を観察すると、ライブジャーナル等のコミュニティを軸にブログが密集していることが分かる。自らを「各種トピックの最高のブログが集まったコミュニティ」と呼んでいる、9rules(9ルールズ)のコミュニティもその一つだ。(9ルールズの説明)ユーザーが特定のトピック(コミュニティと呼ばれる)に集まり、メンバーが投稿した最も新しい記事が提示される。メンバーは高品質を維持するために、数千もの候補から手作業で選抜される。メンバーとユーザーは共に、Notes(ノート)セクションで積極的に議論をすることができる。これがソーシャルネットワーキングサイトとして機能している。 

9ルールズは先日デザインと軸を変更し、現在は、「ソーシャル・コンテンツ・ネットワーク」というキャッチフレーズを利用している。ブログのコミュニティからソーシャル・コンテンツ・ネットワークに軸を変更した理由は何だろうか?コミュニティのソーシャル的な局面に新たにスポットライトを当てたことで、現在、メンバーからの積極的な参加を求めている。メンバーセクションあるいは9ルールズのサイトへの参加を怠ると、9ルールズから追い出されてしまうのだ。この結果、参加の頻度を質と同一視する方針に納得がいかない複数のメンバーが去っていった。軸は変更されたが、ブロゴスフィアの最高のブログをユーザーに紹介するために邁進するコミュニティの本質は失われていない。 

ブログの内側からブロゴスフィアを形成

ブロゴスフィアは様々な形でその姿を表す。リンク、ブログロール、パーマリンク、そしてトラックバックで構築されている。これらのブログの要素が他のブログとの連結点となり、集結するとブロゴスフィアになる。ブロゴスフィアはブログの内側に形成されるのだ。

どのようにしてブロゴスフィアを訪れることができるのだろうか?皆さんはブログスフィア内のコミュニティの一員になっているだろうか?

ライター紹介:アンネはアムステルダム大学でニューメディアを学ぶ学生であり、現在、WordPress(ワードプレス)にスポットライトを当てた「Blog Software and the Act of Blogging(ブログ・ソフトウェア・アンド・ジ・アクト・オブ・ブロギング)」と言う名の修士論文を書いている。アンネはブログ・リサーチャーとして、最近設立されたばかりの、同大学のDigital Methods Initiative(デジタル・メソッズ・イニシアチブ)に参加している。また、ブログと学問に関する記事を、自らのブログ、そして共同運営のMasters of Media(マスターズ・オブ・メディア)ブログに投稿している。 

[原文へ]

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