Tuesday, 6 January, 2009

ニュースレターをブログに変換: ニュースレターの記事をブログの記事に変換

9月 12日 at 4:57 pm by ローレル ファンフォッセン -

ニュースレターをブログに変える作業を共同して行ったメンバーシップ団体の人達に、ページとは何かを説明する過程が一番苦労すると思っていた。記事の投稿が問題になるとは思いも寄らなかった。

ブログをおさらいしよう。ページとは疑静的なウェブページであり、ここでは参照情報や時間に関係のない情報を掲載する。記事は、分類化されており、そして時系列の構造で配信される。一番新しい記事が一番上に掲載され、「過去のニュース」は下に続く。

最初に受けた質問は、「過去記事はどこに行くのですか?」というものであった。

過去記事はどこに行くのだろうか?

印刷物に関して言えば、記事および印刷された資料はアーカイブ、つまり保管スペースに回される。通常、ファイル用キャビネット、クローゼット、あるいは保存施設がこれにあたる。「過去の記事」ではあるものの、参照資料として必要だからだ。

記事がフロントページから「消える」と、その記事はどこに向かうのだろうか?

皆さんにとっては説明するまでもないことだが、私はブログの仕組みを理解していない有力な企業のエグゼクティブの人達に説明しなければならかったのだ。記事が消えると、どこに行くのだろうか?必要なときにどうやって見つけることができるのだろうか?

過去の記事をアーカイブに保管する

ブログが誕生して間もない頃は、多くの人々が「印刷物」感覚で考えており、フロントページの記事は「一定の期間を経る」と「アーカイブ」に保管され、その結果記事のアドレス(URL)が変わってしまうことがあった。当時、サイトのフロントページに掲載されている記事に興味を持つと、フロントページにリンクを貼るのが一般的な行為であった。記事がフロントページから移動しても、リンク自体は有効だが、情報はそのページには存在しない。

WordPress(ワードプレス)および他のブログプログラムはこの混乱する問題に対して、各投稿記事のタイトルにフロントページから「永遠」の場所へのリンク、そして記事のメタデータセクション内に時折見られる「パーマリンク」あるいは「パーマネント・リンク」を与えることで解決を試みた。パーマネント・リンクは、記事がフロントページに掲載されていようが、アーカイブに掲載されていようが、カテゴリーに掲載されていようが、あるいはタグビューに掲載されていようが、変わることはない。そして多くの人々がブログのフロントページあるいはホームページにリンクを貼るのではなく、特定の記事にリンクを貼ることを学ぶようになった。

ブログの記事がフロントページから外れても、ブログに用意されている各種ナビゲーション手段を使うことで、アクセスすることができる。

元々、アーカイブは日付別で表示されていた。過去の記事を探したいときは、投稿された時期を把握している必要があった。ニュースレターチームはこのアイデアにざわめき、彼らが印刷物媒体のニュースレターを保管している方法と全く同じだと言った。私はこの方法はすでにウェブでは通用しなくなっていると伝えた。コンテンツが時を経て増えていくと、非常にフラストレーションが溜まるようになる。ユーザーがすべて時系列で表示されている2年間分の数百本の記事を、一度に10本づつ調べるために費やされる時間と労力を想像してみよう。古い情報を探す方法としてアーカイブよりも優れた方法は他にもあるのだ。

カテゴリーを介して過去の記事を探す

カテゴリーを導入することで、記事は似たもの同士で分類されるようになり、過去記事へのアクセスが簡単になった。

Example of next and previous post links in a WordPress blog navigation

それでもフロントページあるいは複数の記事が表示されるページでは、ページの下部に「次のページへ」および「前のページへ」という記事へのリンクを掲載する必要がある。これをエントリと呼ぶこともある。「古いエントリ」あるいは「前回のエントリ」をクリックすると、「ページ2」の過去記事のリストが表示され、過去を遡るについて、ページ3、4の記事が表示される。

検索機能も情報を探す際に役に立つ。それでも過去の記事に価値を与える、一番強力な手段は「新しい」記事内のリンクだ。点と点を結び、過去の記事を参照情報として提供することができるのだ。

過去の記事は無くなるわけではない。消えることはなく、重要であり、関連性を持っている。この関連性がニュースレターよりもブログの価値を高めることになった。紙の山、ファイルキャビネット、クローゼットあるいは保管室を探し回ったり、ページをめくり、探している言葉を細かくチェックする代わりに、最新の巻や過去の巻をクリック数回で見つけることができるのだ。例えば3月の会計担当の報告、11月のミーティングの日付を変更するために、1月のミーティングの議題になっていた決定をたった数回のクリックで探し出すことも可能になった。

彼女等はビジネスウーマンだ。そのため時間と労力を節約する価値を充分に分かっていた。ニュースレターをブログに変えるというアイデアは彼女達にとっても素晴らしく思えてきたはずだ。

過去の巻はどれぐらい掲載するべきか?

ニュースレターをブログに変えるプロセスを確認していたとき、私達はいつまで遡るのか、そしてどのようにして印刷物であるニュースレターの情報をブログの形式に変えるのかを調査する必要があった。

彼女達は印刷版のニュースレターを止める準備は出来ていなかった。インターネットにアクセスすることが出来ない人達やコンピューターを持っていない人達、そして、コンピューターもウェブの技術も理解しているが、見たり、読んだりすることに問題がある老齢のメンバーに向けて継続していく方針であった。

ブログは、メンバーが使い方および自分達に役立てる方法を学ぶにつれ、この団体がゆっくり成長し、時間をかけて発展させる手段である。そのため、過去半年分のニュースレターをブログに変え、そこから作業を進めていくという決断に至った。この団体のニュースレターはかなり短く、インポートするデータの量として問題なかった。

いずれ、そしてメンバーの満足度によっては、印刷版や手紙版の数を減らし、郵送費が高騰しているため、経費を抑えていくつもりだ。経費を抑えることができると聞いて、会計担当者は喜んでいた。

記事の長さはどれぐらいにするべきか?

短い記事の方が長い記事よりも効果が高いと言う人がいるが、何ワードあって初めて記事と呼べるのかと尋ねられたら、皆さんなら何と答えるだろうか?私なら以下のように答える。

言いたいことを言えた時点で記事になる。

十分な答えだと思う。

しかし、この女性団体にとっては、いささか分かりにくい答えだったようだ。1文でもいいのだろうか?6段落あればいいのだろうか?投稿ボタンを押すために必要な具体的なワード数や段落数はないのだろうか?

ブログの記事の長さは、伝えるべきことを伝えていれば、あるいは詳細を調べることができるリンクを掲載していれば、単語1つでも2つでも、あるいは伝えたいことを伝えるために色々なことを説明する必要があるなら、1万を越えても構わないと説明した。

彼女達は文章の世界に慣れていないようで、ウェブ向けの文章の現実を知りたがっていた。私の答えを簡単にまとめたので、紹介しよう。

  • 伝えたいことが伝えられるまで書く: 通常、ブログの記事では要点を3つあるいは4つ以下にする必要がある。3つ以上のトピックを1本の記事でまとめようとしているなら、分けてみよう。自分の伝えたいことを書けたら、そこで止めよう。
  • シンプルにすることを心がける: 文章をシンプルかつ読みやすくすることを心がけよう。すべてのプロセスを出来るだけシンプルにすることで、楽しさが増え、時間の節約にもなり、意気込みも永続するだろう。
  • 自分のオーディエンスに向けて記事を書く: 自分のオーディエンスに合う言葉と文章スタイルを利用しよう。ニュースレターのスタッフには、メンバーに向けて記事を書いていたころと同じように書くことを薦めた。
  • キーワードを使う: 検索している人にブログを見つけてもらえるような言葉を使おう。自分達の分野で自分達のグループを探している人達に対して、具体的な言葉で自分達を描くのだ。企業組織に関連する言葉を使おう。常に検索している人のことを考えて文章を綴ろう。
  • ブログは競争ではない: メンバーシップの議長が一週間に3本記事を投稿しているからと言って、会長が4本投稿してもいいのである。もしサリー・スモザーズが働く女性に関する3,000ワードの記事を投稿したからと言って、アリス・アレクサンダーが4,000ワードの記事を投稿すると問題になるということではない。しかし、その勝負にこだわる姿勢は、オフィスでの数字や統計データのために取っておこう。適切な情報を記載したら、それで終わりだ。次の記事に移ろう。量ではなく質が大事なのだ。
  • 誤字脱字チェックの繰り返し、校正、そしてバックアップ用のコピーをとる: すべての単語を数回チェックして、投稿する前に誤字脱字がないか確認しよう。この際万が一のためにバックアップ用のコピーをとっておこう。

ブログの投稿方法を学ぶ

当初から彼女達がインターネット感むき出しのブログを支持していないことは分かっていた。メール、検索、ブラウザーの使い方は心得ていたが、ウェブデザイン、HTML、ブログ、あるいはコーディングに対しては経験がなかった。

このため、「基礎に立ち返る」クラスと実験的な学習、つまり実地研修を組み合わせる必要があった。

情報をワードプレスにインポートすることができる方法もあったが、それでは学習プロセスがなくなってしまう。変換するプロセスが「ハウ・トゥー・ブログ」のレッスンに最適だったのだ。

プロセスが進むにつれ、メリットはすぐに明らかにになった。

  • プログラムに慣れ親しむ: ワードプレスを利用することで、ボタンの役目やバックエンドで各種オプションにアクセスする方法を学ぶことができた。管理者パネルとワードプレスのテーマに親しむようになるにつれ、自信を持って判断することができるようになってきた。
  • テキスト編集スキルを学ぶ: 印刷版のコンテンツを再び作成する作業は、コピー&貼り付け作業と最初から文章を綴る作業を組み合わせたものとなった。コンテンツを仕上げるために、数多く編集する必要があった。このプロセスによって彼女達は、ワードプレス・リッチ・テキスト・エディタの仕組みとコピー&貼り付け作業、そして取消し作業をスピードアップさせるためのショートカットを行うキーの組み合わせを学ぶことができた。
  • ブログの記事の構造を学ぶ: ブログの記事は新聞あるいは雑誌上の印刷媒体の記事とさして変わりはない。タイトル、見出し、リストがあり、必要に応じて太字、イタリック体にすることもでいる。ニュースレターの記事のレイアウトをブログの記事に変換するということは、見出しのタグ(太字ではない)、2種類のリスト(数字、中黒を使ったもの)、段落同士の間に「エンター」を押す回数、イメージの整列、段落の一行目用の処理の廃止(彼女達はインデント用に5回スペースキーを押す習慣が付いていた)、そしてその他の細かい詳細を学ぶということでもあった。もしコンテンツが自動的にインポートされていたらこれらのことを学べなかったはずだ。
  • リンクについて学ぶ: 文書にハイパーリンクを加えるコンセプトは、ワープロやデータ入力に慣れている人ならよく解っているはずだ。しかし、このコンセプトをウェブに移し変えると、若干難しくなる。彼女達は参照情報やリソースにリンクを貼る方法、そして自分達の記事を参照するサイト内のリンクを貼る方法を学んだ。また、記事のテキストにリンクを組み入れるときは、「ここをクリック」あるいは「ここで確認」ではなく、良質なキーワードを織り交ぜてリンクのテキストを綴る基礎を学んだ。
  • カテゴリーを理解する: ブログの記事を自分達で加える作業に取り組むにつれ、同じような情報を分類化するためのカテゴリーの仕組みに対して、より深く理解できるようになった。

こうして、ニュースレターのスタッフはブログの記事を投稿するコンセプトを理解することができたので、今度は記事のカテゴリを考えるプロセスに進んだ。何だかんだ言っても、働く母親達は、良い家の状態を保つためには、モノを使ったら、そこらへんに散らかすのではなく、あったところに戻すことを分かっているのだ。

とは言っても、誰もが実行しているわけではないことは私でも分かる。しかしブログにおいてはとても重要なことだ!

ニュースレターをブログに変換シリーズ

ライター紹介:
Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共にブログを書き続け、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行き好調の書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。

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