ビギナーブロガーに送る今回のアドバイスは少しファンタジー的な要素が絡んでくる。
たとえ実際には読者がいなくても、たくさんの情熱的な読者がいると思ってブログに取り組もう。
オーディエンスがいないという事実は、大多数のビギナーブロガーに当てはまるはずだ。オンラインでは、たとえ興味深く、質の高い記事を投稿しても、実際に気づいてくれるのは2、3人がいいところだ。
落胆するのは理解できるが、それでも来る日も来る日も自分が綴る文章を待ち焦がれている数千人ものオーディエンスがいると思い込むべきだと私は思う。
その根拠は?
なぜならそう思い込むことでブログの質が大きく改善されるからだ。
もし本当に多くのオーディエンスが自分のブログを熱心に読んでいるとしたら、今よりもどれほど真剣にブログに取り組むか考えてみよう。
- 質の高い文章を綴るためにもっと努力するようになる
- リライトにもっと労力を注ぐようになる
- 記事の内容の事実関係を確認するようになる
- 怒って不満を漏らす前に、よく考えるようになる
- 無意味な文章や無駄な記事を見直すようになる
- ブログのデザインの詳細を見直すようになる
- 大規模なトラフィックを考慮したデザインに直す
- 無視してきた細かい技術的な課題に取り組むようになる
- 自分のドメイン名とホスティングにお金を出すようになる
- 「アバウト」ページを作成するようになる
- 情報公開などの倫理的な問題について考えるようになる
- 記事やコメントを介してオーディエンスの関心を引くようになる
- 先延ばししなくなる
上記の行動はすべてブログにポジティブな影響をもたらす。プロ意識、自信、そしてホスピタリティーがブログに満ち溢れてくるはずだ。そして、今の段階では想像しているだけのオーディエンスを実際に手に入れることができるかもしれないのだ。
しかし、実は多くの読者を抱えているつもりでブログに取り組むべき理由がもう1つある(たとえ今は一人もいなくても)。
インターネットの世界は移り変わりが激しく、トラフィックが突然どこからともなく流入してくる可能性がある。Digg(ディグ)やStumbleUpon(スタンブルアポン)へのたった1回の投稿や、著名なウェブサイトやブログからのリンクが起爆剤になり、数千人もの読者が突然自分のサイトを訪れる可能性があるのだ。
私の経験から言っても、また他のブログを読んでいても、トラフィックが突然流れ込んでくる可能性は充分にある。ちょっとした注目が、雪だるま式にサイトに訪れる読者を増やし、彼らがリンクを貼ることで、さらに多くの読者がやってくるのだ。
準備を整えておこう!
誰もブログを読んでいる人がいないと思いながら、ブログに取り組んでいるなら、ずさんな状態に陥ってしまっている可能性が高い。どうでもいいことに関して適当な記事を投稿し、効果のないリンクを貼ってしまっているのだろう。ブログのデザインもいい加減であったり、紛らわしかったり、あるいはありふれたものになっており、「気分次第で記事を投稿する」という態度でブログに向き合っているのだろう。ブログを読んでいるのが自分と親だけなら問題はないが、突然読者が訪れたら大問題だ。
パーティーに例える
私の言いたいことは、「パーティー」に例えると分かりやすくなるかもしれない。すべての投稿がホームパーティーへの招待状なのだ。
しばらくは誰も来てくれないかもしれない。
誰も来てくれないと思いながらも招待状を送り続ける。そうするとルーズになる。やがてパンツ一丁でだらだら過ごすようになり、生ぬるく、炭酸の抜けたソーダとしけったドリトス以外招待客に差し出すものはなくなってしまうのだ。
しかし、ある日(夜中の3時)突然1,000人がやってきてしまう。彼らは君がドリンクも、娯楽も、音楽も、食べ物も用意していないことに気づくだろう(あるいは激怒するだろう)。ついに参加してくれる人がやってきてくれたことを喜び、あわてて準備にとりかかるものの、きっと怠けてしまった自分に対してイライラすることになるだろう。
こうなる前に最初から出来る限り準備をしておいたほうがいいはずだ。読者がいると思って取り組んでいれば、いつでも客を迎えることはできるだろう。こうすることでブログの質が向上する。たとえしばらくは誰も読んでくれなくても、準備だけは怠ってはいけない。
ライター紹介: ジェイソン・カネシロはブロガーとしては比較的「新人」の部類に入り、テクノロジー、映画、そして音楽をテーマにした、Webomatica(ウェボマティカ)というブログを書いている。ジェイソンはベイ・エリアに住み、サンフランシスコのウェブ/教育用デザイン会社に勤めている。
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