このタイトルを読んでどのような気分になっただろうか?
このタイトルを書いたからといって、何もブログを始めたことに対して、皆さんをバカ呼ばわりしているわけではない。バカ呼ばわりされる経験を味わってもらいたかったのだ。なぜならブログのコメントを公開しているなら、記事に対する否定的な反応が返ってくる可能性があり、その中には個人攻撃する人もいるからだ。
否定的なコメントにより意気消沈してしまう可能性がある。ブロガーとして我々はリアクションのことを考えながら、記事の準備、執筆、校正、そしてリライトに多くの時間を費やしている。「投稿」ボタンをクリックすると、自分の記事を世界中の人に楽しんでもらうことになるが、その一方で、審査の対象にもなるのだ。記事に多くの時間とエネルギーを費やした後、最初に受けたコメントでその記事を、そしてブロガーとしての自分を中傷されてしまうと、非常にがっかりする。
しかし、どんなに否定的なコメントでも、前向きに捉えることができると私は思う。否定的なコメントに向き合うときの戦略を紹介しよう。
- 人々はネット上で大柄になる。 「オンラインの脱抑制効果」により、人々は面と向かい合って話すときよりも大柄な態度を取る傾向がある。否定的なコメントを残す理由の1つが自分自身とは関係ないことを知っておくべきだ。
- 怒りに任せてブログを書かない。 ブロガーのJ.リロイは「くだらないブログも怒りに任せたブログも書くべからず」という記事を書いている。もしコメントを読んで頭にきたら、コンピューターから距離を置こう。すぐに傲慢なコメントを送り返し、喧嘩を始めてしまうと自分自身にも、そしてブログにも大きな悪影響を及ぼす可能性がある。距離を置いて、時間を置いてからコンピューターに向き合おう。最初に読んだときほど否定的な印象を受けない可能性もあり、余裕を持ってコメントに返信することができるだろう。
- コメンターの視点で考えてみる。 もしかしたら単に嫌なことがあって苛々していただけかもしれない。否定的なコメントの原因は自分とは関係なく、気にし過ぎているだけだと考えるようにしよう。
- 否定的なコメントを前向きに捉える努力をする。 相次ぐ否定的なコメントには少し創造力を働かせて、親切な応対をしよう。ルイス・グレイが自らのブログ、The Apple Blog(アップル・ブログ)で投稿した「Safari(サファリ)にはファインダを統合するべき」という記事に寄せられた大量のコメントに目を通してみよう。コメントの多くは彼の提案に反対するものであったが、彼はプロの精神に基づき、偏見を持たずに批判を受入れ、さらにフィードバックをくれたことに感謝までしている(コメント#13)。
- すべてのコメントを前向きに捉える努力をする。 自分達の意見に反論する人がでてくるのは避けられない。しかし、あらゆるコメント、たとえ否定的なコメントであっても、誰かが時間を取って記事を読み、リアクションを起こした事実は評価できるのではないだろうか。私はよくこの事実を思い出そうと心がけている。そうすることで、多くの否定的なコメンターに対しても、自分達の思いをわざわざ時間を取ってぶつけてきてくれたことに感謝できるようになる。
- 主観的だと思ったときに頼れる、客観的なコメントポリシーを用意する。 否定的なコメントに対してどのようなリアクションを取るのか、そして常識の範囲を超える否定的なコメントにどのように対応するのか、事前に考えておこう。議論を助長し、否定的な意見を減少させる客観的なコメントポリシーを考え出すことができるはずだ。私は議論を受入れ、反対するコメントを検閲していないことを読者に分かってもらいたいこともあり、なるべく否定的なコメントも残すようにしている。それでも記事とは全く関係なく、露骨に中傷するコメントに対しては削除する権利を保有している。自分が議論のなかで納得できるレベルについて考えてみよう。匿名のコメントをすべて削除したい人もいるだろう。人気のあるブログの多くは、コメントする読者にはログインすることを求めている。また、適度なコメントポリシーの策定が難しいので、コメント機能を取り払っている極端なブログもある。
- 本当にバカなのかもしれない。 誰にでも間違いはある。私が受け付けるコメントの多くは、バカ呼ばわりする前に、間違いを指摘してくれている。取消し線を用いて間違いを修正し、指摘してくれたことに感謝するコメントを残すのだ。それで一件落着。オンラインのいいところは、リライト担当者のように、読者と共に間違いを直すことができることだ。
- 非があることを認める。 自分に非がある可能性を考慮して、非難されても文句が言えないことを、例えば追加の記事等を用いて告白しよう。過ちを認め、読者に耳を傾けていることを態度で示せば、否定的なコメントがブログにとってはプラスに働く可能性がある。
- 発想を転換する。 コメンターから常に頭の悪さを指摘されながらも、知性派を目指すブロガーがいる。ここで新たな可能性が浮かび上がる。試すつもりは毛頭ないが、その否定性を生かすことで、新たな読者をブログに運んできてくれるかもしれない。
否定的なコメントがトピックに選ばれている記事をいくつか見つけたので、紹介しよう。
- リズ・シュトラウス「否定的なコメントに対処する方法」
- リズ・シュトラウス「否定的なコメントを恐れるな」
- Flyte Blog(フライト・ブログ)「ブログの否定的なコメントに向き合う方法」
- ローレル・ファンフォッセン「悪意の溢れるコメントとブログ」
- The Buzz Blog(バズ・ブログ)「ブログが上手くいかなくなったとき」
- Altyrianview.com(アルタイランビュードットコム)「嫌なコメントにも価値はあるか?」
- John Chow(ジョン・チャウ)「否定的なコメントに対応する方法」
- Flame Warriors(フレイム・ウォーリアーズ)
私の否定的なコメントに対応する能力は「Digg(ディグ)」を経験したことで判明した。ディグのようなソーシャル・ネットワーキング・サイトからのトラフィックは一時的であり、なおかつ傲慢な態度を取る可能性がある。 ジェームズ・ボンドに関する私の記事にはかなりの数の批判が浴びせられた。今なら否定的なコメントをもう一度読んで楽しめるが、その当時私はコメントに押し流され、「記事を読んでくれて、そしてコメントしてくれてありがとう!」と言うのが精一杯であった。
皆さんは否定的なコメントにどのように対処しているのだろうか?どのような経験をしているだろうか?どのようにして、前向きに捉えることができたのだろうか?
最後に訊きたいことがある。私はバカだろうか?教えて欲しい。皆さんのコメントにあらかじめ感謝します。
ライター紹介: ジェイソン・カネシロはブロガーとしては比較的「新人」の部類に入り、テクノロジー、映画、そして音楽をテーマにした、Webomatica(ウェボマティカ)というブログを書いている。ジェイソンはベイ・エリアに住み、サンフランシスコのウェブ/教育用デザイン会社に勤めている。
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