Friday, 10 October, 2008

レベルの低い読者から得る教訓

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6月 28日 at 1:51 pm by ローレル ファンフォッセン -

ここ最近、ブログの知識があまりない女性実業家のグループに対するプレゼンの準備をしていて、随分前に記録した大量のメモ用紙を偶然発見した。このメモには興味深い観点から、ブログとブログに頻繁に目を通していない読者についての見解が記述されていた。

私はしっかり検討し、言葉を選びながら、慎重にこれらの資料を編集した。そして関連する全ての情報を明確に、そして簡潔にまとめた。万が一、ここに書かれているメッセージ、趣旨あるいは目的の中で理解できない箇所があるなら、それは間違いなく君がバカだという何よりの証拠だ。

ブログの低レベルな読者

個人名を挙げたりはしないが、確かに、低レベルなブロガーがブロゴスフィアには大勢いる。しかしその一方で、低レベルな読者も蔓延している。難しいテーマではあるが、ブロガーにブログの書き方を、そしてブログの読者にブログの読み方と理解する方法を教え込むのは、ブログの教育者としての私の使命である。

ちょうどいい例がある。今朝5時半、私がRV廃品の取引をしているかどうかを尋ねるために、電話をかけてきた男性がいた。

数年前、私はTaking Your Camera on the Road(テイキング・ユア・カメラ・オン・ザ・ロード:カメラを持って出かけよう)ブログで、RVの部品、マニュアル、余った部品、そして廃品置き場をトピックにした記事を綴った。私達のトレーラーは既に相当の走行距離を走り、また年齢を重ねていることもあり、常日頃から部品等を探しているので、適切なトピックである。

電話をかけてきたこの男性は廃品をテーマにしていない他のブロガーに連絡するのが面倒臭かったのだろう。恐らく私に電話をかける数時間前から起きていたはずだ。彼が電話を切る前に、私は彼が何を求めているのか、そしてどのようにして探しているのかを訊いた。彼はトレーラー(キャンピングカー)用のエンジンを探していた。そしてメカニック気取りで「廃品」という言葉をキーワードとして連発していた。私は答えを知りたいなら、廃品としてではなく、「中古のトレーラー用エンジン」そしてメーカー、モデル等を特定して調べることを薦めた。彼は嬉しそうに電話を切った。一方、私は疲れ果て、イライラしながら電話を切った。

彼はブログを丹念に調べて、私の電話番号を見つけたのだろう。この番号を発見するには、かなりの情報を消化する必要があるので、相当の時間を費やしたはずだ(私達はトレーラーで生活しており、頻繁に移動するため、メールや電話の留守電に対してはなかなか応対できない)。その途中で彼はカテゴリー、最近の記事、そして人気のある記事を飛ばしてしまったのだ。1,500本のブログの記事や参考資料には少数のRVの修理、メンテナンス、あるいは部品に関する記事があるが、どれもオママゴト程度であり(タイヤのパンクについては詳しいけどね!)、専門家とは呼ぶには程遠いレベルだ。彼が私達の電話番号を調べる間、私達がRVの部品や廃品の売買をしているのではないかと推測できる情報は何一つなかったはずだ。

たった1本の記事を書いただけでは、専門家を名乗れない。誰かを何かの専門家と見なす前に、そして電話をかける前に、本当に専門家かどうか、少しぐらい調べてみてもいいのではないだろうか?

ブログの読者やウェブを検索している人は、ブログに目を通して、あるトピックに関して複数の記事が投稿されていないなら、ライターが専門的な知識を持っているのではなく、一般的な知識しか持ち合わせていないことを悟る必要がある。

低レベルな読者から得る教訓

すべて彼が悪かったのだろうか。微妙なところだ。ビジターが来たときに何を目にするのかを理解することで、彼らが勘違いしてしまう理由を見出すことができるだろう。また同時に、探している情報がブログで見つかることをビジターに伝える方法に関しても、何かしらヒントを得ることができるだろう。

もし彼がもっと注意深く見ていたら、ブログの各記事の上部に「カメラを持って出かけよう」という一文に気づいていたはずだ。この一文は明らかに廃品とは関係がない。しかしこの一件でブログのテーマを表現する適切なタイトルを、デザインを変えずに設定するにはどうすればいいのか考えるようになった。

もしブログに「ローレルのブログ」というタイトルがつけられていたら、私のブログのテーマが何か推測できる人は恐らくいないだろう。テーマを把握するために必要な情報をどのように得るのだろうか?ブログの何を見ればテーマが分かるのだろうか?

ブログは読者にどのようなメッセージを送っているのだろうか?ブログのすべて、デザインの要素すべて、そして言葉の隅々にまで目を通そう。そのすべてにブログとその目的が反映されているだろうか?

これらの手がかりが読者にブログのアイデンティティや目的を伝えてくれる。巧みなヒントを活用し、これらの手がかりを分かりやすくすればするほど、朝早く電話がかかってきて、全く知識のないことに対するアドバイスを求められる可能性は低くなる。

ウェブデザイナーとブログのデザイナーが、デザインやデザインの要素をコンテンツと調和させるように何度も求めているのには訳がある。読者がブログの要点を早くつかむことができれば、それだけ早く求めている情報があるのかどうかも把握できるからだ。

他にもいつの日か早朝から電話をかけてくるような、低レベルな読者から得ることができる教訓を紹介していこう。

    ブログの目的を伝える: ビジターがブログのどのページに来てもブログの目的と趣旨が分かるように工夫しよう。
    グラフィックのイメージをブログの目的に合わせる: ブログに掲載されているすべてのイメージ、そして記事内やブログのデザインの内側の線や中点でさえ、ブロガーやブログの内容を読者に伝える手立てとなる。読者に伝えるメッセージのために、とことん気を配ろう。
    アバウトページはブロガーとブログの自己紹介: アバウトページの1行目を読むだけで、ブログの内容やブログの内部で見つけられるコンテンツや役に立つ情報を把握することができるように工夫しよう。明確且つ分かりやすい言葉を使って、色々連想できる情報を与えられているかどうか確認する必要がある。行間から悟ってもらえるなんて期待してはいけない。
    どのように、なぜ、そしていつ連絡することができるのか明らかにする: コンタクトページで、連絡する方法や答えられる質問と答えられない質問をハッキリさせておこう。もし特定の時間内に電話での連絡を受け付けるなら、読者が電話する時間を検討できるように、時間帯や場所を教えてあげよう。コンタクトページにアバウトページの要素を少し加えて、ブロガーそして連絡を取るべき根拠を示そう。もし頼って欲しくないのなら、代わりに助けてくれる人に連絡を取る方法を教えてあげよう。
    所かまわずキーワードと検索ワードをチェックする: ブログのタイトル内、URL/ドメイン名内、タグライン(サブタイトル)内、サイドバー内、リンク内、記事のタイトル内、そして記事のコンテンツ内の言葉はすべてブログの目的、テーマ、そして専門性を反映しているべきだ。各スポットにキーワードや検索ワードが配置されているか確認しよう。
    1行目に重点を置く: 各記事の最初の1行あるいは2行で、明確に記事の目的を特定し、ブログの目的を補足しよう。抜粋をしているなら、ブログのフロントページ、フィード、その他のフィードのアグリゲイター、そして検索エンジンの結果ページに表示されるのは、せいぜい200字前後だろう。すべての言葉を大事に選び、推測で記事やブログの内容が分かるように工夫しよう。
    記事のカテゴリー=検索ワード: 記事のカテゴリーが検索するときに使うキーワードになっているかどうか確認しよう。WordPress(ワードプレス)ではカテゴリーは自動的にタグづけされる仕組みになっている。Technorati(テクノラティ)はカテゴリーをリストアップして、タグで検索できるように工夫している。もし記事を見つけてもらいたいのなら、カテゴリーがトピックを探す際に利用されている言葉と同一かどうか確認しよう。
    検索結果ページで1番上に表示されない理由:もし君が廃品置き場についてブログを書いているなら、なぜ私の記事が検索エンジンの結果ページで1番上に表示されるのだろうか?検索エンジンは君の記事の方が廃品というテーマに関しては、私の記事よりも重要だということが分からないのだろうか?記事内の検索ワードやキーワードを調べて、各記事にふんだんに散りばめているかどうか確認しよう。専門的な君のブログの記事が検索結果ページの1番上に表示されるように工夫し、私の記事を下位に引き落とすのだ。
    専門家のアピール: あるテーマに関して専門的な知識を持っているなら、その知識を裏付ける作品を用意しているだろうか?それとも最近は焦点がズレはじめて、少し関係のないトピックを取り上げているだろうか?専門家として、それ相応の評価をオンラインで築き上げたいのなら、ブログのコンテンツやデザインでアピールしよう。
    読者が分かっていると推測してはいけない: とにかく分かりやすい記事を書こう。ブログで推測は厳禁だ。ブログの内容や提供しているサービスが何なのか読者に分かってもらえるように充分な情報を与えよう。デザインからコンテンツまで、ブログ全体で、君が専門家として何を、どのように、なぜブログを書いているのか、そしてなぜ戻ってきて欲しいのかを表現しているか確認しよう。

間違いなく、非難の多くはブログの読者に責任がある。トイレの洪水を面白おかしく綴った記事を綴って、日中誰かから電話がかかってきて、配管のアドバイスを求められるなんて予想できるだろうか?専門家のアドバイスを求めて電話する前に、ライターの能力をしっかり評価するのはブログの読者の役目だ。

それでも、読者にブログの内容を理解してもらうことはブロガーの役目の1つでもある。もしブログのテーマが明らかであり、その分野で専門家としての地位を築いているなら、朝5時半の電話が収入源となり、名声を届けてくれるのかもしれない。さもなければ電話の相手は不満を募らせるだろう。わざわざ長距離電話をかけてまで低レベルなブロガーに電話したことを後悔し、君は低レベルな読者にうんざりするのだ。

ライター紹介: Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共に、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行きの早い人気書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。

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