毎年恒例のイベント、Blogathon(ブロガソン)。今年は7月28日に開催される。準備はしているかな?
ブロガソンは年1回のペースで開催されているチャリティーイベントであり、世界中のブロガーが24時間、30分おきに記事を投稿する。ブログを書きながらお気に入りのチャリティに寄付するのだ。
昨年、Willos Web(ウィロス・ウェブ)は7,737米ドルを慈善団体に寄付した。最優秀ノンフィクションブログ賞には自らの癌についてブログを書き続けたAn Indian Summer(アン・インディアン・サマー)が選ばれた。ミステリー小説を綴ったSo You Want to Murder a Racecar Driver…(やっぱりレーシングカーのドライバーを殺したいんだろ)は大きな注目を集め、最優秀フィクション脚本賞を受賞した。そしてThe Best Food Blog(ザ・ベスト・フード・ブログ)の栄冠に輝いたのはIn The Kitchen With Moozie(イン・ザ・キッチン・ウィズ・ムージー)であった。これだけでも参加したブロガーの多様性を垣間見ることができる。今年のブロガソンは過去最高の参加者数が見込まれている。 |
私はこれまでブロガソンで多くのブロガーをサポートしてきた。この経験を基に「ブロガソン・ブログでやってはいけないこと」を綴った。そのため皆さんが今年のブロガソンに向けた準備に役立つヒントを幾つか紹介していこうと思う。
• 準備は今この瞬間から: 今年のブロガソンに参加するなら、既に準備に取り掛かっているべきだ。そうでないなら今から来るイベントのプローション活動に取り組もう。24時間にわたりブログに書くテーマを公表しよう。慈善団体について説明し、寄付の方法を今のうちに教えておこう。このイベントの宣伝を行い、読者が当日までに備えてもらい、そしてこの取り組みに対するサポートを求めるのだ。
• やるなら、最後までやり通す: 私はブロガソンの参加者リストに躍起になって目を通し、忘れている人や、気にしない人や、あるいはただ単に参加しなかった人の名を発見した。多くの人が同じことに気づいたはずだ。はっきり言って時間の無駄。参加する意思がないなら、登録しないで欲しい。気が変わったなら、リストから自分の名前を削除しよう。
• 分かりやすい慈善団体を選ぶ: 慈善団体の中には誰かの名前がつけられているだけで、どのような活動をしているのかが分からない団体が多く、また不明瞭な団体や、奇妙な団体もあるので、慈善団体を特定するのに苦労していた人が多数いた。もし慈善団体に寄付するなら、誰もが把握できて、寄付したくなる団体を選ぼう。
• 寄付するべき理由を読者に提示する: 人々が慈善団体を把握できても、寄付する理由を与えるという仕事が残っている。この団体がどれぐらい大切なのかを、そして他人や世界の人々の生活に与える影響を教えてあげよう。寄付した資金が何に使われるのか説明するのだ。そして大義名分の下24時間耐久ブログをサポートしてもらうモチベーションを植えつける方法を探すのだ。
• ブログの準備をする: ブログを整理整頓して、言葉やコンテンツが主役になるように整備する。ブロガソン用に目立つ、分かりやすいカテゴリーを作成しよう。この際ブログとブログのコメントがしっかり機能するかを確かめ、ビジターの訪問に備えよう。
• 問題なくコメントを残せるようにする: 夜も昼もブログを書き続けていると、完走するために、読者からの、そして他のブロガソンの参加ブロガーからのコメントを渇望するようになる。コメントプロセスの邪魔になるようなものはすべて取り払おう。コメントを残すためにワン・クリック異常の動作が必要なら、夜通し応援し続けてくれるチア・リーダー候補をその時点で失うことになる。
破天荒なコメントスパム保護、管理、そしてインタラクティブなプロセスをスローダウンさせるものはすべて止めよう。ブロガソンが終わったら元の状態に戻すこともできる。とりあえず24時間は我慢しよう。ピンチを切り抜ける際に役立つものが舞い込んでくるかもしれないからね。
• すぐにブロガソンへのリンクを掲載しよう: ブログのどのページにビジターがやってきても、何よりもまずブロガソンに参加していることが分かるようにしよう。ブロガソンが終わったら取り払うこともできる。ビジターがブロガソンの記事を見つけることができなければ、君が参加しているとは思わないだろう。そうすると誰にも気づかれずに、24時間睡眠を取らずに慈善団体のためにがんばってブログを書き続けることになるだろう。
• ブロガソンの開催期間中に戻ってきてもらいたい理由を提示する: ブロガソンで一番成功したブロガーはシリーズ記事を書き、次の記事を投稿する間、読者をやきもきさせていた。24時間以内に彼らに戻ってきてもらえる方法を見出そう。そうすればブロガソンの後もブログを読みに来てくれるだろう。
• ブロガソンの終了後に戻ってきてもらいたい理由を提示する: ブロガソンは大義のために寄付を募るだけでなく、読者ベースを拡大し、新しいオーディエンスに接触するチャンスでもある。ブログが整頓されて、ディープリンクが多数用意されていることを確認しよう。君のブログに価値があることを知らしめ、記事にしたいと思うような、リンクを貼りたくなるような、フィードリーダーに加えたくなるような、そして戻ってきたくなるようなブログにするためだ。
• ブログの記事に分かり易いタイトルをつける: 非常に多くのブロガーが記事を時刻(8:30AM)、時間(ブロガソン14時間目)、あるいは番号(ブロガソンNo.34)を基にタイトルをつけていた。記事を遡って探す際には役立つが、ブログの記事のテーマが何か、また、ブロガソンの終了後に読者が記事を探す際にはまるで役に立たない。タイトルに何かしら意味を持たせて、普段記事のタイトルを考えるときと同様に、有効なキーワードを用いて分かりやすく具体的なタイトルをつけよう。「ブロガゾン・ナンバー8」をタイトルに加えてもいいが、必ずタイトルに「言葉」を入れよう。
• ブロガソン用に新しいブログを書く必要はない: ブロガーの中にはブロガソンのためだけのブログを始め、終わったら破棄するブロガーもいる。確かに興味深い一連の記事を作ることはできるかもしれないが、エネルギーとメンテナンスが必要な冬眠ブログをウェブ上に残すことになる。探しだすのも困難を極めるだろう。ブロガソンの記事は現在のブログに盛り込もう。後で削除したり、移動させることも出来るが、ブロガソン用の記事をブログ内に留め、全体的なブログの認知度と善意の取り組みを高めるのだ。
• 自分のファンの垣根を越えたブログを書く: 覚えておこう。ブロガソンは世界中のブロガーを魅了し、様々なトピックのブログの記事がアップされるのだ。さらに地球上のあらゆる民族から構成されるビジターをも魅了する。言葉、話し言葉、汚い言葉に気をつけて、「グローバル」にブログを書くことを頭に入れておこう。いつものオーディエンスのためだけにブログを書くのではないので、1つの考え方に固執するのではなく、様々な考え方にブログのトピックを照らそう。
• 君のブログについて記事を書いてもらうための段取り: ブロガソンへの参加を宣伝し、慈善団体に寄付してくれそうなビジターを魅了するには、君の行為について記事を書きたくなるような、そしてリンクを貼りたくなるようなトピックや主題で記事を書くことが重要だ。自分のやっていることについて彼らにも宣伝を手伝ってもらうのだ。
• 体の調子を綴ったブログは無用: 正直に言うと、私は昨年何度もブロガソンに参加したあるタイプのブロガーを引っぱたきたくなった。次に何を食べるか、どうやって下ごしらえするか、どうやって食べたか、その後味わった消化不良はどんな感じだったか、いつシャワーを浴びるか、あるいはいつ寝るか、そしてどうやってベッドで発散するか。常日頃から食べ物についてブログを書いていないなら、間違いなく誰も相手にしてくれないだろう。いつも書いているブログで身体機能について専門的な記事を書いていないなら、誰も気にしないだろう。読む価値のある記事を、そして他人に薦めることができる記事を書こう。
• 感情を抑える: ダラダラと時間が流れ、配信した記事に対するコメントや反応がないと、余計に疲労が蓄積され、眠くなる。こうなるかんしゃくを起こしやすくなり、憂鬱な気分に見舞われる。こうなったときのために計画を立て、モチベーションとエネルギーを保てる方法を見つけておこう。
• 24時間耐えられるように健康的な食生活と行動をとる: 15分間散歩しよう。しっかり水分を取ろう。食べ物を手元に置いておこう。しかし眠くなるので少しずつ食べよう。炭水化物は眠くなるし、憂鬱になりやすくなるのでなるべく避けよう。砂糖、飴、クッキーのような甘い食べ物やでんぷん質の食べ物も控えよう。一時的に元気になるかもしれないが、シュガークラッシュから回復するにはかなりの時間を要する。水、タンパク質、そして新鮮な野菜とフルーツを摂取し続けよう。人工の食べ物や、カンや箱に入っている食べ物も止めておこう。ダラダラ考えたりせずに24時間ずっと気をしっかり保ちたいなら健康的な食生活を送ろう。
• トピックを統一する: ブログのトピックあるいはテーマを統一しよう。色々なことを記事にしたくても、脱線してはいけない。1つのトピックに集中しよう。
• 48本という記事の本数を考慮する: 多くの人が胸を膨らませてスタートを切るが、ブログする内容が思いつかなくなって、「今は朝の6時半、時間通り投稿。他に言うことが思いつかない。」なんて記事を投稿して、愚痴をこぼすようになる。たった48本だ。48本それぞれについて計画を立てよう。トピックから外れてはいけない。そうすれば完走も夢ではない。
24時間続くブロガソンで失敗する理由で一番多いのが、計画を立てずにブログを書いてしまうことによる失敗だ。48本の記事を24時間以内に書く必要がある。すべての記事でピューリッツァー賞級の品質を保つ必要もなければ、壮大な大作を書く必要だってない。価値と内容があればそれでいいのだ。
記事の書き溜めは認められていないが、記事の計画を立てはいけないと規定するルールはない。ブロガソンの前に記事を書くのではなく、48本の記事それぞれを展開できるように、概要を作り、ノートを取り、リサーチを行い、いつどのように、そしてなにを綴るのかに関して計画を立て、スケジュールをまとめておこうと私は薦めているのだ。
各記事には読者に戻ってきてもらえるような理由を示すべきだ。「次の場面が気になる場面で終了するドラマ」の手法を利用したり、あるいは「次の記事」や「次の4時間」の内容のさわりを教えたりして、読者が戻ってきたいと思うように工夫しよう。
単なる記事ではなく、48本の記事を章と考えよう。ブロガソンへの参加を、新しい本の48章を綴るチャンスと捉えても問題ない。
ブロガソン期間中のブログに役立つアイデアをいくつか紹介しよう。
• 話をする感覚: 話をしてはみてはどうだろう?君の人生の経験談でもいいし、実話でも作り話でもいい。48章もあるのだ。やるしかない。
• 専門分野に的を絞る: あるテーマに関して専門家として名が通っているなら、そのテーマについてブログを書こう。集中して、一貫性を保とう。専門分野をトピックに利用するのだ。
• 48個のヒントをブログに書く: 48個のヒントを書ける精通する分野が君にもあるはずだ。
• 慈善団体についてブログを書く: 慈善団体について48通りのストーリーを見つける事で、寄付の呼びかけに役立つ方法がたくさんある。慈善団体を設立した人、そこで働いている人や、ボランティア活動を行っている人、そして慈善団体によって人生が変わった人についてブログを書こう。どんな小さな慈善団体だって48人以上の生活に影響を与えているはずだ。彼らの話をするのだ。
• 記事に写真を添える: ブログの記事はすべて言葉で埋めなければいけないという規定はない。イメージをいくつか使って、そのイメージについて記事を書いてみてはいかがだろうか?ビデオでも問題ない。
• 今まで一度も触れたことのない話題についてブログを書く: 私と同様、君も自分が精通している分野や自信を持っている分野における様々なトピックについてブログを書いているはずだ。楽な気分で、今までブログで書いたことのない48個のトピックをリストアップして、ブロガソンではそのトピックについてブログを書いてみてはどうだろう。
• 知っていることをブログに書く: ブログの記事のためにリサーチを行うと随分時間がかかってしまうので、とりあえず知っていることをブログに書こう。いつでも書けるように言葉が頭の中に入っているようなトピックだ。
• 夢中になれるテーマは? テーマに没頭して書き上げた記事は常に最高の品質を有する。また夢中になれるテーマなら48本の記事のアイデアも比較的簡単に生まれるだろう。
昨年のブロガソンに参加したブロガーを観察して学んだことを紹介しよう。
私は昨年のブロガソンから、人々が自分の人生や周りの世界について話す方法について多くを学んだ。どのように言葉を選び、メッセージを伝えるかを研究したのだ。弱い口調で伝える場面、強い口調で伝える場面があり、言葉を使って自分の言いたいことをさらに明確にする方法において、新しい考え方を見出すことができた。
また、自分の好きなトピックについて記事を書いているときこそ、ブロガーは夢中になることが分かった。腰を落ち着けて48本の記事を短時間に執筆するという発想は、多くのブロガーにとっては遠慮せずに、ブログの覆面を取り、自分にとってかけがえのないことを書くということに結びついた。あるテーマについて24時間ブログを書き続けるなら、気になるテーマを選ぶべきだ。つまり強い関心を持っているテーマだ。情熱を体感するのはとてもワクワクするし、刺激を受ける。
刺激。これこそが昨年のブロガソンで得た本当の価値である。ブロガーのモチベーションが溢れかえっていたのだ。コンピューラーの前に座り、体全体に痛みを感じながら、それでも24時間休まずに記事を書き続ける。素晴らしい挑戦ではないか。皆に拍手を送りたい。
お察しのように、ブロガソンには今年も期待している。過去参加した経験があるブロガーはその経験とブログでの経験を余りなく生かしてもらいたい。また新たな参加者がフレッシュ且つクリエイティブなトピックを持ち込んでくれると考えるだけでも、いてもたってもいられなくなる。
皆さんの中にも7月28日のブロガソンに参加する人はいるだろうか?
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ローレル・ファンフォッセンはブログとWordPress(ワードプレス)をテーマとしてLorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)でブログを書いている。また、「Blogging Tips, Tips Bloggers Won’t Tell You About Blogging:ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント」の著者でもある。
ライター紹介: Lorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)等の複数のブログを書くローレル・ファンフォッセンはブログ歴13年という大ベテランである。ウェブテクノロジーの発達と共に、旅行、自然、旅行写真、ウェブデザイン、ウェブ理論、開発、ブログそしてワードプレスなど幅広いテーマを取り扱っている。ローレルは売れ行きの早い人気書籍、「Blogging Tips: What Bloggers Won’t Tell You About Blogging(ブログのヒント、そして誰も教えてくれないヒント)」の作者でもある。この本は新装開店したブログヘラルド・ブックストアで購入することができる。
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