この記事を投稿する一方で、私はFlickr(フリッカー)のアカウントに数百枚のデジタル写真をアップロードしている。まだアップロードしていない写真が山ほどある。そのほとんどはDVDに焼かれているか、未だにノートPCのハードドライブの中に保存されているかのどちらかだ。写真のコレクションを更新して管理する度に、記憶を管理する方法の進歩の速さに気づく。
たった10年ほど前でさえ、家族の記憶を残す方法としては写真のアルバムが好まれていた。フィルムのカメラで写真を撮り、現像して、選んだ写真をアルバムに整理していた。ネガをしまっておくことが多く、アルバムと一緒にしまうこともあった。このように我々は自分達の生活のあらゆる大事なイベントのハードコピーを手元に置いていたのだ。コピーが欲しくなったら、ネガを持って写真屋に持っていき、複写してもらうだけであった。
しかし現在では、大部分がデジタル化されている。私が家族で使えるように初めてデジタルカメラを買ったとき、我々家族はデジタル写真の虜になった。初期コストは普通のオートフォーカスカメラよりも高くつくが、1枚あたりのコストはゼロに近い。コンピューターにダウンロードし続けて、バックアップ用に光学メディアに保存しておけばいい。 滅多に印刷することはない。印刷するのは額に入れるような写真だけだ。
この急激な変化と共に、友達と記憶を分かち合う方法においても急激な変化が生じた。以前だと友達や親戚が家にやってくるとアルバムを持ちだしていたが、現在ではオンラインにある写真へのリンクを掲載したメールを送るだけである。ブログに掲載することもある。もっと便利なのは、新しく写真が更新されると自動的にソーシャルネットワーキングサイトの連絡先に通知されるので、自分の好きなように写真を見ることができるのだ(写真が嫌いな人にとっては、ありがた迷惑かもしれないが)。
しかし、マーフィーの法則によると、失敗する可能性のあるものは失敗する。これは特に技術の領域において当てはまる法則だ。数年後、私のハードドライブがクラッシュしてしまうのかもしれない。CDやDVDに傷がついたり、溶けたり、色あせてしまうかもしれない。それでもフリッカーのアカウントがあると言いたいのだろう?しかしフリッカーが10年後、20年後に今と変わらず存在しているという確証はない。Photobucket(フォトバケット)はどうだろう?Picasa(ピカサ)は?Multiply(マルチプライ)は?ついでにブログはどうなるのだろう?
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