ブログを書くときも、読むときも必ずウェブブラウザーが出発点となる。そのため、その仕組みや、効果的に利用する方法をもっと知っておくべきではないだろうか?ブロガーに捧げるウェブブラウザーガイドシリーズにようこそ。今回が2話目となる。
ウェブのナビゲーション学習の第一歩は、ウェブブラウザーのどのパーツを利用すれば、ブログにアクセスしたり、あるいはサイト内やその周りをより効果的にナビゲートすることができるのか理解することだ。
つい先日も伝えたように、ウェブブラウザーのパーツは、ウェブブラウザーのネーミング構造によっては、異なる名称がつけられているかもしれないが、大部分のブラウザーのパーツは比較的標準化されているのでご心配なく。
ブラウザーのアドレスバー
コンピューターからウェブページにアクセスする方法は多数存在する。そのすべてがブラウザーのアドレスバーという形式を活用している。ウェブページのアドレスは、アドレス、ドメイン名、URL、そしてパーマリンクと呼ばれることもある。ウェブページにアクセスする際に共通する方法、そしてあまり知られていない方法を見ていこう。

1. ブラウザーからウェブページにアクセス: 多くの人はウェブブラウザープログラムを実行するアイコンをクリックして、そこをスタート地点としてウェブを移動する。ウェブページのアドレスはデフォルトの検索やお気に入りの検索エンジン、あるいはクリックするリンク、はたまたお気に入りやブックマークを使えばすぐに分かる。もしくはブラウザーのアドレスバーにアドレスを入力するのもありだ。
2. ドキュメントのリンクからアクセス: もしワードプロセッシングプログラムのドキュメント、PDFファイル、メール、あるいはハイパーリンク(ウェブページのアドレスリンクを「生かし」、ウェブページのようにクリック可能にする機能)が有効になっている他のプログラムに掲載されているリンクをクリックすると、ブラウザーにウェブページが開き、そのドキュメントやメールから間接的にウェブを利用することができる。
3. ファイル管理プログラムからアクセス: Windows Explorer(ウィンドウズ・エクスプローラー)等のファイル管理プログラムからhttp://で始まるウェブページのアドレスを入力すると、自動的にウェブブラウザーの役目を果たすか、あるいはウェブブラウザーをウェブページのアドレスに連れていってくれる。

4. スタート→ファイル名を指定して実行からアクセス: 多くのコンピューターを熟知した人がこの方法を利用している。スタート→ファイル名を指定して実行の順でクリックしていき、ポップアップ画面のウェブページのアドレス欄にアドレスを入力する。そうするとウェブブラウザーがロードされ、そのウェブページに導いてくれるのだ。

5. タスクバーのアドレス・ツールバーを利用: 時間をかけずに、知っているウェブのアドレスにアクセスするもう一つのベテラン御用達の手法は、Windows Taskbar(ウインドウズ・タスクバー)にアドレスバーを立ち上げる手法である。タスクバーとは、どのプログラムを実行しているのかを表示する画面下部のボタンの列のことであり、このタスクバーを使うことで、プログラムを簡単に切り替えることができる。タスクバー上で右クリックするとメニューが表示されるので、ツールバー→アドレスの順でクリックして、アドレスバーをタスクバー上に表示させるのだ。これを利用するには、ウェブページのアドレスを入力し、エンターをクリックする。そうすると、ブラウザーは、ロードされたページを新しく始めるか、あるいは使っているブラウザーにページをロードする。

コンピューターとブラウザーが、プロセスを簡素化し、スピードアップするという目的の下、さらにユーザーフレンドリーになるように、マイクロソフトはオートコンプリートと名づけられた機能を開発した。マイクロソフトはこの機能を「インテリセンス」と呼んでいる。
ウェブページやアドレスバーに入力すると、プログラムが過去の同じURLや言葉を蒸し返すことで、入力を手伝ってくれる。入力を続けると、ウインドウが「展開」したり、ポップアップされたり、過去訪問したサイトを表示することで、どのように締めくくるべきか提案してくれるのだ。そのウェブサイトに一度も訪れたことがないなら、リストには載っていないので、入力を続ける必要がある。

リストに載っていて、タイプしている指の真下に掲載されているなら、クリックして、選択しよう。真下になかったとしても、気を落とす必要はない。アドレスバーのエリアはドロップダウンされ、似たサイトや関連するサイトのリストを表示するので、キーボードかマウスを使ってスクロールダウンして、求めていたアドレスを選択しよう。同じサイトを何度も訪れているなら、このオートコンプリートを利用することで2、3回キーを打つだけで作業を完了できる。
ウェブページのアドレスを入力するプロセスを加速するには、ドメイン名、例えば、blogheraldと入力する。次にCTRL+ENTERを同時に押して、自動的にhttp://wwwを前に、.co.jpを後ろに表示させるのだ。ENTERを押して、そのウェブページのアドレスに行くことができる。残念ながら、この手法は.co.jpのサイトにしか利用することができない。
また、アドレスバーにはウェブの検索バーとしての役割も負っている。ウェブで検索したい言葉やフレーズを入力しよう。オートコンプリートは言葉の前にwwwを入力しているかいないかで、言葉かアドレスかを認識する。そしてアドレスバーはアドレスから「検索」に切り替わる。エンターを押せば、入力した言葉やフレーズの検索がデフォルトの検索エンジンを使って自動的に始まる。

ブラウザーのボタン
ブラウザーの上部にあるツールバーはボタンバーという名前で呼ばれることもあるが、ここには最もよく利用する機能やコマンドに関連するボタンが搭載されている。それでは左から右の順に、ブラウザー上で一般的なボタンを幾つか見ていこう。

戻るボタンと進むボタン
ブラウザーで最もよく利用されるボタンが戻るボタンだ。私の戻るボタンにはもうタコが出来てしまっているが、君のはどうかな?ウェブページからウェブページに移動していると、以前訪れたページをまた見たくなることがある。戻るボタンを押すと訪れた順に遡って移動する。
![]() 戻るボタンの隣に小さな矢印があるが、これは戻る矢印メニューと呼ばれることもある。この矢印をクリックすると、メニューがドロップダウン表示される。訪れたウェブページのリストである。ページがリロードされてからページを何度もクリックして進むよりも、労力と時間を節約しつつ、戻りたいウェブページをクリックしよう。 |
ワードプレスのブロガーや、コメントパネルから直接コメントの返信をすることを許可せずに、コメントパネルからブログの記事をクリックして、コメントに返信する仕組みになっているブログプログラムを使っているブロガーなら、このドロップダウンメニューを使えば、戻るボタンを数回押す手間が省け、素早くコメントパネルに戻ることができる。
注記:保存される、キャッシュバージョンのコメントパネルもあり、最新のコメントが表示されない可能性もあることに注意しよう。読んで返信したい次のコメントまで移動しよう。もし最新のバージョンを見たいなら、「更新」ボタンをクリックするか、ショートカットキーを使ってページをリロードしよう。
万が一どのサイトを離れたのかを忘れてしまっても、戻るボタンの上にマウスをしばらく止めておくと、直前に訪れたページのタイトルが記載された小さな吹き出しが表示される。進むボタンでも同様のことが可能だ。
進むボタンの仕組みも、ほとんど戻るボタンと同じだが、逆戻りするのではなく、訪れたことのあるページに移動する。進むボタンにもドロップダウンメニューを表示する矢印が隣にあり、利用方法は戻るボタンの矢印と同じである。
ウェブを1つのウィンドウで戻ったり、進んだりすると、ズレが生じ、戻る・進む道路が破壊されてしまうことがある。ある時点を境にそれ以上戻れなくなってしまったら、それは行き止まりに差し掛かったということである。こうなると戻るボタンは灰色で表示されるか、「消灯」され、使えなくなる。これは進むボタンにも言える事だ。
あるページに向かい、その後戻るボタンを使って前のページに戻ると、進むボタンがハイライトされ、直前のページへの簡単な行き方を教えてくれる。最初のページから別のページに移動すると、新しい進路に進んだことになるので、進むボタンはハイライトされなくなる。このサイトから戻ることはできるが、以前見ていたサイトに進むことはできなくなる。「戻る、進む」の順番に沿って移動することしか出来なくなる。自分の辿ってきた道をさらに賢く追跡するには、サイドバーの履歴を使おう。履歴については後ほど詳しく説明する。
中止ボタン
中止ボタンの働きはその名称が示す通りである。ウェブページが求めているページでないことに気づいたら、中止ボタンを押してウェブページの「ローディング」プロセスを止めよう。ページをロードするために数分間待っていても、ロードされないなら中止ボタンの出番だ。
中止ボタンを押せば、プロセスを中止することになるのだが、若干時間がかかってしまうかもしれない。動いている列車が止まるまで、スピードが出ていれば、それだけ止まるまでの距離が長くなるということに似ている。中止ボタンを押すまでに時間がかかれば、実際に中止されるまでの時間も長くなるのだ。
中止する際のキーボードのショートカットはエスケープキーになる。大抵の場合、エスケープキーはキーボードの左上に備えつけられている。
更新ボタン
リロードボタンと呼ばれることもある更新ボタンは、ウェブページをリロードする役目を担っている。このボタンはツールバーにあり、無視されることが非常に多いのだが、ページのロードに関して問題を抱えているときや、グラフィックやスタイルのバランスが悪いとき、あるいは何か嫌な予感がしたときに、このボタンを押すと、そのページのロードを最初からもう一度始めてくれる。ちなみにF5キーが更新のショートカットだ。
閲覧プロセスをスピードアップするために、ウェブページは、キャッシュと呼ばれるブラウザーとコンピューターの「メモリ」に保存される。あるサイトを再び訪れるとき、ブラウザーはもう一度そのサイトを訪れ、最初からロードをし直すのではなく、前回見たサイトをロードするのだ。
最近のブラウザーは、前回見てからサイトに変更があったかどうかチェックすることができる。しかしこのチェックを実行するには幾つか条件がある。5~10分前にサイトを見ていたなら、一体どれほど変更されている可能性があるのだろうか?可能性は低いはずだ。そうなるとキャッシュ版が使われるだろう。もしサイトを訪れたのが数時間あるいは数日前だったら、新しくロードする可能性が高いだろう。
ウェブブラウザーでキャッシュレベルを設定すると、キャッシュされたサイトを保存し、保護する期間を管理することができる。反対に、この機能を無効にすることも可能だ。
多くのワードプレスのユーザーがサポートフォーラムで、デザイン画面で、あるいはプラグインを使って、変更を加えたにもかかわらず何も変わらないと報告している。もし君がブログをデザインしていたり、オンラインでデザインを調整しているなら、以前キャッシュされたものではなく、最新の調整の影響を確認したくなるだろう。別のタブやウインドウから新しい記事を加えるなら、同じことがブログにも言える。
インターネット・エクスプローラーで、徹底した更新を実行するなら、キャッシュを無効にするため、CTRLキーを押しながら更新ボタンを押そう。ファイヤーフォックスでは、CTRL+SHIFT+Rキーを押すことで、完全なリロードを実行することができる。
また、株の情報や、ニュース、そしてページ上の情報のリサイクル用にAJAXやジャバスクリプトを利用していないサイトにおいて、この更新が非常に役に立つ。そしてブラウザーが「ページが見つかりません」という報告をするようなページに辿り着いたなら、正しいページを探し始めるまえに、更新ボタンを使ってみよう。インターネット接続やウェブサイトのサーバーの誤作動により、変なページが表示されることがある。こういった場合にそのページをリロードすることで、探し求めていたページを手に入れる可能性があるのだ。
ホームボタン
それにしてもやっぱり我が家は落ち着くね。ウェブブラウザーの開発者も我が家の心地よさを分かっていて、ボタンバーにホームボタンを加えたのだろう。こうしてホームページが作り出されるのだ
ブラウザープログラムを立ち上げて最初に目にするページが「ホームページ」だ。グーグル、MSN、あるいは自分のブログかもしれないし、自分で設定したウェブページかもしれない。またはデフォルトのままで、まだ変えていないのかもしれない。このページこそがウェブの世界の始発駅なのだ。
戻る・進むボタンを利用していて、道に迷ってしまい、「出直し」たいときに利用することが、一番単純な使い方だろう。ホームボタンをクリックすれば、見慣れた場所に連れて戻してくれる。
![]() ホームページが気に入らなかったら、変えればいい。ファイヤーフォックスなら、メニューバーを使って、ファイル > オプション > メイン > スタートアップの順に進む。インターネット・エクスプローラーなら、ツール > インターネット・オプションに進み、ウインドウの一番上のセクションがホームページのオプションとなる。ホームページを変えるためには、 |
• 用意されているフォームに、ホームページにしたいウェブページのアドレスを入力する。
o すでにそのページを見ているなら、現在のページを使用をクリックしよう。
o 空白のスクリーンを使い、ガラクタを排除したいなら、空白を使用をクリックしよう。
o 元々コンピューターあるいはブラウザーに設定されていたページに戻したいなら、標準設定をクリックしよう。
• 適用→OKの順にクリックすれば一丁上がり!
設定するサイトは君次第。多くの人がウェブで情報やブログを検索するスタート地点として、グーグルやTechnorati(テクノラティ)に設定している。自分の好きなニュースサイトに設定している人もいる。ブラガーなら、ブラウザーを立ち上げた瞬間に作業に取り組めるように、自分のブログや管理パネルに設定したいと思うかもしれない。自分の好きなページに決めることができるのだ。
その他のブラウザーのボタン
使っているウェブブラウザーのバージョンやタイプによっては、検索、お気に入り・ブックマーク、印刷、履歴用のボタンが搭載されているかもしれない。

検索ボタン: インターネット・エクスプローラーの古いバージョンには検索ボタンが用意されている。これを使うと、ブラウザーのサイドバーに検索フォームが立ち上がる。最近では、検索する言葉をアドレスバーに入力したり、ブラウザーに用意されている検索ボックス、あるいは付け加えられたツールバー機能を利用することが一般的になっている。
お気に入り・ブックマークボタンと履歴ボタン: お気に入り・ブックマーク、そして履歴ボタンを押すと、ブラウザー内に、保存されているリンクや以前訪れたリンクを表示するサイドバーが開く。これらのボタンを利用しているブラウザーもあるが、代わりにメニューバーを使ったアクセスを提供しているブルザーもある。もし後者を使い、これらのボタンがないなら、次に説明するカスタマイズ機能を使って加えることもできる。詳細は今後の記事で説明していくつもりだ。
新しいタブ: ファイヤーフォックスや最新のインターネット・エクスプローラーのタブブラウズはウェブサーフィンの強力な武器となる。別の記事でタブの詳細を綴っていく予定だが、もしタブをよく使うなら、新しいタブボタンをブラウザーのボタンバーに加え、すぐに新しいタブをブラウザー上に開くことができるようにしよう。
印刷: もし君のブラウザーに印刷ボタンがないなら、一度歩みを止めよう。そして次の指示に従い、カスタマイズして、このボタンをブラウザーに加えよう。ウェブページやブログの記事を印刷する人は少ないが、必要になる機会は何度も来るはずなので、印刷をすることが多い人も、そうでない人も、ボタンを加えておこう。
ブラウザーにボタンを加えたり、カスタマイズするのは、ボタンバーで右クリックして、カスタマイズを選択する。ブラウザーのカスタム機能を使えば、よく使う機能、例えば、コピー&ペースト、ブックマーク・お気に入り、履歴用にボタンを加えたり、取り払ったりすることができる。また、ボタンをアイコンのみ、テキストラベルとアイコン、あるいはテキストのみに設定することもできる。ボタンのサイズの大小を変えたり、ボタンバー上の順序を再設定することもできるだろう。
ボタンバーの効果を最大限に発揮させ、必ず使う機能はブラウザーに置き、すぐにクリックできるようにしよう。
次回のブロガーに捧げるブラウザーガイドシリーズでは、ブログの読者として、そしてブロガーとして使う、ウェブブラウザー上のお気に入り/ブックマーク、そして履歴機能のヒントやトリックについて綴っていこうと思う。
ウェブブラウザーのガイドシリーズ
• ブロガーに捧げるウェブブラウザーガイド 其の一
• ウェブブラウザーガイド 其の二「各パーツの復習」
• ウェブブラウザーガイド 其の三「お気に入り(ブックマーク)と履歴」
• ウェブブラウザーガイド 其の四「ボタン、キーボード、マウスを使ったショートカット」
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ローレル・ファンフォッセンはブログとWordPress(ワードプレス)をテーマとしてLorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)でブログを書いている
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