ブロガーに捧げるウェブブラウザーガイド 其の一

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「魚を人に与えても一日分の食料にしかならない。
ネットの使い方を教えれば、
数週間文句を言わないだろう。
詠み人知らず」

不思議なことだが、ブログのプログラムを利用するツール、つまりウェブブラウザーよりも、ブログのプログラム自体の方が話題に上がることが多い。しかし、私達の生活とウェブのつながりが強くなればなるほど必要とされ、かつ最小限の努力で利用する情報を得るために私達が頼りにしているのは、何を隠そう、ウェブブラウザーなのだ。

これから数週間、私は「ブロガーに捧げるウェブブラウザーガイド」と題したシリーズ記事を掲載していこうと思う。ブラウザーの仕組み、そしてブログの有用性を向上させるにはどのようにすればいいのかを学んで欲しい。

人によっては、聞き飽きた情報になるかもしれないが、何年もウェブサーフィンをしていても、多くの人にとってのブラウズのヒントやトリックとは、閲覧プロセスをスムースに、そしてスピードアップするために無意識のうちに利用している手順である。多くの人は自分の必要な範囲でしか学んでいない。そのため、閲覧パターンはマンネリ化している。新しい手法を学ぶこともまだ手遅れではない。道中、君のブラウズのヒントやトリックについても訊かせてもらうつもりだ。

このウェブブラウザーガイドは以下の項目を一歩ずつ学べるように策定した。

• ウェブブラウザーをもっと賢く利用する方法
• 君と君のブログに関するニーズに対して、ウェブブラウザーに上手く働いてもらう方法
• ブラウザーを使って、効果的にウェブを検索する方法
• ブログのためのコンテンツ探し、あるいは記事の執筆に役立つブラウザーの利用方法に関するヒント
• ブログの展開と管理に役立つブラウザーの利用方法
• ブログの有用性を簡単に、効果的に、そして楽しめるように進化させるブラウザーのその他の利用方法

ウェブブラウザーの世界へようこそ

ウェブブラウザーは元々、インターネット・ブラウザーと呼ばれていた。ウェブブラウザーとはウェブへの玄関であり、ウェブ上をナビゲートしてくれるソフトウェアである。

ブラウザーはウェブページに内在する「言語」、つまりウェブページを作り出すコードを見て、読むことのできる言葉に翻訳してくれる。インストラクションを翻訳することで、コードを各外国語に対応する異なる文字や記号に変える。さらにフォントを黒く、バックを白く、そして記事のタイトルを赤く変え、グラフィックやイメージの場所を決め、サイドバーを外側に置き、ページ上の各欄の大きさを設定するのだ。

ブラウザーは他のコードやプログラミング言語と連動し、ジャバスクリプト等を実現する。こうすることで今日、時計の針を動かしたり、月の満ち欠けの状態をウェブ上に表示することができるのだ。現在のウェブブラウザーの能力は翻訳や表示だけにとどまらない。プログラムを開始し、ウェブを通じて進捗状況を追跡し、ステップを遡って調べたり、好きなブログやウェブサイトに戻ることも可能になった。そしてウェブの有用性を強化する各種機能を加えることもできる。また、さらに能力を向上させるアドオンや拡張機能もたくさんある。

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ブラウザー市場においては常に2つのサービスが長きに渡って凌ぎを削ってきた。かつて、Microsoft Internet Explorer(マイクロソフト・インターネット・エクスプローラー:MSIE)とNetscape Navigator(ネットスケープ・ナビゲーター)は互角の戦いを演じていた。その後、マイクロソフトはインターネット・エクスプローラーを彼らのOSに内蔵し、非常に多くのユーザーがこれこそ自分達が利用すべきブラウザーだと思い込むようになった。操作が簡単であり、マイクロソフトのOS上で利用できるため、わざわざ他のブラウザーを使う必要性がなかった。道すがら他社のブラウザーが挑戦しては、敗れ去り、そうでなくても小規模なファンの間で利用されるのがやっとであった。そしてついにMozilla Firefox(モジラのファイヤーフォックス)がインターネット・エクスプローラー(IE)の対抗馬としてレースに参戦することになった。
firefox.png
世界的に見れば、インターネット・エクスプローラーは引き続き最大の市場シェアをキープしている。その一方、マイクロソフトも、無料のファイヤーフォックスのブラウザーに寄せられる高い関心、そしてその脅威を認識していることだろう。その証拠に現在インターネット・エクスプローラーの最新バージョンにはタブ閲覧機能が搭載されている。レースはますます盛り上がってきた。

市場独占の覇権を争うブラウザー戦争におけるメリットは、企業が本当にユーザーのニーズに耳を傾けていれば、私達ユーザーが勝ち組になれることだ。

どのウェブブラウザーを利用するべきか?

1台のコンピューターには1つのウェブブラウザーしか利用できないというウェブの神話がある。これは間違えている。多くの人がこの神話を信じているのは、インターネット・エクスプローラーがOSの大部分を「占領」しており、他のプログラム内にブラウザーを統合することになり、それ故、他のブラウザーを使っても、親しみのあるインターネット・エクスプローラーに代わって同様のことをするだけだと思い込んでいるからだ。

ウェブブラウザーはプログラムである。複数のグラフィックプログラム、ワードプロセッシングプログラム、そしてコンピューターにインストールされているその他のプログラムを利用することが出来るように、複数のウェブブラウザーを搭載することもできる。インターネット・エクスプローラーからの「切り替え」に怖がる必要はない。好みに合うかどうかを確かめるために他のブラウザーを使ってみて、もし気に入ったらそれを利用し、気に入らなかったらインターネット・エクスプローラーに戻せば済む話だ。消えたりはしない。

多くの人が新しいブラウザーの利用方法を一から学び直さなければいけないのではないかと心配している。その必要はない。多少名称は異なるかもしれないが、基本的にウェブブラウザーの使い方は似たり寄ったりである。

ウィキペディアにウェブブラウザーの一覧ウェブブラウザーの比較が掲載されており、これを読めば、自分のニーズとOSにとって、どのブラウザーが適しているのか検討をつけることができるだろう。

このシリーズを綴っていくなかで、私は各種ブラウザーの類似点や相違点についても網羅していくので、君と君のブログにおけるニーズにとって、どのブラウザーが一番適切なのかを判断する基準になると思う。しかし、当面は現在人気を二分しているインターネット・エクスプローラーとファイヤーフォックスに焦点を当てていくつもりだ。

ウェブブラウザーのガイドは公開間近

近いうち、私はブラウザーを使う上で慣れておくべき重要な基礎を徐々に紹介していこうと思う。このプロセスを進める上で、各種のブラウザーがこの基礎を別々の名称で呼んでいることを学ぶことになる。例えば、今後の参照用に保存したリンクのセットを、インターネット・エクスプローラーでは「お気に入り」と呼び、ファイヤーフォックスでは「ブックマーク」と呼んでいる。どのブラウザーがどの機能にどの名称を用いているのかについても出来る限り特定していこうと思う。

とりあえず今日は、ブラウザーのメニューバーに慣れ親しんでおこう。ブラウザーの上部にあり、ファイル、編集、表示等のメニュータイトルを表示しているバーのことだ。他のソフトウェアプログラムのインターフェースでも同じものが使われている。

firefoxfilemenu.pngメニューバーに触れると、多くのコマンドや機能がメニューの右側にキーボードのショートカットを掲載していることが分かる。マウスに手を伸ばすために手を離すよりも、キーボードを打つ方が早いときもある。私はCTRL+Fキーのコンビネーションを使って、ウェブページの検索を始める。普通にウェブを利用するときは、CTRL+Tを用いて新しいタブを開く。

一番使っているのはどれか、そして対応するキーストロークのショートカットを特定しよう。そして活用し、余分なプロセスをスピードアップさせるのだ。また、ヘルプのファイルで、ブラウザーのキーボードのショートカットすべての完全なリストを確認し、ガイドとしてプリントアウトしておこう。

メニューバーの下にあるのがボタンのツールバーだ。これらの視覚的なボタンはメニューバー内の機能やコマンドのショートカットであり、この中には戻る、進む、ホーム等のナビゲーション的な支援機能も含まれている。

ブラウザーのインターフェースの周りを見てみよう。他にもツールバー、パネル、パーツがあるはずだ。これらの役目が何なのか自分に問いかけてみよう。これらについても後々触れていくので、じっくりブラウザー上のどこにあるのか探しておこう。

多くのモダンなブラウザーはデフォルトでは複数の機能を表示しない設定になっている。アドレスバーのないブラウザーや、ツールバーにあるはずのボタンがないブラウザーをたくさん見たことがある。これによりウェブページを表示する場所が広くなるというメリットがあるが、よく利用する機能が取り払われてしまうというデメリットもある。表示→ツールバーの順にチェックして、ナビゲーションバー、ステータスバー、そして他のツールバーが有効になっているか確認し、それらの仕組み、そして自分のために利用する方法を学ぼう。

また、ブラウザーのヘルプにアクセスする方法も学んでおこう。大部分のブラウザーには、ヘルプメニューがメニューバーの上にある。F1キーで表示させることもできる。最近のヘルプファイルは以前のものよりも遥かに役に立つ。コンピューター上のガイドを読むだけでなく、ブラウザーの仕組みの詳細を理解する際に便利な、ウェブベースのインストラクションやガイドにアクセスすることもできるのだ。より詳細なブラウザーの利用方法が綴られたオンラインの記事へのリンクが掲載されているものもあるので、チェックしておこう。

ブログを読んでいるのであれ、ウェブ上の情報を検索しているのであれ、あるいはブログを書いているのであれ、ウェブの利用は必ずブラウザーを介して行われる。そういうわけで、このウェブへの玄関の仕組みをもっと学んで、オンラインの有用性を最大限に発揮しよう。

最後に信じて欲しい。ブラウザーの仕組みを理解すれば、ブログの質も上がる。約束しよう。

ウェブブラウザーのガイドシリーズ

ブロガーに捧げるウェブブラウザーガイド 其の一
ウェブブラウザーガイド 其の二「各パーツの復習」
ウェブブラウザーガイド 其の三「お気に入り(ブックマーク)と履歴」
ウェブブラウザーガイド 其の四「ボタン、キーボード、マウスを使ったショートカット」

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ローレル・ファンフォッセンはブログとWordPress(ワードプレス)をテーマとしてLorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)でブログを書いている。

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