Monday, 13 October, 2008

トゥウィッターとPRが織り成すスキャンダル

4月 24日 at 5:44 pm by J. アンジェロ ラコマ -

すでにTwitter(トゥウィッター)とPRブロガーのスティーブ・ルベル(Micro Persuasion(マイクロ・パースエイション)で有名な)が最近起こしたスキャンダンルについてはご存知の方もいるだろう。以下に今回の件の経緯を紹介しよう。これはスティーブからPC Magazine(PCマガジン)のジム・ローダーバック編集長宛のオープンレターに綴られていた内容を転載しだ。

先週の13日の金曜日、私はトゥウィッターにある記事を投稿した。今では投稿したことを後悔している。私は、PCマガジンのハードコピーは読んでいないこと、そして私の無料購読はゴミ箱行きになっていることを綴ったStrumpette(ストランペット)のゲスト社説で、PCマガジンが対応策として、私が勤めているEdelman(エデルマン)からの、テクノロジー企業のクライアントに関するPR宣伝をブラックリストに載せるかどうかを真剣に考えているという内容が記載されていた

私は大事な教訓を学んだ。前後関係を十分に示さずに記事をすぐに投稿してしまうと、意図されたものとは異なる結果を導いてしまうことがあるということだ。記事が真実であることを否定するつもりはないが、私のメディアの利用傾向を完全に反映しているわけではない。私はPCマガジンのRSSフィードを購読しており、このブログを始めて三年間が経ったが、これまでオンライン版のPCマガジンの記事にリンクを貼ったことも何度かある。またPCマガジンの姉妹サイトである、eWeek(eウィーク)にもリンクを貼ったことがある

(強調は私の判断)

これこそトゥウィッター、あるいは、ついでに言えば、無計画な投稿を可能にする/奨励する個人的な配信プラットフォームの危険な局面だ。ジャイビー・フェルナンデスが指摘しているように、ブログでは(なるべく伝統的な意味で)投稿ボタンを押す前に、一つの考えをまとめ、考え、考え直す傾向がある。そのため、過ちを犯す可能性も少ない。確かにブログでも過ちは見受けられるが、トゥウィッターやその他の同類のサービスの方が危険性は遥かに高いはずだ。なぜならこれらのサービスはブログよりも無計画に行われているからだ。

媒体としての伝統的なブログにより(ブログを「伝統的」なんて呼ぶなんて自分でもビックリ)、自分のすべてを一つの理路整然とした考えにまとめ、言いたいのはやまやまだが止めておいた事柄を除去してから、伝えるべき事柄を投稿することが可能になった。

トゥウィッターはもともと「パケット」として考えを外に出すことため、計画性が薄れてしまい、大胆になってしまう。トゥウィッターがブログよりももっと緩いアプローチを取っていることは否定できない。そのため私はトゥウィッターを新しい個人ブログのプラットフォームと呼んでも全く問題はないと思う。

当然だが、ここでの大きな問題は、個人の書いた記事が、勤めている企業にどのように反映されるのかということだ。スティーブは自身の手紙で以下のように見解を述べている。

忘れてもらいたくないのは、私の意見と習慣は、他の一般ユーザーや、企業やクライアントとは関係のないことだ。従来のメディアよりもブログを読んでいる人がたくさんいるのは事実だが、雑誌だって繁盛している。私はこの重要な傾向を今年の2月12日に気づいた。今も昔もPCマガジンのような雑誌の影響が及ぶ範囲は私達のクライアントや代理店にとって欠かせない。

スティーブがエデルマンのスタッフではなかったら、彼のトゥウィッターの記事がここまで注目を集めることはなかっただろう。しかしスティーブは同企業の上級副社長であり、PCマガジン上で広告を掲載したり、宣伝をしている(製品・サービスのレビューを含む)クライアントを担当している。そのため、例えば、スティーブのブログで、すべての記事が個人的な考えに基づいて綴られていることを示す免責事項を掲載していても、これらの記事は必然的に彼が代理を務める企業にも波紋を及ぼすのだ。

今回の件は、企業にとっては自分達の利用規約について考え直してみる良い機会ではないだろうか。そしてこの規約により、ブロガーに対しては、勤める企業のために、個人であること、そして組織の一員であることのバランスを見出す義務が課されることになるだろう。

利用規約がこのように改定されれば、個人的なことであっても、些細なことであっても、そして公開するつもりがなくても、自分の投稿に対してもっと慎重になるように注意を喚起する役目は果たしてくれるだろう。忘れないで欲しい、グーグルのウェブの歴史とキャッシュ、ウェブのアーカイブ、そしてRSSフィードでさえ、我々が過ちを犯せば、必ずや悪夢となって再び我々の前に姿を現すことになるだろう(それは数年経って後やってくるかもしれない)。

特にPR業界の人達は要注意だ。

[原文へ]


トラックバックURL:
http://jp.blogherald.com/2007/04/24/public-relations-and-the-twitter-scandal/trackback/

1件のコメントがあります。



1コメント

Twitter スキャンダル…

昨日、mixi 上での発言の責任を取って、ガイナックスの取締役が辞職したとの報道があったところだが、今日の「The Blog Herald 日本版」に「トゥウィッターと (more…)