2 年前アメリカに帰ってきたとき、カウチポテトの態勢で、テレビを見ているのではなく、コンピューターに長時間向かっている人が非常に多いことに驚いた。彼らはブログしているのでも、メールをしているのでも、ネットサーフィンをしているのでも、国際的に重要な最新ニュースを入手しているのでもない。彼らはゲームをしていたのだ。
ソリティアに熱中し、カードで埋め尽くされた画面をじっと見つめる生気のない多くの人の顔が目に入った。私も昔からコンピューターゲームにハマっているが、タイマーをセットし、一日中あるいは一晩中次のレベルに行くために3枚のクラブを待ったりしないように気をつけている。
オンラインゲームの依存性を考えると、そして、とりわけアメリカの国民はオンラインの賭博行為を禁止されているのにもかかわらず、カジノ・賭博業界が米国だけで毎年数十億ドルも稼ぎ出す業界に成長したことを考えると、ウェブ2.0ソーシャルネットワーキング熱がゲームをなかなか受け入れなかったことに私は心底驚いた。
しかし、Digg(ディグ)、Buzz(バズ)、Del.icio.us(デリシャス)、そしてその他のソーシャルネットワーキングサービスおよびソーシャルブックマーキングサービスのライバルはゲームに基づいているといっても過言ではない。参加者は自分の勝って欲しい、あるいは負けて欲しい好きなストーリーを選び、順位が上がったり、下がったりするのを見て、勝者に声援を送っている。私達はブログの統計データ、最も人気のある投稿記事、上位のブログ、上位のコメンターのリスト、さらに「トップ6」、「トップ12」そして「101の絶対成功するコツ」等の魅力的な番号に依存し、ソーシャルネットワーキングそしてブログトラフィックのゲームに熱中しているのだ。
それではなぜ意地悪して、このゲームをゲームとして受け入れないのだろうか?
これを1ヶ月前に行動に移した企業がいた。検索エンジンのスーパースター、グーグルだ。彼らは グーグルはAdscape Media(アドスケープ・メディア)を買収したことで、新たな競争に足を踏み入れた。人間の性質を私達よりも理解しているのだ。
Q. アドスケープ・メディアとは?
アドスケープ・メディアはカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く、ゲーム内の広告を提供する企業だ。アドスケープ・メディアは、プロットとストーリーの展開を組み合わせた広告を動的に配信するサービスを提供しており、同社のソリューションは正真正銘の双方向的なマーケティングのプラットフォームになっている。アドスケープ・メディアは視聴者層と地理的な最新ターゲット技術をサポートし、さらにマーケッター向けに堅牢なレポーティングインターフェースを提供している。
Q. なぜグーグルはアドスケープ・メディアを買収したのか?
A. ゲーム内広告はグーグルがユーザー、広告主、配信者に大きな価値を与えることができる場所だと我々は信じている。アドスケープ・メディアの技術と才能豊かなチームは広告主と配信者に向けたグーグルの現在の広告ソリューションにとって大きなプラスになる。
これは、オンラインでゲームを楽しんでもらうように導くことでお金が入ってくるというセオリーだ。
グーグルはゲーム開発者を勧誘し、ビデオゲーム広告を利用し、ゲームを、ええと、いい質問になったね。ゲームをどこに持ち込もうとしているのだろうか?
以下はプレスリリースの内容。
我々は具体的な予測を公表するつもりはないが、ビデオゲーム広告には大きな価値があると思っている。より多くの人がビデオゲームを楽しむようになれば、ユーザーが引き続き質の高い、魅力的な体験をすることができるようになるだけでなく、広告主にターゲットのオーディエンスに接触する場を作ることもできると考えている。
まず、オンラインビデオゲームのスポンサーであり宣伝している広告にグーグル・リーダーや個人ホームページ、そしてグーグル・ガジェットの形態としてのその他のグーグルページやツールからアクセスできるようになることを期待している。アドスケープとグーグル・ガジェットの技術により、ビデオゲーム広告をブログに簡単に組み込むことができるようになるだろう。
ブログの訪問者には、記事を読む代わりに、写真を見る代わり、ビデオを見る代わりに、あるいはポッドキャストをダウンロードする代わりに、広告収入生成ゲームで数時間遊んでもらえればなんて期待してしまいそうだ。
ブログとの相性について話そう!
ブログに直面している次なる大きな変化は、オンラインビデオゲーム広告に違いない。
ブログにおけるビデオゲーム広告を容認するのだろうか?
他のブログの広告とは異なり、PayPerPost(ペイパーポスト)の評価が落ちていった経緯を見ているのは面白かった。しかし、ブロゴスフィアはブログ上のゲームからの収益についてどう考えていくのであろうか?
ブロガーはゲームには目がないのでゲーム広告を受け入れるのだろうか?ブロガーは何時間もぶっ通しでブログに居座らせ、オンラインゲームにちょっかいを出すだけで、収益にはほとんど関係のない人達の価値は評価するのだろうか?結局、訪問者はコンテンツに引き寄せられてくるのかもしれないが、それだけでは残ってはくれない。彼らはエンターテイメントがあれば残ってくれるのだ。
それともビデオゲーム広告により反動が起こるのだろうか?
ゲームは楽しい。またゲームは脳にいい。考えさせ、問題を解決させ、パターン認識能力を高め、想像性を刺激するからだ。
しかし同時にゲームには依存性があり、長時間を無駄にしてしまうこともある。前向きな利益も多少はあるが、ブロガーにとってはどんなメリットがあるのだろうか?
もしブログに最高にカッコイイビデオゲーム広告があるとしたら、かなりのトラフィックを集めることができるだろう。しかし、もしブロガー全員が同じゲームを持っていたらどうなるのであろうか?何に違いを見出すのだろうか?ここでコンテンツが大事になるのだ。ブログにおびき出すために一層の努力を捧げ、ゲームで遊ばせるように仕組まなければいけない。
自分の胸に訊いてみよう。ブログをゲームセンターにしたいだろうか?それとも広告目当てではなく、コンテンツ目当てのトラフィックを求めているのだろうか?ゲーム広告は自分にとってもブログにとっても重要なことなのだろうか?ゲームをブログに置くと、ブログのスタイルは変わるのだろうか?
オンラインのビデオゲーム広告をブログに迎え入れるのだろうか?
今後のコラムに注目。ブログのオンラインゲームについてこれからも記事を書いていくつもりだ。
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ローレル・ファンフォッセンはブログとWordPress(ワードプレス)をテーマとしてLorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)でブログを書いている
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