ティム・オライリーはキャシー・シエラの殺害脅迫の件を踏まえて、ブロガー行動規範の策定を前面に押し出していた。どうやらこれはいいアイデアのようだ。ブロゴスフィアが礼節や礼儀を欠くことは誰しも気付いていることである。ひいては、問題の核心にあるのは、他人への敬意の欠如以外に何かあるのだろうか?
確かに聞こえはいいが、私には、ブロガーの行動規範がこのような事件を予防できるのか、そして本当にいいアイデアかどうなのかも定かではない。
まず、キャシー・シエラの一件の原因は本当にブロガーにあるのだろうか?そんなことはない。つまり、ブログを書く個人のグループの特定、すなわちブログを持っている個人のグループ、そして殺害脅迫を書いたグループの特定ができていないのが現状だ。これは匿名という覆いを被ることを決めた臆病者の行為であり、ひいては彼らが本当にブロガーがどうかも分かっていない。こういう件においてブロガーの行動規範のアイデアが役に立たないと思えるのは、こういうことをして楽しんでいるアホは、このような些細な規範などは無視するのが見え見えだからだ。
ブロガーはお互いに対して礼儀を持って接するべきだろうか?勿論だ。理性より感情に訴えて攻撃する以外に、論争を解決する賢明なやり方があるのだろうか?勿論だ。任意の行動規範を制定することが、正しい行動を効果的に促進することにつながるのだろうか?
場合によるが、ほとんどの場合、期待薄だ。
なぜなら、行動規範が破られたときに罰則を執行する自己規制団体が存在しないからだ。当然ながら自主的にサインアップし、高々と行動規範に従っていると公表するような場合に作られる、ある種の「バッジ」のようなものを描くことは簡単だ。
しかし、これにいったい何の意味があるというのだろうか?ハッキリ言おう、行動規範を破ったらどうなるのだろうか?「大して影響はない」し「何もない」というのが答えだ。大部分のブロガーに対する行動規範はあまり意味がない。なぜならブロゴスフィアは自己規制が前提とされているからだ。もし最低な行動を取ると、人々は気付き、多くの場合、読者数は減少する。そうならない場合は、規範のルールなど誰も意に介することはないということだ。次に、もし気にかける読者がいたとして、ルールを破ったら、どうなるのだろうか?それでも何も起こらない。
公式ブロガー行動規範を破ったところで、実際にはお咎めなしで済んでしまうのだ。
繰り返そう。ブロガーはお互いに対して礼儀を持って接するべきだろうか?勿論だ。しかしブロガー行動規範は必要だろうか?そうでもない。公式な行動規範があったとしても、キャシー・シエラの殺害脅迫を未然に防ぐことはできなかったであろう。なぜなら基本的に、「加害者」はキャシーを匿名で攻撃したからだ。
それでは、コメントコーナーに対してブロガーは責任を持つべきであろうか?私はできるだけ責任を持とうとする、ある程度の倫理的な義務はあると思う。しかし、優れたコメントポリシーを持っていることを確認するには、記事がその役目を果たすのだ。
ブロガー行動規範があるかどうかは関係ない ;)
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