Tuesday, 6 January, 2009

数独とオープンソースのコラボ、まさに相思相愛

3月 26日 at 3:43 pm by J. アンジェロ ラコマ -

数独を知らないだって?ここ数年、岩山にでも監禁でもされていたのだろうか?数独は数字を使ったパズルで、1から9の数字が記載されている縦横9マスの各列、各行、そして3×3のボックス内の各マスの空いているマスを埋めていくゲームだ。実際のゲームのコンセプトはアメリカ人が作り出したのだが、パズル月刊雑誌「ニコリ」が1984年に特集して、日本で最初にブレイクした。しかしニコリの共同設立者、鍜地真起によると、数独の人気の裏側には、一種のオープンソースのコラボレーションがあったようだ。

The International Herald Tribune(インターナショナル・ヘラルド・トリビューン)はこのほど数独の特集記事を掲載していた。

鍜地氏によると、ニコリの秘密は所謂パズル発明の大衆化に隠されているようだ。この会社は実際にはそれほど多くのパズルを開発しているのではなく、例えば、数独の初期バージョンを考えついたのもアメリカ人であった。その代わり、ニコリは新しいパズルをテストそして仕上げるためのフォーラムを提供している。雑誌の5万人前後の読者がアイデアを出し、最も前途有望なものをニコリが誌上で発表し、その他の読者が認めたり、フィードバックを送ったりするのだ。

数字を使ったパズルの魅力は日本において奥深い文化的なルーツに起因している。日本の学校では数学に焦点が当てられているからだ。また、クロスワードパズル等の言葉ベースのパズルが言語の複雑性のためにあまり受け入れられていないこともあり、ニコリはパズルの改良に関して、数字を使うゲームへの日本人の愛着と、読者の投稿を頼りにしている。

「このプロセスにより、ニコリは貪欲な日本人のパズル解答者の本能をうまく活用し、修繕して改良することができるのだ…鍜地氏に言わせると、大部分のニコリに掲載されているゲームはオリジナルであるものの、数独やカックロのような別の場所で編み出された古いゲームを改良したパズルもあるようだ。

日本以外で数独の人気が急激に上がったことは予想外で、ニコリもまた数独を海外で商標登録するのを忘れていた企業であった。つまり海外における数独パズルの出版や売り上げ、そして関連する印刷物によるロイヤリティを得る権利がないのだ。しかし、もし出版権が制限されていたら、このような人気を得ることはなかったとされており、このミスは素晴らしいミスとして考えられるようになった。

現在、ニコリは海外の出版社に売り込みたい新しいパズルがいくつかあるようだ。次に世界でブレイクする見込みのあるパズルをどこよりも早く得るために、出版社のほうからニコリに色目を使っていることもあるようだ。数独ほど人気を集めるパズルは現段階ではないものの、ほとんどのニコリのパズルは読者の手助けによって開発され、調整されていることを忘れてはならない。

こんなに難しいオープンソースのコラボレーションは未だかつて存在しない!

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