Wednesday, 19 November, 2008

PR業界の有益なコミュニケーションチャンネル=ブロガー

3月 19日 at 2:20 pm by エド リー -

もしブログの読者数が多くて、検索エンジンで上位にランキングされているなら、僕みたいな人間に遭遇したことがあるだろう。メールを送って、自分のクライアントのプラスになるような記事を書いてくれるように頼む人間だ。

もしブログの読者数が非常に多いなら、こういった要請を何度も受けていることだろう。

なぜ?

PR業界は、クライアントについて記事を書くことが期待できる、国/市場内のメディアがリストアップされた巨大なデータベース(公式・非公式)にアクセスすることができる。PR業者の多くはメディアとの対話の機会を作り、良好な関係も築かなくてはいけない。

なぜ彼らはブログをわざわざ探し、時間をかけて読み、連絡先を見つけ、クライアントの宣伝をさせるような手間をかけるのだろうか?

そうだね、ブロガーに巧妙に送るメールはお金がかからないから、と言ってしまうのは単純すぎるだろうか。ブロガーに情報を提供するために要する費用は、同じ情報を従来のメディアに提供するために要する費用と比べると格安であり、効果的なのだ。冗談半分、本気半分だが、一度知らぬ間に我々の手中に納まってしまうと、思う存分スパムされてしまう。

現実的な答えとしては、ブロガーは従来のメディアと同様に多忙を極めている。職業として生計を立てるためブログを書いている人はごく僅かであり、ほとんどのブロガーにとって、ブログとは趣味程度であり、おもしろいことやタイムリーな事柄を記載していることが多い。私やクリスクラークのようなPR関係者からのメールはこういったブロガーたちに刺激を与えることができるのだ。

しかしブロガーのオーディエンスとしてのサイズは主流メディアと比べると小規模である。確かにそうだが、ブロガーは主流メディアがやらないことを実行する。彼らは記事のネタにした人にリンクを貼るのだ。そしてこのリンクが、皆さんもご存知のように、インターネットの足場となっている。ウェブサイトにリンクがより多く集まれば、検索エンジンの結果ページで上位に表示されるようになる。そのため、もしある企業があるモノを販売するものの、特定の検索キーワードに対してグーグルやヤフー!でフロントページに表示されていないなら、近いうちに彼らからあなたに連絡が行くことになるだろう!

最後に最も重要な理由を挙げよう。ブロガーは情報ソースとして信用され、かつ影響力が大きいのだ。もし私の同僚がファイナンシャル・タイムズワシントン・ポストを説き伏せて、クライアントの記事を掲載させたとしたら、それは表彰ものだ。この記事は重役室に飾られることになるだろう…まぁ、そんなところだ。こういう風に考えるのが私は好きなのだ。

記事を読んだ読者のうち、クライアントが本当に読んでもらいたいと思う読者の割合は非常に小さい。かなり難関な印刷物の中からこの記事を実際に読み、何か行動を起こす読者の割合はどれぐらいだろうか?

私はあまり期待していない。

実際のところ、普通の人は顔の見えない企業からモノを買いたいとは思っていない。友達や家族や同僚から買いたいのだ。彼らのアドバイスを基にして行動したいのだ。彼らを信頼しているからである。その一方で、自分の経験を他の友達や家族や同僚に伝え、彼らが自分のアドバイスに基づいて行動して欲しいと望む。つまり信頼されたいのだ。

PR業界は、PRの売名記事や行為によってクライアントが世間の話題に上ることを願い、常にメディアを通じて市場を支配することを目指してきた。「会話」にお世辞を言ってきたが、現在ではこれらの会話を注視するだけでなく、ささやかながら直接扇動できる方法があるのだ。

だからブロガーにこういうメールが送られてくるのだ。

[エド・リーはiStudio Canada(iスタジオ・カナダ)でインターネット・コミュニケーションのシニア・コンサルタントを勤める。また、Blogging Me Blogging You(ブロギング・ミー・ブロギング・ユー)でパブリックリレーションズおよびソーシャルメディアをテーマにしたブログを書いている。]

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