毎日のように私はWordPress(ワードプレス)を非難しているブログの記事を読んでいる。しかし彼らが非難している事柄は、実際にはワードプレスとは関係がないものだ。そしてマイクロソフトやインターネット・エクスプローラー、ワード、アドビ・リーダー、ファイヤーフォックス、ウェブホストなどの各種製品やサービスが、世界にはびこる悪の原因だとして激しく非難する記事や批判をよく目にする。
昨日、友人がノートPCのハードドライブをいったい何回交換すればいいのかと嘆き、怒っていた。「全部Western Digital(ウェスタン・デジタル)社製だ。二度とウェスタン・デジタル社製のハードドライブは買うものか!」そう言って20秒もたたないうちに、彼はいつも車の後部座席にノートPCを投げ込んでいることを思い出した。彼はスポーツ記者で、多忙を極めており、イベントからイベントに向かう際に遅れてしまうことがよくあるそうだ。機器を後部座席に投げたり、人ごみを掻き分けて進んだり、階段を上ったり降りたり、記者席で周りの記者とぶつかったり、食べ物をこぼしたり・・・。機器を大事に扱えるほど暇な職業ではないようだ。まるでイラクやアフガニスタンで取材しているかのようだ。
あなたは機器の取り扱い方がハードドライブの故障に関係していると思っているだろうか?いいや、ウェスタン・デジタルが悪い。そうでしょ?
先週私はワードプレス・テーマとプラグインのCSSの不具合に関してワードプレスを非難する記事を少なくとも8本は読んだ。ワードプレスドットコムの作業に取り組んでいるアンディー・スケルトンの仕事は、ワードプレス・テーマを「直し」、ワードプレスのブログと連動させることだ。コーディングがいまいちだったワードプレス・テーマに一年越しで作業に取り組んだ後、彼は「欠陥だらけのテーマ: イメージの幅」という記事を綴り、ワードプレス・テーマの設計者に、ブロガーが容器の基本的な物理的構造すら理解していなことを考慮に入れて欲しいと嘆いていた。
箱の容量を超えるモノは入れないで。
もし大きすぎるモノを入れようとしているなら、箱は壊れるよね?ブログで容量よりも大きな写真やビデオを載せたら、ブログのデザインが狂ってしまう。こういう類の写真はたいていの場合、家族や親戚が新しく買ったデジタルカメラの機能を自慢したいがために送ってくるものが多い。16MBもの2枚の写真をメールに添付して送ってくるのだ。ああああ!このメールが受信箱の容量をオーバーするなら、大きすぎる写真がウェブデザインを壊しても納得だろう。
アンディーも紹介しているように、この問題の解決策がある。イメージの幅が招く破壊を予防することができるのだ。しかしテーマの設計者が予防策を考慮に入れてコーディングしなかったら、彼らが非難されるのだろうか?
いいや、ユーザーはワードプレスを非難する。
写真を上手くアップできないと、ユーザーはワードプレスを非難する。プラグインがうまく動作しないと、ワードプレスを非難する。タグを閉め忘れたことが原因で、記事が崩れても、ワードプレスが悪役なのだ。
いい加減にして!もし車のタイヤがパンクしたら、非難の的はGMC?現代?トヨタ?レクサス?メルセデス?BMW?
そんなことはない。
ブログで声を荒げて非難する際は、対象を間違えないようにしよう。
残念だが、非難は私たちを欺く。
自分の過ちの責任は自分で
新しく生まれ変わったウェブはオープンなコミュニケーションを将来像と仮定し、その仮定に基づいている。会話が中身の濃いリレーションにつながり、ブログのソーシャルネットワークが構築される。しかしブロガーがリレーションを育む際に、まずはブロガーと読者の間のリレーションをどのように定義しているか自分自身で考えてみよう。
読者とどれぐらい正直に接しているだろうか?自分とどれぐらい正直に接しているだろうか?自分が犯した過ちを、ブログで非難する前に、立ち止まって自分が共犯者になっていないかを考えているだろうか?
私が子供の頃、人間が神という存在を創り出したのは、非難する拠り所を人間以外に求めるためだと教わった。この発言に同意する人もいるかもしれないが、多少なりとも真実がこの発言に秘められている。自分の責任を認めるよりも、誰か別の人になすりつける方が簡単に決まっている。
私は父が自分にネジを抜く力量がないことをねじ回しのせいにして、怒って部屋の隅から隅までねじ回しを投げる光景を見て育った。「この、バカねじ回しが!」私は悪いのは父だと分かっていた。しかし彼はいつも道具のせいにしていたのだった。
しかし正直で偽りのない不満の原因が、ワードプレス、マイクロソフト、ウェスタン・デジタル、IBM、アドビ、GMC、トヨタなど世界中のあらゆるメーカー側にあることもある。ビル・コスビーのコメントを以下に掲載した。
発明するのは人間。創造するのは神。人間が自動車を発明した。「すごい!」と叫ぶ。神が樹木を創造した。「いいね。」と言う。人間が冷蔵庫を発明した。「信じられない!」と叫ぶ。神がうさぎを創造した。「いいね。」と言う。タイヤが自動車から外れる。冷蔵庫の空調が壊れる。樹木はまだ立っている。うさぎもまだ大地を駆け抜けている。
人間が発明したものには欠陥が多くある。そのためメーカーが非難をうけるべきこともよくある。しかし非難するときは適切に非難する必要がある。
非難する対象を間違えると、読者には分かってしまう。読者は賢い。読者はワードプレスが、幅が50センチメートルもある写真を付けて、記事をメチャメチャにすることはないと分かっている。あなたがやったのだ。
そしてあなたも気付いているだろう。私が読んだワードプレスを非難する記事の多くが、最終的には不具合の原因が実際にはテーマ、プラグインそして自分のミスにあったと結んでいるのだ。
それでも読者は最初に「ワードプレスが悪い」と読むのだ。そして責任のなすりあいを見ることに生きがいを感じている輩が集まってきて、何も悪いことをしていない側に対して一斉に非難の声を上げ、揃って音程を外して歌うのだ。
真剣な読者は違いに気付く。あなたが検討違いの非難を行うと、読者には分かってしまう。しかし彼らはリアクションを起こすだろうか?あなたが的外れなことを言っていたら、あなたをコースに戻し、叱るのは読者の義務なのだろうか?あなたは読者と正直なリレーションを築いた数少ないブロガーの1人かもしれない。私たちの多くが当てはまらない。「それは彼らが悪いんじゃない」や「君が間違えたんだよ」と言う代わりに、読者の多くが目をそらすのだ。本当に理由が分からないのかもしれないが、君への興味や信頼が失せていくのは分かっているはずだ。
人間が作ったものに完璧なものなどない。神、母なる自然、そして地球は時にとんでもないことをしでかす。それでも地球は回っている。ブログで非難するときは対象を間違えないようにしよう。そして読者と正直に接するように努力しよう。
あなたが自分自身、読者、そして記事にもっと正直に向き合うように努力したら読者はどう思うだろうか?
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ローレル・ファンフォッセンはブログとWordPress(ワードプレス)をテーマとしてLorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)でブログを書いている。
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1コメント
この記事って、誰に向けて書いているのか不思議?…
非難の対象を間違えてはいけない at ブログヘラルド
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