ブログのコメントスパム対策

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ブログのコメントのリンクにnofollow 属性を加えるのではなく、「follow」属性に戻すブロガーが多くなってきた。この動きの原因には、リンクにSEOのクレジットを与えて報いることで読者にコメントを残すよう促していることがあげられる。

nofollow 技術は、コメントスパマーが欲しがる「リンクジュース」を取り除き、彼らがスパムしないよう仕向けるのが本来の目的だ。グーグルはnofollowタグを導入し、検索インデックスに氾濫するコメントスパムを阻止しようとしている。そしてブログプログラムは処罰されるのを避け、反コメントスパムの流れに乗るためこのタグを追加した。WordPress(ワードプレス)や多くのブログプログラムやフォーラムはコメントセクション内のリンクすべてに対して、デフォルトでnofollowが付加されている。こうすることで検索エンジンがページをクロールときに、リンクを無視するように指示しているのだ。そして検索エンジンのページランクがサイトを出入りするリンクに与えていたクレジットを取り上げていた。このほど、遅ればせながらコメントスパム対策としてWikipedia(ウィキペディア)がnofollowを付加した。

意図とは裏腹に、nofollowは当時たいして役に立たず、これからもその効果はたかが知れている。

多くのマジメなブロガーが、自分たちのブログのコメントも悪名高きコメントスパマーと同じように罰則の対象になり、同類と見なされることに気づくようになり、小規模ではあるが、反動が生じた。nofollowに抗議するため、No NoFollow(nofollow反対)グループとその他のブロガーは、nofollowがSEOを台無しにするという噂を広め、ブロガーにnofollowの使用を停止するよう求めた。そうしてnofollowを組み込むワードプレス・プラグインと共に、ワードプレスからnofollowを削除するNo nofollowワードプレス・プラグインもお目見えするようになった。

ブロガーがこの問題について議論をする過程で、あるブロガーが公にこの問題を糾弾し、「nofollowが存在しない」ブログを目指すことを高々と宣言する中、コメントスパマーの犠牲者の数が増え、nofollow問題に対して警笛が鳴らされている。

nofollowは当時たいして役に立たず、今もその効果はたかが知れている。

nofollow機能を削除するブロガーが増える一方、彼らは自分たちが「いいブロガー」であり、コメントをブログに残せば、自分のサイトへのリンクとコメント内に貼っているリンクのサイトすべてへのリンクを貼る権利がコメンターに与えられると主張するようになった。多くの人が、リンクというクレジットを報償として提供することで、ブログでコメントに残すことを禁止されている人たちが自由になると考えた。

これもうまくいかない。

ブログがnofollowを利用するかどうかを念頭において、ブログにコメントを残すべきかどうか議論しているのだろうか?それともnofollowとコメントを利用していないブログを求めているだけだろうか?コメントセクションの近くで公然と損害を受けている場合を除き、いったいどうやって被害を把握することができるのだろうか?nofollowを使っているか、いないかに関わらず、コメントは投稿されていくだろう。nofollowの報酬は特に影響しない。第一、nofollowを気にしてコメントしているだろうか?

もし影響が及ぶなら、さらにコメントを残してもらえるように、なぜ公表しないのだろうか?それは我々の読者は実際のところどちらに転んでも気にしていないからだ。コメントを残したいと思えば、彼らはコメントを残すのだ。

それでも、この問題のテーマはコメントスパムを阻止することだが、nofollowは今のところ役に立っていない。わざわざ議論する意味があるのだろうか?

コメントスパムを阻止するためブロガーはどんな対策を採っているのだろうか?

ブロガーはコメントスパマーを食い止めるため様々な手段を駆使している。これらを活用すると最初は効き目があるので嬉しくなるが、結局天罰が下るのは、あなたと読者だけだ。それではnofollowの課題に加え、これらの手段も紹介していこう。

すべてのコメントを停止する。この方法はかなり抜本的でコメントを停止してしまうというものだ。しかしブログを書く最大の理由がコメントにあり、それを停止してしまうというのはいかがなものか・・・。
コメントを残す際にはテストを課す。コメントを残す人をテストして、しっかり答えられたら、その人は人間だ。CAPTCHAやその他の耐久テストは効果がない。コメントスパムボットの中にはテストを簡単に突破するものもあり、到達するかどうかは関係なく、記事上やデータベース上でしつこく働きかけてくるボットもいる。そして人間のコメントスパマーは確実に3+1のような簡単なテストは通過してしまう。
登録制にする。多くの人が、コメントを登録制にすれば、コメントスパマーを阻止することができると信じている。登録アクセスをかわすことはできないからだ。これも不正解。登録とパスワードの要求をかいくぐる専門性を備えた頭のいいコメントスパムボットが存在するからだ。人間のコメントスパマーにとっては登録プロセスを回避することなんて朝飯前だろう。
コメントからリンクを取り払う。すべてのリンクを削除すれば、コメントから「リンクジュース」が完全になくなる。そう言いたいのだろう。それでもコメントスパマーは攻撃をやめてくれない。この手法を用いたものの、コメントスパムで汚染されたブログを見たことがある。 リンクはないが、セックス、ポルノ、カジノの宣伝がコメント中に溢れていた。この手法を用いて傷つくのは、このサイトを勧めようとする人と、コメントのリンクでポイントを稼いでいる人だけだ。コメントスパマーはスパムリンクが作動するかどうかに関係なく、氾濫を続けるだろう。
コメントのテンプレートファイル名を変える。これは数年前に流行った手法だ。それでも効果は一時的だ。コメントスパマーは新しいテンプレートファイルを見つけ、猛攻撃が再び始まるのだ。
コメントの他のページに切り離す。コメントスパマーは記事からどんなに遠くに切り離されていようが発見する。この手法の問題点は、読者がコメントを見るだけにも関わらず、クリックスルーし、記事を読むために再びクリックしなければならないことだ。こんなことを繰り返していたら読者に嫌われる。

ブログのコメントスパムを阻止することを約束するトリックが一週間おきぐらいのペースで紹介されているような気がする。彼らはそう信じているが、実際にテストしている期間は数週間だけだ。三ヶ月が過ぎてそれでもコメントスパムの被害がないなら、聞く価値はある。

そうしたら、彼らの読者やコメンターが考える新しいコメントスパム対策を訊いてみよう。

ブログと読者とコメンターの間に入り込む手法はすべてブログに害を与えるだけで、コメントスパムを止めてはくれない。

ブログのコメントスパムを止めるには何が有効だろうか?

現在有効なのは、Akismet(アキスメット)などのコメントスパム対策プログラムをひそかに活用することだけだ。他にも有効な優れたコメントスパム対策のプラグインやアドオンはいろいろあるが、アキスメットは一番人気があり、各種ブログプログラムやフォーラムプログラムで利用することができる。

アキスメットはコメントスパムにみんなで立ち向かっていくという意気込みがあって初めて効果が期待できる。みんなとはブロガー、そしてフォーラムユーザーだ。私たち全員が力を合わせてどのコメントがコメントスパムなのかマークしよう。その情報が中央のデータベースに運ばれ、あなたが今日マークしたコメントスパムが、次の日には私のブログで阻止されるのだ。

コメントスパムのモニタリングと日常的なブログの行動をマークすることで、新種のコメントスパムの攻撃が阻止され、みんなが喜ぶ。コメントスパマーはずる賢い。コメントスパムとトラックバックスパムを用いてフィルターを潜り抜けようと、常に新しい手法を考えているのだ。

読者に敬意を払い、彼らがコメントスパムの被害者にならないように注意しよう。あなたはブログをコメントスパムから守るためにちゃんと手入れをしているだろうか?

他に何かできることはないのだろうか?

何がコメントスパマーを止めるのだろうか?

ブロガーに出来ることは、ブログとフォーラムに罠を張り、コメントスパムが放たれるのを予防することぐらいだ。上記の方法では実際にコメントスパムを止めることはできない。最近行われた統計によると、インターネット上のトラフィックの90%を占めているのが、メールを介したスパムやブログコメントのスパムだ。アキスメットが発表したブログへのコメントスパムに関する統計データを以下に掲載した。

2007年2月27日現在
現在まで捕らえたスパムの数:8億455万9,720
今日捕らえたスパムの数:690万9,637
コメントのうち95%はスパム

コメントスパムは過去半年間で急増している。私たちのブログでコメントスパムが氾濫し、スパムボットの攻撃を受けている。これはブログプログラムが対応できないためにこの現象が発生しているわけではなく、コメントスパムの攻撃が以前とは比べ物にならないほど多発しているからだ。勢いは増すばかり。

コメントスパマーは明らかに報酬をもらっている。なぜなら彼らの多くが第三世界で人間コメントスパマー工場を少ない賃金で開業し、世界をスパムしているからだ。

誰かが報酬を与えている。

誰かが報酬を与え、スパムで金儲けしている。彼らを止めるには、金の流れを遮断することが必要だ。

アキスメットとブロゴスフィアが、溢れるスパムコメントを阻止すべく、初めて真面目に対策を立てているが、コメントスパマーは気づいているのだろうか?メッセージが届かなくなることを把握しているのだろうか?

どうやら、そのようだ。大部分のブログにはコメントを止める機能が用意されていない。コメントスパムを一掃する人間やマシンがない、休眠状態のブログがウェブ上には大量に存在している。コメントスパマーはその存在感を増している。これは私たちがだらしなくて、すぐに諦めてしまうからだ。

もし休眠状態のブログを所有していたら、あるいは長期間アイドリング状態にしていたら、一度訪れてコメントスパムを一掃しよう。少なくとも、コメントを残す機能をすべて廃止しよう。やり方が分からないなら、ホストに尋ねよう。一番いいのはブログを削除することだ。ブログを書いているかどうかはともかく、コメントスパマーにあなたのブログで金稼ぎをさせてはならない。

経済界にプレッシャーをかけて、コメントスパムを広告として利用するのを止めさせよう。汚いやり方だというイメージを植えつけるのだ。そして自分自身の胸に聞いてみよう。コメントスパマーと提携していないだろうか?自分の勤務している会社や提携している会社がコメントスパムを広告として使っているか探るのだ。もし使っているなら、このやり方は汚くて、姑息だと伝えよう。

万が一コメントスパムをサポートしてしまっていても、自分の意見を主張しよう。コメントスパムの価値についての公開議論を行い、関連するニュースをブロゴスフィアに提供しよう。それと一緒に、集団としての意見を外に出そう、そうすればコメントスパマーに届くかもしれない。明らかに今の段階で彼らは聞く耳を持っていない。

コメントスパムの息の根を止める必要がある。でもどうやって?この戦いはブロゴスフィアで行われてきた。しかし前線を経済界に移す必要がある。そうすれば彼らはディフェンスに回るからね。そしてこの金策にも終止符が打たれる。財布を狙うのだ。でもどうやって?

何かいいアイデアない?

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ローレル・ファンフォッセンはブログとWordPress(ワードプレス)をテーマとしてLorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)でブログを書いている。

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