Wednesday, 19 November, 2008

未来のソーシャルニュースは自動化?

3月 7日 at 2:52 pm by デレク ファンフリート -

マイケル・アーリントンは新しいサイト、Spotplex(スポットプレックス)独占レビューを行った。その中で彼はこのサイトがしっかり成長すれば、Digg(ディグ)のような人気ニュースポータルサイトに化ける可能性を秘めていると断言している。ディグユーザーの視点から見ると、スポットプレックスはソーシャルニュースで必要な作業を請け負ってくれるサイトだ。ユーザーはコンテンツへの投稿も投票もコメントもする必要がない。さらに登録する必要すらないのだ。スポットプレックスのジャバスクリプトのコードがエンベッドされているサイトを訪れるだけで、ページビューから「票」を割り出し、登録してくれる。そうすることでサイトでの当該コンテンツのランクが上がっていくのだ。ここで疑問が浮かぶ。ソーシャルニュースは今後自動化に向けて進んでいくのだろうか?

スポットプレックスを使ってみたのだが、比較するならディグよりもAlexa(アレクサ)だと私は思った。記事・ブログ・RSSフィードに関して、ストーリーのページビューを基にしているので、スポットプレックスはやはり根本的にアレクサに似ている。ディグと比較するのは無理があると私は思う。双方とも新しいアイテムがリストアップされるインターフェースを用いており、ユーザーによって成り立っている点も同じだ。しかし似ているのはそれだけだ。

この2つのサイトのソーシャル面での運営方法は全く異なる。ブロガーはスポットプレックスのジャバスクリプトコードを自分のサイトに埋め込み、そうすることでストーリーの読者数の情報が送り返させるのだ。ページビューが増えればランキングも上昇する。

つまりこれはコンテンツ作成者に対するオプトインシステムである。そしてアーリントンが指摘しているように、人気のあるブログ(例えばTechcrunch(テッククランチ))なら、サイトに加わった瞬間、優位に立つことができるだろう。本当だ。この記事を書いている間にも、テッククランチが第一位にランクされ、テクノロジー関係のストーリーのトップ3もテッククランチが独占している。ディグエフェクトの影響下で倒壊状態にあるサーバーを持つコンテンツ作成者は、サイトにオプトインやオプトアウトする機会が与えられるので嬉しいだろう。しかし同時に、もし一番人気の高いストーリーがスポットプレックスに参加していないサイトから来た場合、その時々の一番人気のストーリーが何かは分かりにくくなる可能性がある。

ソーシャルニュースサイトへの投稿プロセスは、RSSフィードのURLに簡素化されるのではないかと思うことがある。その後、サイトはフィードに加わった各アイテムを自動的にインデックスするのだ。こうするとユーザーは投票とコメントだけを気にしていればいいことになる。ディグはすでにポッドキャストセクションでこのシステムを採用している。スポットプレックスはこのステップをさらに発展させ、投票とコメントするプロセスすら取り払っているのだ。

ディグとの比較が見当違いだと思う理由がここにある。ページビューは投票とは関係がないのだ。ストーリーを承認するわけでもないし、スパムであっても認識するわけでもない。つまりフロントページには、質に関して同意を得た記事ではなく、ただ単に人気のある記事が並ぶのだ。その一方、昨年ディグは人気コンテストに成り下がっているとして多くの批判を受けた。そう考えると結果は似たり寄ったりになる可能性もある。コメント機能を持っていないため、スポットプレックスが自らをソーシャルサイトとして位置づけていないことが分かる。

投票と投稿を取り払うことで、ソーシャルニュースにおける大きなモチベーションの要因まで消えてしまう。ディグのユーザーは投稿した記事に対して、これは自分のモノという感情を抱いている。彼らは自分の記事が薦められることにプライドを持ち、コメントのスレッドで他のユーザーたちと交流しているのだ。

スポットプレックスはそれとは異なる価値を提供しており、この価値により、このサイトがソーシャルブックマーカーにとっては貴重なツールになり得る可能性を秘めている。コンテンツ作成者が作るネットワークでの流行のパルスになることで、ソーシャルブックマーカーには非常に有用なRSSフィードが用意されるようになるのは確実だ。同様に、彼らのサイト上のニュースすべてにリンクが用意されており、メジャーなソーシャルブックマーキングサイトでソースを共有することができるのだ。こういった相互的な運用性はいつの日かディグやNetscape(ネットスケープ)やReddit(レディット)に提供されたらいいなと私が夢見ていたものだ。

我々は、コンテンツを見つけ、投稿するユーザーが作りだしてくれた価値を軽視してはいけない。これは私がネットスケープから料金をもらってコンテンツを探し、投稿しているから言っているわけではない。このため、スポットプレックスがディグに取って代わる存在だとも思えないし、ソーシャルニュースの未来形だとも思えない。ソーシャルニュースの未来は、ニュースに対してソーシャル的になれる方法がユーザーにより多く提供されると信じている。減らされるとはどうしても考えられない。ただし、同時にソーシャルニュース中毒者にとっては貴重なツールになる可能性も否定できない。

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1コメント

未来のソーシャルニュースは自動化?…

記事にも書かれている通り、ある程度の自動化は行われるだろうけど、ソーシャルな部分まで取り除かれたら魅力は無くなると思う。 (more…)