Wednesday, 19 November, 2008

PRにメディアリレーションは必要?

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2月 16日 at 4:00 pm by エド リー -

前回のコラム、「「新」ニュースリリース」で私はPR担当者の職務内容が著しく変わったと暗に述べた。以前のPRは圧倒的に「メディアリレーション」をベースにしており、スパムメールを送り、ジャーナリストを困らせていた。

政府のPR活動、政府へのコミュニケーション(対政府広報活動)、金融業界向けの投資家向けPR活動、医療団体の医師のPR活動等、確かに内部的なコミュニケーションが多少行われていたのも事実だ。

しかし実質的にメディアを買い上げることが広告業界を支えているのと同様に、ハイレベルな戦略のコンサルタントに埋もれながら、メディアリレーションがPR活動を支えてきたのだった。

しかしソーシャルメディアがこの構造をひっくり返した。

ターゲットの増大

まず始めに、ブログの登場によりメディアの規模が爆発的に拡大された。ニュースリリースや「宣伝」を送る50人から75人のジャーナリストのリストを持つかわりに、今では我々のクライアントやその競合相手、さらに業界自体に関する記事を書く人々が1000人単位、少なくとも100人単位で存在している。

自転車の鍵を二色ペンでこじ開けることができる」という1本の投稿が企業の株価を下げることもあり得る。そのため、もしPR代理店がこの記事に気づかなかった場合、彼らとの契約を解除しても全く問題ない。

その反面、あなたがワインを作っているとして、100人のブロガーにワインを1本づつ送れば、棚の小さなスペースに置かれている程度だったブランドが、世界的なブランドに成長する可能性も秘めている。

ブログコミュニティ、特に我々が取り扱っているブランドのコミュニティは非常に重要だ。主流メディアは常に話題を求め、ブログを探し回っている。Techcrunch(テッククランチ)のようなブログはFinancial Times(ファイナンシャル・タイムズ)Wall Street Journal(ウォールストリート・ジャーナル)が店頭に並ぶ前に大きなニュースを発表している。つまり、PR企業はOPMLファイルの質、そしてFilofax(ファイルファックス)を埋める名刺の質で判断されるようになるということだ。

直接オーディエンスとコミュニケーションを取る

ソーシャルメディアがPRを変えたもう1つの点は、PR業界がクライアントの消費者とコミュニケーションを取る際にもはやメディアを当てにしなくなったことだ。

これはすごいことだ。

ソーシャルメディアはPRの拠り所、メディアリレーションを無力にしてしまった。ニュースリリースを書いて、承認してもらうのが古いやり方、つまり、メディアが広報担当を鍛え、PR業界がメディアに宣伝するのだ。拒否される痛みや実際のインタビューによる高揚感を味わう。まずインタビューの手配を調整し、確認し、それから広報担当者を伴ってインタビューに出かける。そしてこれから出てくる記事のことを考え、鼻息を荒くして待つことが常だった。

最近では、カリスマ性のある経営者をワードプレスやポッドキャストの装置の前に座らせ、自分が取材したいと思った事柄すべてを自分一人で配信することもできる。私は物事をシンプルにすることを心がけている。単純化、これは誰もが望んでいたことに数えられるのではないだろうか。ポッドキャストを始めるならここに詳細が用意されている。

未来

とは言え、伝統的なメディアの未来が必ずしもお先真っ暗だというわけではない。多くの企業やPR代理店はソーシャルメディア現象を受け入れるのに時間がかかっている。IE7の登場を受け、RSSの利用が始まると予測されていたが、未だ利用されていない。ブログに対して未だに警戒しており、ポッドキャストを聞いている人はごく僅かだ。

これからのPRはメディアリレーション戦略の担当者、ソーシャルメディアの医師(なぜ、医師かって?それは彼らの指は脈に触れているからだ・・・)、そしてブランド戦略の担当者がスクラムを組んで一体となって取り組む必要がある。なかなか実現しそうにない、というのが私の本音だ。

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