Tuesday, 6 January, 2009

オンラインでの性犯罪者との戦い、ブログに影響する恐れあり

2月 1日 at 3:38 am by ローレル ファンフォッセン -

ロイター通信が掲載した「議員の狙いはネット上の性犯罪者」によると、米国の法律が改正され、ネット上の性犯罪者を通常の性犯罪者と同様に扱うようになるようだ。

火曜日、米上院議員は性犯罪者のメールアドレスやIMアドレスを警察当局に登録させることを義務化する提案を行った。これは人気のあるMySpace(マイスペース)等のソーシャルインターネットサイトを悪用した犯罪から子供たちを守るためだ。

上院と下院で提案されたこの法律は司法省にも通す必要がある。そうすることで商用ソーシャルネットワークウェブサイトがメンバーのアドレスを全米性犯罪者登録リストにある人物と照らし合わせることができるシステムを策定するためだ。

この法律では犯罪者がオンラインコミュニケーションで自分の身分を偽ると最高で10年の禁固刑が言い渡される可能性もある。刑務所から釈放され、保護観察に置かれると執行猶予期間は無効になるようだ。

この法案によると、また、ネット上で未成年を誘い出し違法な性行為を行うために、18歳以上の人間が自分の年齢を偽ることも犯罪となる。

この動きはネット上の性犯罪者から、ソーシャルネットワークサイトでブログをしたり、遊んでいる子供たちを保護するよう、とりわけマイスペースに対して求めた裁判が行われて以来不安が広がるようになり、これに政府が対応したものだ。

マイスペースおよびFacebook(フェイスブック)はこの法案を支持しているが、私はブロガーに及ぶ影響のことが心配だ。

この法案に関係があるのは誰だろう?子供を守る義務をブログネットワークサービスに与える背景にある見解は脇に置いておこう。それでは、どのブログネットワークが対象になっているのだろうか?先生や教育者が自由にブログをしているコミュニティー、Edublogs.org(エデュブログ)はどうだろうか?WordPress.com(ワードプレス)はどうだろうか?Blogger(ブロガー)LiveJournal(ライブ・ジャーナル)はどうだろうか?これらのサイトも法案の対象内と見なされているのだろうか?

ソーシャルネットワークサイトに登録する人全員が、参加を許可される前にリストに載っているかどうかチェックされるのだろうか?リスト上の人物がサイトにいるなら、あるいは偶然にいるなら誰がそれを確認するのだろうか?メールアドレスは誰にでも手に入れることができるが、メールアドレスを登録するなら、どのように管理するのだろうか?性犯罪者が18個のメールアドレスを持っているのに5個しか登録していない可能性もあり、こういった場合はいったい誰が確認できるのだろうか?メールサービスの提供企業もリストをチェックしなければならないのだろうか?また、余談だが、無料メールドレスを使うときに、本名を使っている人はいるのだろうか?

記事には「商用ソーシャルネットワークウェブサイト」と記載されているが、ブロゴスフィア自体もウェブ上のソーシャルネットワークに数えられる。フォーラムも一種のソーシャルネットワークサイトだ。多くのブロガーがサイトに広告を載せている。広告を載せた時点でブロガーが商業的な考えでブログしているかどうかは関係なく、商用になってしまう。フォーラムと組み合わせれば、ブログも立派な商用ソーシャルネットワークサイトだ。

これは自分のサイトをホストしている個々のブロガーにまで及ぶのだろうか?子供たちがブログのコメントやフォーラムで交流することができるように子供たちが好きそうなサイトを作っているブロガーもいるのではないだろうか?こういったブロガーの中にはコメントを残すために読者をサイトに登録させる人がいても不思議ではない。こういったケースでは使用可能なメールサイトが提供されている。性犯罪者は手始めにこういったメールアドレスを使って未成年と連絡を取る可能性もある。

子供の関心を集めていないブロガーについてはどうだろうか?警告標識を立てたり、法律を破ってしまう恐怖感に駆られて、命令に従い、子供が参加していないか確かめなければいけないのだろうか?

この法案により、我々はブログのコメントに同意書を追加し、コメンターが未成年かどうか明らかにしなければならないのだろうか?また、ブログにさらに防護対策を講じなければならないのだろうか?それとも対象としているのは「メジャーな商用ブログ」のみであろうか?

これらのデータベースのアクセス権を持っている人はいるのだろうか?あるいはブログに登録している人とデータベースをチェックすることが求められている人はいるのだろうか?誰がチェックするのだろうか?

もしリストアップされている場合、彼らに印がつけられているか否かはどうすれば把握できるのだろうか?「幼児性虐待者」や「私はオンライン性犯罪者です」のようなバッジをメールやチャットに表示しなければいけないのだろうか?

この法案の問題点は、この法案が有罪判決を受けた性犯罪者の登録のみを取り上げていることだ。多くの性犯罪者がいまだに逮捕されておらず、引き続き犯行を繰り返しているのだ。リストに載っていない犯罪者から子供たちをどのように守ることができるのだろうか?

また、国際的な性犯罪者についてはどうだろう?イングランドにいる幼児性犯罪者がカナダで犯行に及ばないように、世界中のどこにでもアクセスすることができる人はいるのだろうか?

オンラインで子供を守らなくてはいけない

子供を性犯罪者から守るのは間違いなく家にいる時点から始めることになる。かつて大人は、子供たちに対して、見知らぬ人や、猛獣や、猛毒を持つ虫や植物に対してのみ気をつけるように注意していた。

今日では、見知らぬ人や、猛獣や、猛毒を持つ虫や、植物だけでなく、麻薬、近所、町の危ないエリア、映画、友達、ウェブサイト、ブログ、IM、チャット、ソーシャルネットサークサービス、ソーシャルブックマークサービス、アダルトビデオ、仲間からのプレッシャー、大人、そして他の子供に対しても気をつけるように注意しなければならない・・・。親として子供を育てるのがかつてないほど難しくなった。

それでも、大人が「やめろ」と言えば、子供はどうするのだろうか?コンピューターにしがみついている最近の子供たちは、その多くがブロック機能をすり抜ける喜びを得ながら成長している。そのためブロック機能はもう役に立たない。それどころか新しい暗号解読者やハッカー、そしてウィルス作成者の台頭を後押ししている。

あなたは新たな法律やリストがオンライン性犯罪者の犯行を防げると考えているのだろうか?ブログやフォーラム、あるいはお気に入りのソーシャルネットワークあるいはソーシャルブックマークサイトがこの法案の影響を受けると思っているのだろうか?

オンラインの性犯罪を止めるには何をすればいいのだろうか?

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ローレル・ファンフォッセンはLorelle on WordPress(ローレル・オン・ワードプレス)でブログやワードプレスに関するブログを書いている。また長年ワードプレスを献身的に支えている。ローレルは頻繁に旅に出ており、「カメラを持って出かけよう」では自身のトレーラー生活についてレポートしている。さらに「私の家族の歴史」では自分の家族の歴史や家系図に関する記事を投稿している。他にも多数のブログや同人サイト、雑誌等にも投稿している。

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